ガンビアタイヨウリス
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ガンビアタイヨウリス | ||||||||||||||||||||||||||||||
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ガンビアタイヨウリス
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保全状況評価[1] | ||||||||||||||||||||||||||||||
LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) | ||||||||||||||||||||||||||||||
分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Heliosciurus gambianus (Ogilby, 1835)[2] | ||||||||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Gambian sun squirrel | ||||||||||||||||||||||||||||||
亜種[3] | ||||||||||||||||||||||||||||||
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ガンビアタイヨウリス[4] (Heliosciurus gambianus) は、ネズミ目(齧歯目)リス科タイヨウリス属に属するリスの1種。
分布
[編集]サブサハラアフリカに広く分布する[1]。具体的にはセネガル、ガンビア、ギニアビサウ、ギニア、シエラレオネ、リベリア、コートジボワール、ブルキナファソ、ガーナ、トーゴ、ベナン、ナイジェリア、カメルーン、チャド(南部)、中央アフリカ共和国、スーダン(南部; マッラ山脈に孤立した個体群あり)、エリトリア、エチオピア、ケニア(北西部)、タンザニア(南西部)、ウガンダ、コンゴ民主共和国(南部)、ザンビア、アンゴラ(中央部)に見られる[1]。
形態
[編集]体長15.5-21センチメートル、尾長15.5-31センチメートル[5]。体毛は、斑入りのオリーブ色がかった茶色で、黄色、茶色、灰色の縞がある[5]。目には白い縁取りがあり、尾には14本の縞模様が入る[5]。
生態
[編集]サバンナの森林地帯に生息し、河岸林やサバンナでも観察されている[1]。農地にも生息し、特にアブラヤシのプランテーションで見られる[1]。昼行性で[1]地上と樹上の両方で生活し、危険を察知すると樹上に避難する[5]。単独生活者で、樹洞に葉を敷いて巣を作る[5]。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f Cassola, F. (2016). Heliosciurus gambianus (errata version published in 2017). The IUCN Red List of Threatened Species 2016: e.T9830A115094544. doi:10.2305/IUCN.UK.2016-3.RLTS.T9830A22260303.en. Downloaded on 13 June 2021.
- ^ ITIS Standard Report Page: Heliosciurus gambianus. 2021年6月13日閲覧。
- ^ Thorington, R.W., Jr.; Hoffmann, R.S. (2005). “Family Sciuridae”. In Wilson, D.E.; Reeder, D.M. Mammal Species of the World: a taxonomic and geographic reference (3rd ed.). The Johns Hopkins University Press. pp. 754–818. ISBN 0-8018-8221-4. OCLC 26158608
- ^ 川田伸一郎, 岩佐真宏, 福井大, 新宅勇太, 天野雅男, 下稲葉さやか, 樽創, 姉崎智子, 横畑泰志「世界哺乳類標準和名目録」『哺乳類科学』第58巻別冊、2018年、13頁、doi:10.11238/mammalianscience.58.S1。
- ^ a b c d e ジュリエット・クラットン・ブロック 著、渡辺健太郎 訳『世界哺乳類図鑑』新樹社〈ネイチャー・ハンドブック〉、2005年、150頁。ISBN 4-7875-8533-9。