コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

オープン・シーズン (バンド)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

オープン・シーズン(Open Season)は2000年にベルンスイス)で結成されたレゲエスカバンド。「スイスの野外音楽フェス常連の優れたバンド」[1]、「スイスのナンバー1レゲエ・スカバンド」[2]などの評価を得ている。

来歴

[編集]

2000年に一部のメンバーが「Nestor」という名前でバンドを結成し、2001年から現在の名前となった。スイス国内の野外音楽フェス Gurtenfestival(ベルン)のメインステージ[3]やSt. Gallenフェス、Gampelフェスを含む国内外のコンサートで500回以上の演奏実績がある[4]

シングル1枚(Rocksteady Fever、2002年)、スタジオ・アルバム1枚(Each Day、2003年)を発表後、ライブ・アルバム1枚(Open Season Live!、2004年、枚数限定生産)を発表。2005年には、2枚目のスタジオ・アルバム「Hot And Fire」を発表。2006年3月にシングル「Step By Step」で新曲2曲を発表。2008年のアルバム「Here We Go」の先行シングルカットとして、2007年11月2日に「I Lost My Phone」を発表。2009年には、60年代のスカとロックステディを指向した楽曲に特化した限定アルバム「Get Ready - Pure Vintage Scorchers」を発表[5]。シングル「Hey Darling」の発表に続き、2010年10月にはオールドスクールからモダンに至る要素を採り入れ、Admiral James TのDala Studioで収録されたスタジオ・アルバム「Louder!」を発表[4]。2013年と2014年には、先行シングルとしてそれぞれ「Beyond My Wildest Dreams」と「All Eyes on You」(前者はダウンロードのみ)を発表。2014年11月には、レゲエだけでなく、インド音楽、ダンスホールダブも採り入れた「Boombay」を発表[1]

当バンドの音楽スタイルは、初期のジャマイカ風スカやロックステディの60年代風レゲエを長らく指向してきたが、アルバム「Hot And Fire」ではエレクトロニックスクラッチ (DJ)英語版も採用した。「Here We Go」以降、よりモダンでフリースタイルに変化している。アルバム「Boombay」では初めてインド音楽を採り入れた。全5曲を収録したアルバム「Come Closer. Sweet Lovers Rock」は、内1曲がラヴァーズ・ロックへのオマージュとなっている。

メンバー

[編集]

ディスコグラフィー

[編集]

シングル

[編集]
  • 2002: Rocksteady Fever (Leech Records)
  • 2006: Step By Step (Leech Records)
  • 2007: I Lost My Phone (Leech Records)
  • 2010: Hey Darling (Leech Records)
  • 2013: Beyond My Wildest Dreams(ダウンロードのみ)
  • 2014: All Eyes on You

アルバム

[編集]
  • 2003: Each Day (Leech Records)
  • 2004: Live (Leech Records)
  • 2005: Hot and Fire (Leech Records)
  • 2006: Japanese Special Edition (ディスクユニオン
  • 2008: Here We Go (Leech Records)
  • 2009: Get Ready - Pure Vintage Scorchers (Leech Records)
  • 2010: Louder! (Leech Records)
  • 2014: Boombay
  • 2016: Party Squad
  • 2020: Rocksteady
  • 2021: Come closer. Sweet Lovers Rock

脚注

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ a b Open Season live im Reggae Special - Reggae Special” (ドイツ語). Schweizer Radio und Fernsehen (SRF). 2022年10月17日閲覧。
  2. ^ Open Season” (英語). Swiss Music Guide. 2022年10月17日閲覧。
  3. ^ Gurtenfestival Bern” (ドイツ語). Gurtenfestival Bern (2022年10月17日). 2022年10月17日閲覧。
  4. ^ a b Lenz, Christoph (2010年10月21日). “Dreiviertelperfekt” (ドイツ語). Der Bund. 2022年10月17日閲覧。
  5. ^ Lenz, Christoph (2009年10月2日). “Alles ganz anders – alles wie früher” (ドイツ語). Der Bund. 2022年10月17日閲覧。

外部リンク

[編集]