オン・ザ・ロード・アゲイン (キャンド・ヒートの曲)
「オン・ザ・ロード・アゲイン」 | ||||||||
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キャンド・ヒート の シングル | ||||||||
初出アルバム『ブギー・ウィズ・キャンド・ヒート』 | ||||||||
B面 | Boogie Music | |||||||
リリース | ||||||||
規格 | 7インチ・シングル | |||||||
録音 | ロサンゼルス、リバティ・スタジオ(1967年9月6日) | |||||||
ジャンル | ブルースロック | |||||||
時間 | ||||||||
レーベル | リバティ・レコード | |||||||
作詞・作曲 | フロイド・ジョーンズ、アラン・ウィルソン | |||||||
プロデュース | ダラス・スミス[1] | |||||||
チャート最高順位 | ||||||||
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キャンド・ヒート シングル 年表 | ||||||||
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「オン・ザ・ロード・アゲイン」(On the Road Again)は、キャンド・ヒートが1968年に発表した楽曲。
概要
[編集]シカゴのブルース・ミュージシャン、フロイド・ジョーンズは、トミー・ジョンソンの戦前のブルース「Big Road Blues」を作りかえて、1951年に「Dark Road」を発表した(なおキャンド・ヒートは、ジョンソンの「Canned Heat Blues」から自分たちのバンド名をつけた[2])。さらにレコード会社からの要請があり、ジョーンズは1953年に「オン・ザ・ロード・アゲイン」というタイトルでリメイクした。
1967年4月、キャンド・ヒートはオリジナル・メンバーのドラマーのフランク・クックと共に、ジョーンズの「オン・ザ・ロード・アゲイン」をシカゴのRCAスタジオで一度デモ録音している。その後、ドラマーはアドルフォ・デ・ラ・パラに代わり、同年9月6日、ロサンゼルスのリバティ・スタジオで再録音を行った。このときアラン・ウィルソン(Alan Wilson)は歌詞を付け加えた。ウィルソンはサイケデリックな色調にするため、南アジアの楽器であるタンブーラを弾いた。そしてバンドのボーカリストのボブ・ハイトにかわり、リード・ボーカルをとり、ハーモニカも吹いた。
1968年1月22日発売のアルバム『ブギー・ウィズ・キャンド・ヒート』に収録され、同年4月24日にシングル・カットされた。シングル・バージョンはアルバム・バージョンより1分以上短くされた。
ビルボード・Hot 100で16位を記録したほか、世界各国でヒットした。チャートの記録は以下のとおり。イギリス(8位)、カナダ(8位)、オーストラリア(9位)、フランス(7位)、西ドイツ(13位)、ベルギー(5位)、スイス(3位)など。
1969年、キャンド・ヒートはウッドストック・フェスティバルに出演。2009年に発売されたブルーレイ『Woodstock: 3 Days Of Peace And Music: The Director's Cut』に本作品の演奏場面が収録された[3]。
「E/G/A」のギター・リフは本作品以降、ロック・ミュージックにおいて広く知られるようになった[4]。
脚注
[編集]- ^ a b 45cat - Canned Heat - On The Road Again / Boogie Music - Liberty - USA - 56038
- ^ Koda, Cub (1996). Erlewine, Michael. ed. All Music Guide to the Blues. Miller Freeman Books. p. 142. ISBN 0-87930-424-3
- ^ Woodstock: 3 Days Of Peace And Music: The Director's Cut (2009, 40th Anniversary Ultimate Collector's Edition, Amazon Exclusive, Blu-ray) | Discogs
- ^ Palmer, Robert (1981). Deep Blues. Penguin Books. p. 231. ISBN 0-14-006223-8