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キサイロナス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
キタイロン山から転送)
キサイロナス
キサイロナス
エリトレスから見たキサイロナス
標高 1,409 m
所在地 ギリシャの旗 ギリシャ
位置 北緯38度11分03秒 東経23度14分57秒 / 北緯38.18417度 東経23.24917度 / 38.18417; 23.24917座標: 北緯38度11分03秒 東経23度14分57秒 / 北緯38.18417度 東経23.24917度 / 38.18417; 23.24917
プロジェクト 山
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キサイロナス山麓の位置

キサイロナス: Κιθαιρώνας, Kitheronas, 古希: Κιθαίρων, Kithairōn, キタイローンキタイロン)は、ギリシャ中央にある全長16kmの山脈。北のボイオーティア、南のアッティカ北部との境である。石灰岩ででき、最高標高は1,409m。その最北端はPastra山である。

ギリシア神話の中で、キタイローン山麓はディオニューソスを祀る山であるばかりでなく、さまざまな事件の舞台となっている。この山にオイディプースは捨てられ、斜面ではアクタイオーンペンテウスがともにバラバラにされて殺された(『オイディプース王』、『バッコスの信女』も参照)。

有史時代になると、紀元前479年プラタイアの戦いの舞台で、戦いの本番の前に多くの小競り合いが行われた。その後は、アテナイテーバイの国境争いが起こり、プラタイアとエリュトライ(現・エリトレスErythres)に要塞が建てられた。プラタイアの人々はキタイローン山麓を最初の王として擬人化した。「プラタイア人は彼以前にアーソーポスとキタイローン以外の王を知らない。後者は後に山の名に、前者は河の名で伝えられている」[1]

脚注

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  1. ^ パウサニアス、9巻1・2。

参考文献

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外部リンク

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