キメラ・EVO37
キメラ・EVO37 | |
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キメラ・EVO37 | |
キメラ・EVO37 "Edda" | |
キメラ・EVO37 "Edda" リア | |
概要 | |
製造国 | イタリア |
販売期間 | 2021年- |
ボディ | |
乗車定員 | 2名 |
ボディタイプ | 2ドアクーペ |
エンジン位置 | ミッドシップ |
駆動方式 | ミッドシップエンジンリアドライブ |
パワートレイン | |
エンジン | 2150cc 縦置き[[ 直列4気筒 DOHC スーパーチャージャー |
最高出力 | 500ps |
最大トルク | 580Nm |
変速機 | 6速MT |
その他 | |
価格 | 48万ユーロ |
販売台数 | 37台 |
キメラ・EVO37とはキメラ・アウトモビリが製造するスーパーカーである。
概要
[編集]ランチア・ラリー037の開発に関わった人々の協力を得て、最新の技術を用いてランチア037のニューエディションである。 "37”という数字は、伝説のランチアを思い起こさせるだけでなく、キメラ・アウトモビリ社が予定しているこの車の生産台数も表している。48万ユーロ(約6400万円)という価格だったが、11台が先行販売されていた。カーボン、ケブラー、チタン、スチールやアルミニウムといった素材が使用されている。最高出力は500ps、最大トルクは580Nmで、そのうち400Nmは2000rpmで発揮される。キメラEVO37のカウルはカーボンファイバー製とされ、モノコック+サブフレームの剛性アップも図られている[1]。6段マニュアルギアボックスを介して、後輪にのみ供給されるようになっている。エンジンは、ブロックはランチア・037ラリーに搭載された、ランプレーディ直列4気筒DOHC16バルブをリファインした2.1リッターエンジンである。ターボとルーツ型スーパーチャージャー(電磁クラッチ付き)の両方を備えたそれ以外のすべての部分は、マルティーニ・レーシングチームが開発してきたエンジンの生みの親であるクラウディオ・ロンバルディの指揮のもと、イタルテクニカによって再設計・構築されている。キメラはランチア・デルタS4やランチア・デルタ・インテグラーレの要素が取り入れられ、特にホイール周りにそれが顕著に表れている。またノーズには、ギリシャ神話に登場するライオンの頭と翼を持ち、火を噴く怪物であるキメラのロゴが描かれている[2]。0-100km/h加速は約4.0秒。足まわりは現代化され、オーリンズのアジャスタブル・ショック、ブレンボ製のブレーキ、ピレリのスポーツ・タイヤにより強化された[3]。
歴史
[編集]2021年7月-開催されるグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで正式に発表。
2021年9月-最初の一台が納車。
外部リンク
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “約6400万円で伝説のランチア「037ラリー」がレストモッドで蘇る! 「キメラEVO37」プロジェクトの全容とは | VAGUE(ヴァーグ) - (2)”. VAGUE (2021年5月30日). 2021年10月21日閲覧。
- ^ “これは「ランチア037のニューエディション」|37台限定の「キメラEVO37」 | octane.jp | Fuelling the Passion - 車に情熱を!-”. octane.jp. 2021年10月21日閲覧。
- ^ DIGITAL, AUTOCAR. “【眼福すぎる】037ラリーをレストモッド 「キメラEVO37」をグッドウッドで撮影”. AUTOCAR JAPAN. 2021年10月21日閲覧。