カロリーナ・セカ
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カロリーナ・セカ | |
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2016年、日本・東京のスペイン大使館で講演 するカロリーナ・セカ Carolina Ceca | |
生誕 |
1979年8月25日 トレド県タラベラ・デ・ラ・レイナ |
住居 | 東京都 |
国籍 | スペイン |
出身校 | サラマンカ大学 |
職業 | 現代美術家・美術史家・コラムニスト |
公式サイト | http://www.carolinaceca.com/ |
カロリーナ・セカ FRSA(Carolina Ceca 1979年8月25日 - )は、東京に拠点を置く学際的なスペイン人現代美術家、美術史家、アートライター[1]である。[2][3]。
ヨーロッパや日本でのグループ展および個展で作品を発表している[4][5]。
また彼女は、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌にも数多く、特集されている。
経歴
[編集]スペインの国立サラマンカ大学で美術史の学位を取得し、現代美術に関する大学院の研究を修了した。さらに、ファインアーツと東アジアの研究も行い、2005年に日本のフェリス女学院大学に留学した[2]。 2005年から2010年の間には、日本、スペイン、モロッコ、イタリア[6]に居住した。2011年に日本で東日本大震災が起こると東京に戻り、作品の制作、文章の執筆、講義やアートセミナーなどを行っている。
作風
[編集]セカの作品は、芸術的な希少価値があると考えられている。 彼女の作品では、灰、和紙、オーガンジーなどのあら ゆる種類の天然素材を使用している。[6]
初めて日本を訪れた年に出会った人形劇団「百鬼どんどろ」[7]や暗黒舞踏に深く影響を受けていると語っている[8]。
主な作品出展・展覧会の一覧・作品上映会
[編集]- 2024年: カロリーナ・セカ展、写真美術館、アントニオ・ペレス財団、(スペイン・クエンカ・ウエテ)[9]
- 2023年: アリアンス・フランセーズ・ド・ダッカ、(バングラデシュ)
- 2022年: ロイヤル・ソサエティ・オブ・アーツ(英国王立技芸協会)(イギリス・ロンドン)[10]
- 2022年: Somos展(東京・スペイン大使館)
- 2022年: イロイロ現代美術館、(フィリピン)
- 2022年: インファンタード宮殿・グアダラハラ博物館、(スペイン・グアダラハラ)
- 2022年: サンタ・クルス美術館、(スペイン・トレド)
- 2022年: ネグロス博物館 ザ・ブラックボックス、(フィリピン)
- 2021年: Taman Ismail Marzuki、 (インドネシア)
- 2020年-2021年: On paper VI展、サン・ミケーレ城、(イタリア・カリアリ)
- 2019年-2020年: On Paper IV展、 MACC現代美術館、(イタリア・カラゼッタ)[11]
- 2018年:国際アートブックフェア(イタリア・カリアリ王宮)[12]
- 2016年:無形展(東京・インスティトゥト・セルバンテス東京)
- 2014年:無限展(東京・スペイン大使館) - 日本での初個展。
- 2010年:エスタンパ国際現代アートフェア(スペイン・マドリード)[13]
- 2009年:蜂の生命展(スペイン・トレド・サンタ・マリア・デ・メルケ)
脚注
[編集]- ^ 読売新聞(2020年4月4日)「美術展ナビ」 2020/04/04閲覧。
- ^ a b エル・コンフィデンシャル El Confidencial(2016年9月28日)「スペイン人アーティスト カロリーナ・セカ東京展とその個人コレクション」 “La artista española Carolina Ceca expone en Tokio su colección privada”.(スペイン語)。 2018/11/08閲覧。
- ^ スペイン国立放送RTVEラジオ3 番組「シグロ21」”Siglo 21”(2016年10月25日)「アートコンテナ:日本美術の誤解」Siglo 21 “Contenedores de arte: El mestizaje del arte japonés".(スペイン語)2018/11/08閲覧。
- ^ España apoya a sus artistas residentes en japón エル・ムンド、2014年2月19日、2018年11月8日閲覧
- ^ La pintora talaverana Carolina Ceca cierra la programación de exposiciones en Melque ABC、2009年10月24日、2018年11月8日閲覧
- ^ a b NHK(日本放送協会)テレビ番組「旅するスペイン語」第21章(2017年8月30日)「スペイン人芸術家 カロリーナ・セカ」。 NHK(日本語)。2018/11/08閲覧。
- ^ カロリーナ・セカ 「ミツバチの生命、仮面舞踏会」 "Carolina Ceca: La vida de las abejas / Mascarada"(16頁)、トレド、トレド県議会、 2009年、 TO-952-2009
- ^ カロリーナ・セカ「無限展」 "Carolina Ceca: Infinito”(p.4-5)、2014年、東京 スペイン大使館。
- ^ アントニオ・ペレス財団 https://fundacionantonioperez.com/intangible-aleph-y-dilemma-carolina-ceca/ (スペイン語) 2024/10/2閲覧。
- ^ スペイン歴史財団 アーティストトーク&インタビュー https://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=0gwUHEJUHCE&embeds_referring_euri=https%3A%2F%2Fcarolinaceca.com%2F&source_ve_path=MTM5MTE3LDI4NjY2 (スペイン語) 2024/10/2閲覧。
- ^ Artribune "On Paper IV" https://www.artribune.com/mostre-evento-arte/on-paper-iv/ (イタリア語) 2020/10/27閲覧。
- ^ 8. イタリア 国際アートブック展「CONTINUUM」(カリアリ王宮) 記録、Città Metropolitana di Cagliari “Mostra sul libro d’artista “CONTINUUM”” (https://www.bibliotecamonteclaro.it/2017/10/18/mostra-sul-libro-dartista-continuum/) http://www.cittametropolitanacagliari.it (イタリア語) 2017/11/08閲覧。
- ^ グループ展「エスタンパ」公式ブック(p.99) "Estampa 2010"。マドリッド、副大統領 兼 地域スポーツ文化部、2010年マドリッド地域政府広報担当官、ISBN 97884-89050-32-7