カプロニ・ヴィッツォーラ C-22J
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カプロニ・ヴィッツォーラ
C-22J ヴェンチューラ
- 用途:練習機
- 製造者:カプロニ・ヴィッツォーラ
- 初飛行:1980年7月21日[1]
- 生産数:2機
カプロニ・ヴィッツォーラ C-22J ヴェンチューラ(Caproni Vizzola C22 Ventura)は、イタリアで軍用練習機向けに開発された小型ジェット機である。
本機は通常のグライダーの機体構成を持ち外見的にはカプロニ社のグライダーであるカリフに似ていたが、ヴェンチューラはほぼ全体が金属製であった。訓練生と教官は幅広のキャノピーの下で並列に座り、高翼配置の細長い主翼下面にはハードポイントを備えていた。降着装置は引き込み式の首車輪形式であった[2]。
1981年にアグスタ社がC-22計画の50%を買い取り、前線航空管制やELINT任務にも使用可能な偵察機である新型のC-22Rを提案した。基本型であるC-22J練習機は1980年[1]と1982年9月のファーンボロー航空ショーに展示されたが、顧客の興味を引くことができずに提案されたC-22Rが実際に製作されることはなかった。
要目
[編集](C-22J)
- 乗員:2名
- 全長:6.19 m (20 ft 3 in)
- 全幅:10.00 m (32 ft 10 in)
- 全高:1.88 m (6 ft 2 in)
- 翼面積:8.8 m2 (94 ft2)
- 空虚重量:720 kg (1,590 lb)
- 全備重量:1,135 kg (2,500 lb)
- エンジン:2 × マイクロターボ TRS 18-046 ターボジェットエンジン、1.0 kN (220 lbf)
- 最大速度:
- 巡航速度:>482 km/h (299 mph)
- 巡航高度:7,600 m (24,930 ft)
- 航続距離:740 km (460 miles)
- 上昇率:9.1 m/s (1,810 ft/min)
- 武装:
- ハードポイント:250 kg (551 lb) まで
脚注
[編集]参考文献
[編集]- Braybrook, Roy (1981). “Trainer with a difference-1:The Caproni Vizzola C-22J”. Air International. Vol (Bromley, UK: Fine Scroll) 20 No 2 (February 1981): pp. 59–65. ISSN 0306-5634.
- Taylor, Michael J. H. (1989). Jane's Encyclopedia of Aviation. London: Studio Editions. pp. 921
- World Aircraft Information Files. London: Bright Star Publishing. pp. File 891 Sheet 12