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キバナノレンリソウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
キバナノレンリソウ
キバナノレンリソウ・伊吹山帰化植物
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: マメ目 Fabales
: マメ科 Fabaceae
: レンリソウ属 Lathyrus
: キバナノレンリソウ L. pratensis
学名
Lathyrus pratensis L.[1]
和名
キバナノレンリソウ(黄花の連理草)
英名
Meadow vetchling

キバナノレンリソウ(黄花の連理草、学名:Lathyrus pratensis L.)は、マメ科レンリソウ属多年生

分布

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ユーラシア大陸北アフリカに分布する。北アメリカに帰化し、牧草に利用されている。日本では伊吹山に自生する帰化植物[2]1568年永禄11年)に織田信長の指示によって、ポルトガル宣教師ヨーロッパからの薬草を持ち込ませ[3]、伊吹山の薬草園に移植した際に紛れて帰化したと考えられている[2][4]

特長

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茎は長さ120 cmに達する。長さ15-35 cm、幅5-12 cmの1対の子葉で、巻きひげがある。長さ1-1.6 cmの濃黄色の花が、総状花序に5-10個付く。開花時期は5-9月。種小名のpratensisは、「草原の」を意味する[2]

種子

種の保全状況評価

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日本の以下の都道府県レッドリストの指定を受けている[5]

脚注

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  1. ^ Lathyrus pratensis L.” (英語). ITIS. 2012年6月6日閲覧。
  2. ^ a b c 大川勝瀆德『伊吹山の植物』幻冬舎ルネッサンス、2009年10月20日、116頁。ISBN 9784779005299 
  3. ^ 深田久弥『日本百名山』朝日新聞社、1982年7月、329-330頁。ISBN 4-02-260871-4 
  4. ^ 清水建美 編『日本の帰化植物』平凡社、2003年3月、p.108,PL43-4頁。ISBN 4582535089 
  5. ^ 日本のレッドデータ検索システム(キバナノレンリソウ)”. エンビジョン環境保全事務局. 2012年6月22日閲覧。
  6. ^ 岐阜県レッドデータブック(初版・キバナノレンリソウ)”. 岐阜県 (2001年). 2012年6月22日閲覧。

関連項目

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