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キャプテン・クック (ハワイ州)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
キャプテン・クック (ハワイ州)

Captain Cook
キャプテン・クックで日系アメリカ人家族が3代にわたって経営しているマナゴ・ホテル[1]。
キャプテン・クックで日系アメリカ人家族が3代にわたって経営しているマナゴ・ホテル[1]
ハワイ州、および、ハワイ郡内における位置。
ハワイ州、および、ハワイ郡内における位置。
地図
座標:北緯19度29分54秒 西経155度54分15秒 / 北緯19.49833度 西経155.90417度 / 19.49833; -155.90417座標: 北緯19度29分54秒 西経155度54分15秒 / 北緯19.49833度 西経155.90417度 / 19.49833; -155.90417
アメリカ合衆国
アメリカ合衆国の州 ハワイ州
ハワイ郡
面積
 • 合計 12.9 mi2 (33.3 km2)
 • 陸地 12.9 mi2 (33.3 km2)
 • 水域 0.0 mi2 (0.0 km2)
標高
1,250 ft (381 m)
人口
2010年
 • 合計 3,429人
 • 密度 267人/mi2 (102.9人/km2)
等時帯 UTC-10 (ハワイ・アリューシャン標準時)
ZIPコード
96704
市外局番 808
FIPSコード 15-03850
GNIS 地名 ID 0358717

キャプテン・クック (Captain Cook) は、アメリカ合衆国ハワイ州ハワイ郡にある国勢調査指定地域 (census-designated place, CDP) で、サウス・コナ地区ないに位置している。このコミュニティは、ケアラケクア (Kealakekua) の一部であるが、かつて1900年代はじめにこの地域の郵便局がキャプテン・クック・コーヒー社 (the Captain Cook Coffee Co.) に置かれていたことから名付けられた地名である。2010年英語版における、このCDPの人口は 3,429人で[2]2000年英語版当時の 3,206人から増加した。

地理

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キャプテン・クックは、ハワイ島の西海岸、北緯19度29分54秒 西経155度54分15秒 / 北緯19.49833度 西経155.90417度 / 19.49833; -155.90417 (19.498211, -155.904275) に位置している[3]。北側はケアラケクア英語版、南側はホナウナウ・ナポオポオ英語版と境を接している。ハワイ・ベルトロードの一部を成すハワイ州道11号線が地区内を貫いており、これに沿って北へ12マイル (19 km)進めばカイルア・コナに達し、南へ47マイル (76 km)進めばナアレフに至る。キャプテン・クックで11号線から分岐する州道160号線は、カーブの多い道を4マイル (6 km)南下すると、ケアラケクア湾に面したナポオポオ (Napoopoo) に達する。

アメリカ合衆国国勢調査局によれば、キャプテン・クック CDP の面積は12.9平方マイル (33.3 km2)で、すべて陸地である[2]

キャプテン・クックの大部分は、標高800-フート (240 m)から2,000-フート (610 m)の間にあり、コーヒーの生産が盛んなこの地域の中でも理想的な条件を満たしている。また、有名なケアラケクア湾を形成した、太古の昔に生じた断崖の上面に位置している。1960年代まで、キャプテン・クックの大部分は、1850年代イングランド人移民ヘンリー・ニコラス・グリーンウェル (Henry Nicholas Greenwell) が拓いた広大なケアラケクア牧場 (Kealakekua Ranch) の一部となっていた[4]

人口構成

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2010年アメリカ合衆国国勢調査の時点で、人口 3,429人、1,258世帯がこのCDPに住んでいた。人口密度は、108.9人/km2(281.1人/平方マイル)であった。住宅戸数は 1,386戸で、平均密度は 44.0戸/km2(113.6戸/平方マイル)であった。人種構成は、31.44% が白人、0.67% がアフリカ系アメリカ人、038% がネイティヴ・アメリカン、 27.65% がアジア系、10.67% がハワイ先住民および太平洋諸島民。2.16% がその他の人種となっており、27.03% は2つ以上の人種の混交であった。いずれの人種かに関わらず、ヒスパニックないしラティーノと回答した者は 9.51% であった[5]

1,258世帯のうち、22.0% には18歳未満の子どもがいる。平均世帯人員は 2.73人であった[5]。 キャプテン・クック CDP の人口を年齢階層別にも見ると、20.6% が18歳未満、18, 7.0% が18歳から24歳の間、11.6% が25歳から34歳の間、15.4% が35歳から49歳の間、28.3% が50歳から64歳の間、17.1% が65歳以上である。女性100人に対する男性の数は、101.1人。男性100人に対する男性の数は、98.9人である[5]

2011年から2015年にかけての時期、このCDPに所在する世帯の年収の中央値は、推計で $66,276、家族単位では中央値は $73,661 であった。男性のフルタイム就業者の収入の中央値は $35,833 で、女性は $42,344 であった。CDPの一人当たりの収入は、$38,885 であった。全家族のほぼ 10.2%、全人口の 8.8% は、貧困線より下にあり、その中には、18歳未満の人口の 15.5%、65歳以上の 5.5% が含まれひている[6]

溶岩流ゾーン、レッドライニング、保険問題

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キャプテン・クックは、プナと共通する要素をもっている。いずれの地区も、活火山に面しており、地区内の相当の範囲が溶岩流危険ゾーン英語版2に含まれている。さらに、レッドライニングを抑制するため、進行中の火山活動にあわせて新たに追加されたゾーン11、ゾーン12、ゾーン13が設定されている。

地域内の施設

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教育

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ハワイ州教育省は、公立学校の運営にあたっている。キャプテン・クックCDPには、コナワエナ小学校 (Konawaena Elementary School) が設けられている[7]

脚注

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