キャサリン・エンゲルハート・アミオット
キャサリン・エンゲルハート・アミオット Catherine Engelhart Amyot | |
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自画像 | |
生誕 |
1845年2月6日 デンマーク、コペンハーゲン |
死没 |
1926年 フランス、セーヴル |
キャティンカ・アミオット(Cathinca Amyot)としても知られる、キャサリン・エンゲルハート・アミオット(Catherine (Cathinca) Caroline Engelhart Amyot、1845年2月6日 - 1926年)は、デンマーク生まれの画家である。ドイツ、フランスで学び、画家として活躍し、1873年にイギリス人医師と結婚しイギリスに住んだ。結婚後に描いた自分の娘がモデルの人物画や風俗画を描いた。
略歴
[編集]デンマークのコペンハーゲンで国立銀行の頭取の娘に生まれた。1865年から1866年の間、コペンハーゲンの画家、カール・ブーイ(Carl Bøgh: 1827-1893)から絵を学んだ。先輩のスウェーデンの女性画家ソフィー・リビング(Sofie Ribbing: 1835–1894)に国外留学について相談して[1]、1867年に短期間、ブリュッセルに滞在した後、デュッセルドルフに移った。1874年までバンジャマン・ヴォーティエとヴィルヘルム・ゾーンに学んだ。ヴィルヘルム・ゾーンの家でゾーンの妻と過ごすこともあった[2]。
1875年にスウェーデン王オスカル2世の依頼でナポレオン戦争で活躍したカール14世ヨハンの肖像画を描くためにストックホルムに滞在した[3] 。
1876年にはパリのウィリアム・アドルフ・ブグローのもとでも修行した[4]。1878年にパリでイギリス人医師のトーマス・アミオット(Thomas Amyot: 1850–1903)と結婚し、イギリス、ノーフォークのディス(Diss)に移った。1882年までに3人の子供が生まれ、1882年からは家族でロンドンに移った。画家の仕事を続け、パリのサロンや、イギリスの展覧会に出展した。ロンドンのロイヤル・アカデミー・オブ・アーツの展覧会には1879年から1890年の間、出展した。
1903年に夫が亡くなった後についてはほとんど知られていないが、1926年にパリ南西部のセーヴルで亡くなった。
結婚後は女性の肖像画、特に自分の娘をモデルにした作品などを描いた。
作品
[編集]-
カール14世ヨハン(1875)
ノルウェーのロイヤル・コレクション -
特別なご褒美 (1887)
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両手いっぱいのいたずら猫
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トゲのないバラはない (1874)
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パリの夜景 (1904)
脚注
[編集]- ^ Cathinca Amyot: In Search Of My „Goddess.“ In: The Wide World Magazine, 1899, S. 517 ff. – Internet Archive Cathinca Engelhart berichtet über ihren Besuch auf Schloss Christiansborg, Kopenhagen, Dänemark.
- ^ Engelhard, Malerin, Klosterstraße 23, Adreßbuch der Oberbürgermeisterei Düsseldorf für 1872.
- ^ Caroline Cathinca Engelhart: The Portrait of King Carl Johan, in The Royal House of Norway.
- ^ Kindle版:ASIN 33.
参考文献
[編集]- Leo Swane: Engelhart, Cathinca. In: Ulrich Thieme (Hrsg.): Allgemeines Lexikon der Bildenden Künstler von der Antike bis zur Gegenwart. Begründet von Ulrich Thieme und Felix Becker. Band 10: Dubolon–Erlwein. E. A. Seemann, Leipzig 1914, S. 536 (Textarchiv – Internet Archive).
- Engelhart, Cathinca (Caroline Catherina; verh. Amyot). In: Allgemeines Künstlerlexikon. Die Bildenden Künstler aller Zeiten und Völker (AKL). Band 33, Saur, München u. a. 2002, ISBN 3-598-22773-6, S. 41.