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オーベルスト・ブレヒト (哨戒艇)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
オーベルスト・ブレヒト
基本情報
建造所 コルノイブルク造船所ドイツ語版
運用者 オーストリア軍
艦種 哨戒艇
艦歴
進水 1958年1月20日
就役 1958年10月14日
退役 2006年8月1日
要目
排水量 10トン
全長 12.3m
最大幅 2.51m
吃水 0.75m
機関 ディーゼルエンジン(145PS)× 2基
出力 290PS
速力 14.5ノット
燃料 300リットル
航続距離 300km
乗員 5名
兵装 M2 12.7mm単装機銃 × 1
カールグスタフ無反動砲 × 1
ステアーAUG 5.56mmアサルトライフル × 4
80mmスモークグレネードランチャー × 2
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オーベルスト・ブレヒト: Oberst Brecht, A601)は、オーストリア陸軍哨戒艇。艇名は技官のフリードリヒ・ブレヒト大佐(Friedrich Brecht-Labrès 1908年12月11日 - 1958年4月10日)にちなむ[1]

艦歴

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オーベルスト・ブレヒトは、ニーダーエスターライヒ州コルノイブルクドイツ語版コルノイブルク造船所ドイツ語版で建造され、1958年1月20日に進水、同年10月14日に就役し、オーストリア軍に引き渡された。オーベルスト・ブレヒトはドナウ川警備用哨戒艇9隻のうちの1番艇として調達されたが、予算の都合により2隻目のニーダーエスターライヒ(Niederösterreich A604)のみで調達はキャンセルされ、この2隻により哨戒艇戦隊ドイツ語版が編成された[1]

2003年から2004年にかけて近代化改修が行われ、艦橋窓やマストの変更、ダズル迷彩による塗装等が行われた。2006年8月1日に退役し、ウィーン軍事史博物館に引き渡されて「ニーダーエスターライヒ」とともに保存されている[2][3]

脚注・出典

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  1. ^ a b Patrouillenbootestaffel”. Heeresgeschichtliches Museum. 2021年1月10日閲覧。
  2. ^ Patrouillenboot / Pionierboot”. Bundesheer. 2021年1月11日閲覧。
  3. ^ Niederösterreich im Heimathafen auf korneuburg.gv.at, abgerufen am 5. Juni 2014

関連項目

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