カレ=プルゲール
Carhaix-Plouguer | |
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行政 | |
国 | フランス |
地域圏 (Région) | ブルターニュ地域圏 |
県 (département) | フィニステール県 |
郡 (arrondissement) | シャトーラン郡 |
小郡 (canton) | カレ=プルゲール小郡 |
INSEEコード | 29024 |
郵便番号 | 29270 |
市長(任期) |
クリスティアン・トローデック (2008年-2014年) |
自治体間連合 (fr) | fr:Communauté de communes du Poher |
人口動態 | |
人口 |
8 156人 (2008年[1]) |
人口密度 | 316人/km2 |
住民の呼称 | Carhaisien, Carhaisienne |
地理 | |
座標 | 北緯48度16分42秒 西経3度34分02秒 / 北緯48.278334度 西経3.567223度座標: 北緯48度16分42秒 西経3度34分02秒 / 北緯48.278334度 西経3.567223度 |
標高 |
平均:104m 最低:69m 最高:169 m |
面積 | 25.81km2 |
公式サイト | Site officiel |
カレ=プルゲール (Carhaix-Plouguer、ブルトン語:Karaez-Plougêr)は、フランス、ブルターニュ地域圏、フィニステール県のコミューン。
地理
[編集]カレ=プルゲールは、コルヌアイユ地方を構成するエリア、ポエル(fr)に属する。北をアレ山地、南をノワール山地にはさまれている。西になだらかになる標高約400mの高原に市街が広がる。この高原は北をイエール川谷によって阻まれている(ローマ時代、標高60mの地点でイエール川を渡るために橋がかけられた)。
フランス革命後にコミューンとなったカレとプルゲールは、1956年に合併してカレ=プルゲールとなった。
由来
[編集]コルヌアイユ伯爵が署名した憲章において、『サン・キジュー教会の場所、Caer Ahesに近いヴィッラを贈り物とする』(don d'une villa située près de Caer Ahes, dans laquelle se trouve l'église de sanctus Kigavus)との記載が残る。これがカレの最古の記載である。ブルトン語ではKaraezとなる(11世紀のコルヌアイユ伯オエルの憲章ではCarahesとつづられた。これは『要塞化された場所』を意味する言葉kaerに接頭辞が付いたものである)。カレは確かに、中世の文書に記されたCarahesを背景にもつコミューンである。
19世紀、住民はKaer AhèsのAhèsとは失われた都・イスを治めていたグラドロン王の娘のことだと信じていた。
歴史
[編集]歴史家たちは、ガロ=ローマ時代にガリア系のオシスミ族の主要なまちであったVorgiumが現在のカレであると認めている。Vorgiumについて2世紀の地理学者プトレマイオスがふれている。また、タブラ・ペウティンゲリアナにも記されている[2]。
1830年、ナント・ア・ブレスト運河が開通すると、この地方はスレート岩の切り出しと農業で栄えた。20世紀初頭には、規模の大きな家畜市場で有名だった。19世紀末から20世紀初頭、ブルターニュ鉄道線路事業(fr)の中心にすえられ(カレを中心としてガンガンやモルレー、カンペールへの路線があった)、鉄道の保守点検の部門を備えたジャンクションとなった。
ブルトン語
[編集]2004年9月27日、カレ=プルゲール議会はブルトン語の日常生活での使用を促進するYa d'ar brezhoneg憲章を批准した。2007年秋、コミューンの児童のうち24.2%がブルトン語・フランス語の二言語学校Diwanに在籍していた[3]。カレの位置がブルターニュ西部の中心となるため、授業の大半がブルトン語で行われるDiwanのリセを設置する要素となっている。
経済
[編集]ダンボール製造、アグロビジネス、サービス業、行政サービス、インキュベーション事業、鉄道の旅客事業が行われている。
人口統計
[編集]1962年 | 1968年 | 1975年 | 1982年 | 1990年 | 1999年 | 2006年 |
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6 065 | 7 049 | 8 210 | 8 591 | 8 198 | 7 655 | 7 676 |
観光
[編集]- サン=ピエール・ド・プルゲール教会 - ゴシック様式とルネサンス様式。南入り口の馬蹄型アーチはゴシック・フランボワイヤン様式。
- サン=トレムール教会 - ネオ・ゴシック様式。
- ヴィエイユ・サリュ・フェスティヴァル(fr) - 毎年7月半ばに開催される、フランス有数のロック・フェスティヴァル。約20万人の観客が訪れる。2011年はスコーピオンズ、イェール、サイプレス・ヒル、ルー・リード、ケミカル・ブラザーズなどが出演した。
姉妹都市
[編集]脚注
[編集]- ^ populations légales 2008 sur le site de l’INSEE
- ^ Bernard Tanguy, "Des cités et diocèses chez les Coriosolites et les Osismes", Bulletin de la Société archéologique du Finistère, tome CXIII, 1984
- ^ Ofis ar Brezhoneg: Enseignement bilingue
- ^ "Évolution et structure de la population (de 1968 à 2007)" (PDF). Insee. 2010年11月21日閲覧。
- ^ "Recensement de la population au 1er janvier 2006". Insee. 2010年11月21日閲覧。