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オール・レベリオン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

オール・レベリオンALL REBELLION)は日本のプロレス団体であるプロレスリング・ノアで活動するプロレスラーのチームユニット)である。略表記はA.R.2024年5月7日結成。

キャッチフレーズは「すべては革命のために。すべてはノアのために」[1]。イメージカラーは銀色

略歴[編集]

2024年[編集]

2024年5月4日両国国技館大会で、GHCヘビー級王者イホ・デ・ドクトル・ワグナー・ジュニア清宮海斗が挑戦し、勝利して同王座を奪取。直後、リング上のマイクパフォーマンスで「プロレスリング・ノアをプロレス界のトップにする。そのために団体に変化を起こす。リベリオン宣言だ」と発言した[2]

試合後の控室で、清宮の前に拳王が出現し、清宮の発言に共感を示した。すると清宮は「力を貸してほしい」と、拳王に共闘を呼びかけた。これに拳王が呼応し、チーム結成に動き出す[2]

過去に清宮と拳王は2度ほど共闘関係にあった[3]が、いずれも瓦解しており、以降は対立が続いていた。とくに2024年4月は拳王が清宮を激しく挑発し、シングルマッチへと発展。清宮が勝利していた。のちに拳王は対立から共闘へ動いた経緯として、これまでの清宮と考え方が変わり子供から大人の考え方になったこと、さらにノアに変化を起こして業界トップを目指すという考えが同じだったことを挙げている。

5月7日に行われた公開記者会見で、清宮と拳王がそろって登場し、正式にチームとして始動していくことと、チーム名を「オール・レベリオンALL REBELLION)」としたことを発表した。レベリオン(REBELLION)は「反乱」「反抗」などの意味がある英語由来の外来語で、5月4日のGHCヘビー級王座奪取後に清宮が発した「レベリオン宣言」から取られている[4]

また会見途中にアレハンドロクリストバルが登場し、共闘を懇願。清宮が快諾し、拳王もそれを認めたため、4人でのチーム結成となった。なおクリストバルは、5月4日大会でアレハンドロの試合後に突如として現れて、敗北したアレハンドロに手を差し伸べた正体不明の覆面レスラー。この会見で初めてリングネームが明かされている[4]

5月18日横浜ラジアントホール大会で、清宮とアレハンドロがタッグを結成し、オール・レベリオンとして初戦を迎える。佐々木憂流迦&大和田侑と対戦し勝利、白星発進となった[1][5]

5月21日後楽園ホール大会では清宮・拳王・アレハンドロ・クリストバルの4人が初めて揃い踏みとなり、大岩陵平&佐々木憂流迦&近藤修司&Eitaと対戦。オール・レベリオンの4人が新たに銀色を基調にしたコスチュームに身を包んで登場し、会場を沸かせたが、試合は黒星を喫した[6][7]

試合後、清宮が大岩に加入を要請する。2023年晩夏から清宮と大岩はタッグを結成しており、2024年のVictory Challenge Tag Leagueでは同タッグで優勝を果たしている。そのため清宮の新チーム発足により、大岩の去就が注目されていた。清宮の要請に対し、大岩は握手をして加入要請に応じ、拳王ら他メンバーも認めたため大岩の加入が決定。しかし直後に拳王らがマイクで演説していたときに、拳王や清宮らメンバーを大岩が攻撃。加入を取り下げて拒否すること、清宮とは絶縁して対立していくことを宣言した。なお絶縁宣言直後にGood Looking Guysが登場し、リーダーのジェイク・リーが大岩を同チームへ勧誘したが、これも大岩は拒否した[7]

メンバー[編集]

  • 清宮海斗 - 2024年5月7日〜(設立メンバー、発起人、リーダー格)
  • 拳王 - 2024年5月7日〜(設立メンバー、発起人、リーダー格)
  • アレハンドロ - 2024年5月7日〜(設立メンバー)
  • クリストバル - 2024年5月7日〜(設立メンバー)

旧メンバー[編集]

タイトル歴[編集]

GHCヘビー級王座

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]