カーシー・ヴィシュヴァナート寺院
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座標: 北緯25度18分38.79秒 東経83度0分38.21秒 / 北緯25.3107750度 東経83.0106139度
カーシー・ヴィシュヴァナート寺院(カーシー・ヴィシュヴァナートじいん、ヒンディー語: काशी विश्वनाथमन्दिर、英語: Kashi Vishwanath Temple)は、インドのウッタル・プラデーシュ州、ヴァーラーナシー県の都市ヴァーラーナシーに存在する寺院。「黄金の寺院」(ゴールデン・テンプル)の異名を持っている。シヴァ神をまつっている。
歴史
[編集]この寺院の歴史は古く、スカンダ・プラーナにもその存在が言及されている。
1194年、クトゥブッディーン・アイバクによって破壊されたが、イルトゥトゥミシュの時代にグジャラートの商人によって再建された。
その後、ムスリムの君主によって破壊され、また再建されを繰り返し、1585年にトーダル・マルによって再建された[1]。
1669年、ムガル帝国の皇帝アウラングゼーブによって破壊され、その跡地にギャーンヴァーピー・モスクが建設された[2]。
1780年、アヒリヤー・バーイー・ホールカルによって、モスクの横に再建された[3]。
19世紀、シク王国のランジート・シングによって、寺院の2つのドームは黄金に染められた。
出典・脚注
[編集]- ^ S. P. Udayakumar (1 January 2005). Presenting the Past: Anxious History and Ancient Future in Hindutva India. Greenwood Publishing Group. pp. 99. ISBN 978-0-275-97209-7
- ^ Catherine B. Asher (24 September 1992). Architecture of Mughal India. Cambridge University Press. pp. 278–279. ISBN 978-0-521-26728-1
- ^ “Shri Kashi Vishwanath Temple - A Brief history”. 2018年4月29日閲覧。