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カブダチアッケシソウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カブダチアッケシソウ
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: ナデシコ目 Caryophyllales
: アカザ科 Chenopodiaceae
: アッケシソウ属 Salicornia
: カブダチアッケシソウ S. pacifica
学名
Salicornia pacifica Standl. (1916)[1]
シノニム
和名
カブダチアッケシソウ
英名
American Glasswort

カブダチアッケシソウ(株立ち厚岸草、学名: Salicornia pacifica)はアカザ科アッケシソウ属の多年性草本。北アメリカ原産で、日本では外来種帰化植物)として一部地域で定着している。

分布

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北アメリカを原産地とする[4]

日本では1980年に東京都江東区東京湾で渡辺暸が発見し、浅井康宏が和名を付けて発表した[4]

特徴

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海岸に生育する。無毛の多年草[4]。根茎は横に這って木質化する[4]

根元から茎を伸ばしてマット状の株となる様子が和名の由来となっている。花期は7月で、在来種アッケシソウとは異なり、茎は鮮やかな赤色にはならず[4]、茶褐色になるだけである。

脚注

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参考文献

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  • 植村修二、勝山輝男、清水矩宏、水田光雄、森田弘彦、廣田伸七、池原直樹『日本帰化植物写真図鑑 第2巻』全国農村教育協会、2010年12月24日。ISBN 978-4-88137-155-8  pp.46-47
  • 清水建美 編『日本の帰化植物』平凡社、2003年3月。ISBN 4-582-53508-9