キア・K9
K9 (ケイナイン) は、韓国のKIAが生産する高級乗用車である。
初代 (2012年-2018年)
[編集]K9/K900/クオリス KH型 | |
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フロント | |
リア | |
特徴的な形状のターンレンズを内蔵するドアミラー | |
概要 | |
製造国 |
韓国 ロシア |
販売期間 | 2012年-2018年 |
デザイン | ペーター・シュライヤー |
ボディ | |
ボディタイプ | 4ドアセダン |
パワートレイン | |
エンジン |
3.3/3.8L V6 5.0L V8 |
変速機 | 8AT |
車両寸法 | |
ホイールベース | 3,045mm |
全長 | 5,095mm |
全幅 | 1,900mm |
全高 | 1,490mm |
車両重量 | 1,870-1,910kg |
その他 | |
駆動方式 | FR |
別名 |
キア K900 キア クオリス |
系譜 | |
先代 | キア・オピラス |
2012年3月6日、「K9」(ケイ・ナイン)の名でジュネーブモーターショー12にて公開された[1]。同年4月9日より韓国国内において予約受付を開始すると同時に、K9に搭載する新技術も発表された。その新技術とは「後方・側方警報システム」、「電子式変速レバー」、「走行モード統合制御システム」、「車両統合制御システム」、「アラウンドビューモニタリングシステム」、「12.3インチフルサイズカラーLCDクラスター」、次世代情報提供サービス”UVO”が搭載された「9.2インチDISナビゲーション」、「ヘッドアップディスプレー」、「アダプティブフルLEDヘッドランプ」の9点である[2]。駆動方式はエンタープライズ以来となるFRを採用。
2012年5月2日 韓国市場で「K9」として発表。2008年に「KH」のコード名で着手以来、5200億ウォンをかけて開発された。エクステリアデザインは躍動感を与えるため、エクウスよりもトランク部分が相対的に短くなっている。ベースこそエクウスと同じだが、エンジンはヒュンダイ・ジェネシスと共通のV6・3.3L、V6・3.8Lの各GDiを搭載。また、「LEDヘッドランプ」の採用は量産の韓国車では初である。
2代目 (2018年-)
[編集]K9/K900/クオリス RJ型 | |
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2018-2021 フロント | |
コクピット | |
概要 | |
製造国 | 韓国 |
販売期間 | 2018年- |
デザイン | ペーター・シュライヤー |
ボディ | |
ボディタイプ | 4ドアセダン |
パワートレイン | |
エンジン |
3.3/3.8L V6 5.0L V8 |
その他 | |
駆動方式 |
FR AWD |
別名 |
キア K900 キア クオリス |
2018年4月3日、韓国にて「THE K9」の名で発表・発売開始。 基本メカニズムをジェネシス・G90(旧名:EQ900)と共用したことで、さらなる質感向上と性能向上を実現。エンジンはラムダ3.3L・V6・GDIターボ、ラムダ3.8L・V6・GDI、タウ5.0L・V8・GDIの3種を設定。K9初となるAWDは全エンジンに設定され、FRとAWDから選択できる(5.0L・V8はAWDのみ)。
車名
[編集]「K」は起亜自動車(KIA)、大韓民国(KOREA)、”強さ”や”支配”を意味するギリシャ語の「Kratos」,そしてダイナミックな躍動性を意味する英語の「Kinetic」のそれぞれの頭文字、「9」は車格(大型車)を意味する。欧州市場では「クオリス(QUORIS)」、北米市場では「K900」の名で販売している。
関連項目
[編集]- 起亜自動車
- キア・オピラス - 前身車種
- 現代自動車
- ヒュンダイ・ジェネシス - 初代とベースを共有
- ヒュンダイ・エクウス - 同上
- ジェネシス・G90 - 2代目とベースを共有
脚注
[編集]- ^ “【ジュネーブモーターショー12】キア K9 発表…初のFR高級サルーン”. Response.. (2012年2月29日)
- ^ “起亜自「K9」の新技術公開 事前契約も開始”. 聯合ニュース. (2012年4月9日) 2012年4月12日閲覧。
外部リンク
[編集]- KIA THE K9(韓国語)
- KIA K900(英語)
- KIA QUORIS(英語)