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カーラ・ヘイデン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カーラ・ヘイデン
第14代米国議会図書館長
就任
2016年9月14日
大統領バラク・オバマ
ドナルド・トランプ
前任者デイビッド・マオ(館長代理)
米国図書館協会長
任期
2003–2004
前任者Maurice J. Freedman
後任者Carol A. Brey-Casiano
個人情報
生誕 (1952-08-10) 1952年8月10日(72歳)
アメリカ合衆国フロリダ州タラハシー
教育ルーズベルト大学 (BA)
シカゴ大学 (MA, PhD)

カーラ・ダイアン・ヘイデン(Carla Diane Hayden、1952年8月10日 - [1][2])はアメリカ合衆国の図書館司書である。米国議会図書館の第14代館長[3][4]。女性として初めての、かつアフリカ系アメリカ人として初めての米国議会図書館長である[5][6][7]。また、司書専門職の人物が米国議会図書館長となるのは約60年ぶりである[8]

1993年から2016年まで、メリーランド州ボルチモアのイーノック・プラット・フリー図書館(Enoch Pratt Free Library)で館長を、またこの期間中、2003年から2004年にかけて米国図書館協会(ALA)の会長を務めた[9][10][11]。ALA会長在任中には、米国愛国者法 (Patriot Act) に反対するALAの立場を牽引した[12][13]

経歴

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生い立ち

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ヘイデンはフロリダ州タラハシーで生まれた[2]。ニューヨーク市クイーンズで育つが、10歳の時に両親が離婚し、母親とともにイリノイ州シカゴに移り住んだ[2][14]。父親の再婚により異母弟がいたが、1992年に他界している[15]

ヘイデンの母方の家族はアーカンソー州ヘレナ出身である。父方の家族はイリノイ州ドゥ・コインの出身であり、このことは、『It's Good to Be Black』(Ruby Berkley Goodwin著)に記されている[2][16]

読書への関心は、1946年に出版されたマーガリート・デ・アンジェリによる児童書『Bright April』(アフリカ系アメリカ人の少女の話)によって喚起され、英国の歴史とコージー・ミステリーの関心はシカゴの高校で形成された[17]。イリノイ州ジャクソンビルのマクムーリー大学英語: MacMurray Collegeに通い、後にルーズベルト大学英語: Roosevelt Universityに編入した[2]

ルーズベルト大学では政治学とアフリカ史を専攻している。図書館好きではあったが、図書館員を職業として意識したのは、1973年に同大学を卒業した後であり、シカゴ大学大学院にて1977年に図書館学修士号を、1987年に図書館学博士号を取得した[18][19]

キャリア初期

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女優 リンダ・カーターとポーズをとるヘイデン(左)

ヘイデンの図書館員としてのキャリアは、シカゴ公共図書館英語: Chicago Public Libraryから始まった。1973年から1979年は児童サービス担当、1979年から1982年はヤングアダルトサービスのコーディネータを務めた。1982年から1987年にはシカゴ科学産業博物館の図書館サービスコーディネータとなった[20]

その後ピッツバーグに移り、ピッツバーグ大学情報学校英語: University of Pittsburgh School of Information Sciencesで准教授として教鞭をとった(1987年から1991年)[20]。同時期の教師陣には、著名なアフリカ系アメリカ人図書館司書であるE・J・ジョジー英語: E. J. JoseyやSpencer Shawがいた[2]

再びシカゴに戻り、シカゴ公共図書館で、次長兼チーフライブラリアンとなる(1991年から1993年)[20]。ここでバラク・オバマとその妻ミシェル・オバマと出会っている[21]

1993年から2016年には、ボルチモアのイーノック・プラット・フリー図書館の館長となった[20]

イーノック・プラット・フリー図書館長

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ヘイデンは、1993年7月1日、メリーランド州ボルチモアの公共図書館であるイーノック・プラット・フリー図書館の館長に着任した[22]。当時のイーノック・プラット・フリー図書館は、他の図書館同様に、施設の老朽化や予算制約等の課題に直面していたが、市民の図書館に対する期待の変化を踏まえ、改革に取り組んだ[3]。22カ所、数百人の職員、4,000万ドルの年間予算を抱える同館を統括し、35年ぶりの新しい分館開館や、1億1,200万ドルをかけた中央館のリノベーションを統括した。また、2015年、ボルチモアで黒人男性(フレディ・グレイ)が警察へ連行される途中に死亡した事件に対し抗議活動がおこった際には、多くの店舗が閉じられる中、同館を開館し続けた[23]。2016年にこの件についてTime Magazineでインタビューされた際には、「地域の人たちが図書館を守ったことで我々は、人々が避難、安心、機会の場所を求めていることがわかった。地域の多くの店舗が閉じられている中で、スーパーマーケットから食料やおむつが持ち込まれ、メディアもいた。指令センターのようだった。」と振り返っている[24]

米国議会図書館長に就任する直前の2016年8月11日まで、同館の館長職を務めた[15]

ALA会長

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2003年から2004年の米国図書館協会(ALA)会長として、ヘイデンは「アクセスの公平性」をテーマとして掲げた[25][26][27][28]

ALA会長として、米国愛国者法への反対を表明し、利用者のプライバシーの保護のための戦いを牽引した[2][29]。とりわけ、司法省およびFBIに図書館の利用者の記録へのアクセス権限付与することになる同法215条に反対し、法務長官ジョン・アシュクロフトとしばしば論争を繰り広げた[30]

米国愛国者法への反対とともにヘイデンが尽力したことには、図書館のアウトリーチ活動がある。ヘイデンの名声を高めたプログラムには、イーノック・プラット・フリー図書館で開始したアウトリーチ活動があげられる。このアウトリーチ活動では、ボルチモアの子どもたちが放課後に過ごす場所を提供するとともに、宿題の支援や進路相談を提供するものであった。この活動により、ヘイデンは、Library Journal誌のライブラリアン・オブ・ザ・イヤー賞英語: Librarian of the Year Awardに選ばれている[31]

2010年1月、オバマ大統領は、ヘイデンを博物館・図書館サービス機構英語: Institute of Museum and Library Services(IMLS)および全米人文科学基金のメンバーとして指名する意向を表明した[32]

第14代米国議会図書館長

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ヘイデンの講演の模様(2019年)

2016年2月24日オバマ大統領 は、ヘイデンを次期米国議会図書館長に指名した。その際のプレスリリースで、オバマ大統領は、誰もが今日のデジタル文化に参加できるよう図書館の現代化に尽力してきたこと等、指名の理由を述べている[21]

映像外部リンク
Meet President Obama's Nominee for Librarian of Congress, (3:46), The White House[33]
映像外部リンク
Librarian of Congress Nominee Carla Hayden Confirmation Hearing, (1:01:03), C-SPAN[34]

指名に際しては、ALAを含む140以上の機関から、支持が表明された。ALAの書簡では、ヘイデンの専門的技能と感性を活かしてこの職務にあたることへの高い期待が示された[35]

指名は米国上院で受理され、議事規則議院運営委員会に諮られた[36][37]。2016年4月20日、議事規則議院運営委員会は聴聞会を開いた[34][38]

ヘイデンは 子どもをインターネットから保護する法律英語: Children's Internet Protection Act(CIPA)に反対していたが、これが承認の行き詰まりの要因となっていた[3][39]

2016年7月13日、上院で承認され[23]、同年9月14日に就任した[40][41]。米国では図書館員の8割を女性が占めながら、米国議会図書館長の職はこれまで白人男性しか就いたことがなく[42]、ヘイデンは、女性として初の、またアフリカ系アメリカ人として初の米国議会図書館長となった。また、これまでの米国議会図書館長の多くを学者・歴史学者であった中、彼女が司書専門職であることも特筆されている[43]

ヘイデンは、就任時より、同館の所蔵する資料のデジタル化を、特に貴重資料に重点をおいて進めること[17]や、生徒のための教育プログラムとの連携を強化し全米をめぐる巡回展示を行う意向であること[44]を表明している。

2017年1月には、4歳の少女(Daliyah Marie Arana)を一日米国議会図書館長として迎えている[45]

ヘイデンは、戦略計画の担当部署を館長直属とし、2018年10月に、2019年度から2023年度までを範囲とする新たな戦略計画「図書館体験を豊かにする」(Enriching the Library Experience)を公表し、使命、ビジョン、統合的役割、進むべき方向性、目標を示した。目標としては、「アクセスの拡大:利用者がいつでもどこでもどのようにでもLCの特色あるコレクション、専門家、サービスを利用できるようにする」、「サービスの向上:すべての利用者のために、LCとの生涯にわたるつながりを育むための価値ある体験を創出する」、「資源の最適化:LCの業務能力を現代化、強化、合理化する」、「インパクトの測定:外部世界に対するLCのインパクトを測定し、説得力のあるストーリーを分かち合うためにデータを活用する」の4点が示されている[46]

受賞

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ヘイデンはアフリカ系アメリカ人として初めて、Library Journal誌のライブラリー・オブ・ザ・イヤー賞を受賞している[47] [48]。以後の表彰等は以下のとおりである。

  • 1995: Library Journal, Librarian of the Year Award[48]
  • 1995: Loyola University Maryland, Andrew White Medal
  • 1996: DuBois Circle of Baltimore, Legacy of Literacy Award
  • 1998: Johns Hopkins University, President's Medal
  • 2003: The Daily Record, Maryland's Top 100 Women[49]
  • 2003: Ms. Magazine, Woman of the Year [50]
  • 2006: 米国図書館協会, Jean E. Coleman Library Outreach Lecture[51]
  • 2013: 米国図書館協会, Joseph W. Lippincott Award[52]
  • 2015: 米国図書館協会, Jean E. Coleman Library Outreach Lecture[51]
  • 2016: Fortune, The World's 50 Greatest Leaders[53]
  • 2017: Honorary degree from the College of William & Mary[54]
  • 2018: Honorary Member, 米国図書館協会.[55]
  • Newberry Library Award for service to the humanities.[56]
  • Coalition of 100 Black Women, Torch Bearer Award
  • College of Notre Dame of Maryland, Pro Urbe Award
  • Greater Baltimore Urban League, Whitney M. Young, Jr. Award
  • YWCA Leader Award, Baltimore
  • Barnard College Medal of Distinction
  • University of Baltimore, honorary degree of Doctor of Humane Letters
  • Morgan State University, honorary degree of Doctor of Humane Letters
  • McDaniel College, honorary degree of Doctor of Humane Letters
  • Wake Forest University, honorary degree of Doctor of Humane Letters[57]
  • 2019: New York University, honorary degree of Doctor of Humane Letters

所属

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  • 2015–2016: Baltimore Community Foundation, Trustee[58]
  • Maryland African American Museum Corporation, Board Member
  • Goucher College, Board Member
  • Franklin and Eleanor Roosevelt Institute and Library, Board Member
  • Baltimore City Historical Society, Board Member
  • Baltimore Reads, Board Member
  • Maryland Historical Society, Board Member
  • Greater Baltimore Cultural Alliance, Board Member
  • Open Society Institute–Baltimore, Board Member
  • PALINET, Board Member
  • Sinai Hospital, Board Member
  • University of Pittsburgh School of Information Sciences, Board Member
  • 2007– : Baltimore Gas and Electric, Board Member [59]
  • 2010– : National Museum and Library Services Board, Member[32]
  • 2010– : National Foundation on the Arts and the Humanities, Member[32]
  • Baltimore City Combined Charity Campaign, Chair
  • American Institute of Urban Psychological Studies, Board Member
  • Kennedy-Krieger Institute, Board Member
  • Maryland Museum of African American History, Board Member
  • YWCA, Board Member
  • Urban Libraries Council, Board Member

著作

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  • RTK Editorial Committee; American Library Association (1992). “A New Way of Thinking about Librarians by Carla Hayden”. In Schuman, Patricia Glass; Crist, Margo; Curry, Elizabeth. Your Right to Know: Librarians Make It Happen: Conference Within a Conference Background Papers. Chicago, IL: American Library Association. pp. 34–37. OCLC 30037844  – ALA Annual Conference, Sunday, June 28, 1992, 9 a.m.-5 p.m

書籍

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分担執筆

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論文

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  • Hayden, Carla D. (1985). “Museum of Science and Industry Library”. Science & Technology Libraries 6 (1–2): 47–54. doi:10.1300/J122v06n01_06. 
  • Hayden, Carla D. (1986). “Literature for and about black adolescents”. Illinois Libraries 68: 372–374. 
  • Hayden, Carla; Raseroka, Helen Kay (1988). “The Good and the Bad: Two Novels of South Africa”. Children's Literature Association Quarterly 13 (2): 57–60. doi:10.1353/chq.0.0619. https://semanticscholar.org/paper/d4e74577aaa7d4897b98daa29e1f02a9502ac2f6. 
  • Hayden, Carla D. (1989). “Multicultural Literature and Library Services for Children: A Continuing Challenge for the New Century”. 55th IFLA Council and General Conference Paris, France 19-26 August 1989. The Hague (Netherlands): IFLA General Conference. pp. 2–4. OCLC 438720810 
  • Hayden, C. D. (1991). Children and Computer Technology in American Libraries. Books by African-American authors and illustrators for children and young adults, 14.
  • Hayden, C. D. (2003). ALA reaffirms core values, commitment to members. Newsletter On Intellectual Freedom, 52(6), 219.
  • Hayden, C. D. (2003). Equity of Access—the Time Is Now. American Libraries, 34(7), 5.
  • Hayden, C. D. (2003). ALA President's Message: Something for Everyone@ Your Library. American Libraries, 5-5.
  • Hayden, C. D. (2003). ALA President's Message: What Are Libraries For?. American Libraries, 5-5.
  • Hayden, C. D. (2004). ALA President's statement to Judiciary Committee. Newsletter On Intellectual Freedom, 53(1), 1–35.
  • Hayden, C. D. (2004). ALA President's Message: The Equity Strule Must Continue. American Libraries, 5-5.
  • Hayden, C. D. (2004). ALA President's Message: Libraries Matter Because People Believe in Them. American Libraries, 35(1), 5–5.
  • Hayden, C. D. (2004). ALA President's Message: Advocacy from the Outside and from Within. American Libraries, 35(2), 5–5.
  • Hayden, C. D. (2004). ALA President's Message: Reaching Out to the Underserved. American Libraries, 35(3), 5–5.
  • Hayden, C. D. (2004). ALA President's Message: Building accessibility for all. American Libraries, 35(4), 5–5.
  • Hayden, C. D. (2008). Free Is Our Middle Name. Unabashed Librarian, (146), 10–11.

学位論文

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  • Waters, Carla Diane Hayden (1977). A Public Library Program for the Parent and Preschool Child. Chicago, IL: University of Chicago. OCLC 6178030 

脚注

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出典

[編集]
  1. ^ “Carla Hayden”. The HistoryMakers. (16 July 2010). http://www.thehistorymakers.com/biography/carla-hayden-41 
  2. ^ a b c d e f g “Finding Aid to The HistoryMakers® Video Oral History with Carla Hayden” (Finding aid). The HistoryMakers. (16 July 2010). オリジナルの2 April 2017時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20170402171411/http://thmdrupal.azureedge.net/sites/production/files/A2010_082_Hayden_Carla_EAD.pdf 2 April 2017閲覧。 
  3. ^ a b c Landgraf, Greg (November 2016). “Meet Carla Hayden: America's Librarian”. American Libraries. https://americanlibrariesmagazine.org/wp-content/uploads/2016/10/1116-AL-web.pdf 
  4. ^ Cox, Ana Marie (19 January 2017). “Carla Hayden Thinks Libraries Are a Key to Freedom”. The New York Times. https://www.nytimes.com/2017/01/19/magazine/carla-hayden-thinks-libraries-are-a-key-to-freedom.html 
  5. ^ https://www.loc.gov/about/about-the-librarian/
  6. ^ Brown, Matthew Hay (6 September 2016). “Carla Hayden, longtime Enoch Pratt CEO, to be sworn in as 14th librarian of Congress on Sept. 14”. The Baltimore Sun. http://www.baltimoresun.com/news/maryland/bs-md-carla-hayden-swearing-in-20160902-story.html 
  7. ^ Ali, Safia Samee (14 September 2016). “Carla Hayden is the first African American and woman to head the Library of Congress”. NBC News. https://www.nbcnews.com/news/us-news/carla-hayden-be-sworn-first-african-american-woman-head-library-n615116 
  8. ^ Hines, Shawnda (16 July 2016). “Dr. Carla Hayden to serve as the next Librarian of Congress” (Press release). American Library Association. http://www.ala.org/news/press-releases/2016/07/dr-carla-hayden-serve-next-librarian-congress 
  9. ^ “Enoch Pratt library names Gordon Krabbe acting CEO”. The Baltimore Sun. (11 August 2016). http://www.baltimoresun.com/entertainment/arts/bal-enoch-pratt-library-names-acting-ceo-20160811-story.html 
  10. ^ “ALA's Past Presidents”. American Library Association. (2011年). オリジナルの5 June 2011時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20110605072556/http://www.ala.org/ala/aboutala/governance/officers/past/ 
  11. ^ “Carla Hayden Elected New American Library Association President” (英語). Jet (Johnson Publishing Company). (27 May 2002). https://books.google.com/books?id=LMMDAAAAMBAJ&q=hayden#v=onepage&q=carla%20hayden&f=false 
  12. ^ DiFulvio, Frank (20 July 2006). “Public Statement by American Library Association President Dr. Carla Hayden Submitted to a Judicial Committee Hearing, America After 9/11: Freedom Preserved or Freedom Lost?”. American Library Association. http://www.ala.org/news/news/pressreleases2003/pr2003november/publicstatement 
  13. ^ Peterson, Andrea (3 October 2014). “Librarians won't stay quiet about government surveillance”. The Washington Post. https://www.washingtonpost.com/news/the-switch/wp/2014/10/03/librarians-wont-stay-quiet-about-government-surveillance/ 
  14. ^ Antoniades, Christina Breda (13 July 2015). “At Home With Carla Hayden”. Baltimore. http://www.baltimoremagazine.net/2015/7/13/at-home-with-carla-hayden 
  15. ^ a b McGlone, Peggy (13 September 2016). “'Rock star' Baltimore librarian makes history at Library of Congress”. The Washington Post. https://www.washingtonpost.com/entertainment/rock-star-baltimore-librarian-makes-history-at-library-of-congress/2016/09/13/0fd9a878-7615-11e6-b786-19d0cb1ed06c_story.html 
  16. ^ Goodwin, Ruby Berkley (2013). It's Good to Be Black (Sixtieth-anniversary ed.). IL: Southern Illinois University Press. ISBN 978-0-809-33122-2. OCLC 900954690 
  17. ^ a b Woods, Baynard (15 September 2016). “Carla Hayden: new librarian of Congress makes history, with an eye on the future”. The Guardian. https://www.theguardian.com/us-news/2016/sep/15/carla-hayden-librarian-congress-first-woman-african-american-post-interview 
  18. ^ Hayden, Carla Diane (1987). A frontier of librarianship: Services for children in museums (Ph.D.). The University of Chicago. OCLC 23706364. ProQuestより。
  19. ^ Hayden, Carla Diane (1987). A Frontier of Librarianship: Services for Children in Museums. Chicago, IL: University of Chicago. OCLC 23706364 
  20. ^ a b c d Peet, Lisa (22 April 2016). “LC Nominee Hayden's Hearing Demonstrates Widespread Support”. Library Journal. http://lj.libraryjournal.com/2016/04/industry-news/lc-nominee-haydens-hearing-demonstrates-widespread-support 
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外部リンク

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官職
先代
David S. Mao
館長代理
米国議会図書館長
2016–現在
現職
非営利団体
先代
Maurice J. Freedman
米国図書館協会長
2003–2004
次代
Carol A. Brey-Casiano