キバナノレンリソウ
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キバナノレンリソウ | |||||||||||||||||||||
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分類 | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Lathyrus pratensis L.[1] | |||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||
キバナノレンリソウ(黄花の連理草) | |||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||
Meadow vetchling |
キバナノレンリソウ(黄花の連理草、学名:Lathyrus pratensis L.)は、マメ科レンリソウ属の多年生。
分布
[編集]ユーラシア大陸と北アフリカに分布する。北アメリカに帰化し、牧草に利用されている。日本では伊吹山に自生する帰化植物[2]。1568年(永禄11年)に織田信長の指示によって、ポルトガルの宣教師にヨーロッパからの薬草を持ち込ませ[3]、伊吹山の薬草園に移植した際に紛れて帰化した種と考えられている[2][4]。
特長
[編集]茎は長さ120 cmに達する。長さ15-35 cm、幅5-12 cmの1対の子葉で、巻きひげがある。長さ1-1.6 cmの濃黄色の花が、総状花序に5-10個付く。開花時期は5-9月。種小名のpratensisは、「草原の」を意味する[2]。
花 | 葉 | 豆 | 種子 |
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種の保全状況評価
[編集]日本の以下の都道府県でレッドリストの指定を受けている[5]。
脚注
[編集]- ^ “Lathyrus pratensis L.” (英語). ITIS. 2012年6月6日閲覧。
- ^ a b c 大川勝瀆德『伊吹山の植物』幻冬舎ルネッサンス、2009年10月20日、116頁。ISBN 9784779005299。
- ^ 深田久弥『日本百名山』朝日新聞社、1982年7月、329-330頁。ISBN 4-02-260871-4。
- ^ 清水建美 編『日本の帰化植物』平凡社、2003年3月、p.108,PL43-4頁。ISBN 4582535089。
- ^ “日本のレッドデータ検索システム(キバナノレンリソウ)”. エンビジョン環境保全事務局. 2012年6月22日閲覧。
- ^ “岐阜県レッドデータブック(初版・キバナノレンリソウ)”. 岐阜県 (2001年). 2012年6月22日閲覧。