カヌーサ通り
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カヌーサ通り[1](カヌーサどおり、英語 Canusa Avenue、フランス語 rue Canusa)は、北米にある道路。ケベック州道247号線の一部。その名(Canusa)が示すように、カナダ(Canada)とアメリカ合衆国(USA)との国境となっている。
カヌーサ通りは、国境にまたがるビービプレイン(en:Beebe Plain)という村の中を北緯45度線に沿って東西に走っている。通りでは、黄色いセンターラインが国境線となっている[2]。通りの北側はカナダ、ケベック州であり、南側はアメリカ合衆国、バーモント州である。国境線上に壁、フェンスなどの物理的な障壁はない。
通りの西端(北緯45度00分21.0秒 西経72度08分30.5秒 / 北緯45.005833度 西経72.141806度)はT字路になって終わっている。T字路の北側にカナダの国境検問所(カナダ国境サービス庁所管)があり、カヌーサ通りをはさんでその反対側にアメリカの国境検問所(アメリカ合衆国税関・国境警備局所管)がある(en:Beebe Plain-Beebe Border Crossing)。
2009年、アメリカ側が国境警備を強化したため、カヌーサ通りを横断する際にはパスポートの携帯が必要になった[2]。
近隣には、国境線をまたぐように建てられてた図書館・劇場(en:Haskell Free Library and Opera House)もある。
脚注
[編集]- ^ 「カヌーサ」との表記は、フランス通信社のビデオニュース“US-Canada border tensions over the road”中の英語の発音をカタカナ化した。
- ^ a b US-Canada border tensions over the road、フランス通信社、2009年