オロミア州
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オロミア州 Oromiyaa | |||
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From top, left to right: Oromia Cultural Center, Irreechaa, Sof Omar Caves, Wonchi Lake, Bale Mountains National Park and lake Shalla | |||
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国 | エチオピア | ||
州都 | アディスアベバ | ||
面積 | |||
• 合計 | 298,164.29 km2 | ||
面積順位 | 2位 | ||
人口 (2023年推計)[2] | |||
• 合計 | 40,884,000人 | ||
• 密度 | 140人/km2 | ||
等時帯 | UTC+3 (EAT) | ||
ISO 3166コード | ET-OR | ||
HDI (2017) |
0.448[3] low · 8th |
オロミア州(アムハラ語: ኦሮምያ ክልል)は、エチオピア中部の州。 面積は29万8164km2で、2023年の推定人口は4084万4000人[2]。 人口密度は137.1人/km2。 エチオピアの全ての州・自治区の中で最多の人口を持つ。 州都はアディスアベバ(2005年までアダマ)。 公用語はオロモ語。 1995年に民族ごとに州が再編された際、オロモ人が多数を住める地域をまとめて組織された。
地理
[編集]- 北:アムハラ州
- 北:アファール州
- 北東:ディレ・ダワ
- 東:ソマリ州
- 南東:マンデラ(ケニア)
- 南:ワジール(ケニア)
- 南西:マルサビット(ケニア)
- 南西:南エチオピア州
- 南西:シダマ州
- 南西:中部エチオピア州
- 西:ガンベラ州
- 西:上ナイル州(南スーダン)
- 北西:ベニシャングル・グムズ州
民族
[編集]1995年、バレ州、ハラルゲ州、イルバボール州、カファ州、シェワ州、シダモ州、およびウォールガ州からオロモ人多数地域を分離して作られた。
紛争
[編集]隣接するソマリ州のソマリ人とオロモ人との間では、州境付近の土地や資源管理の問題で争いが続いていたが、2017年9月には百人単位の死者が生じる衝突に発展。この衝突により双方で100万人の避難民が発生した[5]。
2021年現在、州内にはオロモ解放軍(OLA)など反政府武装組織が存在する[6]。
宗教
[編集]人口
[編集]その他
[編集]世界中で消費されるコーヒー豆のうち最大のシェアを持つアラビカ種の原産地であり、現在でも野生で自生している[8]。
脚注
[編集]- ^ “Ethiopia: Administrative units”. GeoHive.com. 2016年9月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月11日閲覧。
- ^ a b c “Population Size by Sex Zone and Wereda July 2023” (pdf). エチオピア統計局. 2023年9月11日閲覧。
- ^ “Sub-national HDI - Area Database - Global Data Lab” (英語). hdi.globaldatalab.org. 2018年9月13日閲覧。
- ^ Sebat Bet Gurage、Soddo Gurage、Silt'eを含む。
- ^ “エチオピア、民族衝突で100万人避難”. AFP (2018年2月6日). 2018年6月28日閲覧。
- ^ “エチオピアが非常事態宣言 内戦緊迫、市民に自衛呼びかけ”. 毎日新聞 (2021年11月3日). 2021年11月3日閲覧。
- ^ City Population閲覧日:2016年8月23日
- ^ 『コーヒーの科学 「おいしさ」はどこで生まれるのか』講談社ブルーバックス。