キャンディ・ダルファー
キャンディ・ダルファー Candy Dulfer | |
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キャンディ・ダルファー(2009年) | |
基本情報 | |
生誕 | 1969年9月19日(55歳) |
出身地 | オランダ アムステルダム |
ジャンル | ジャズ、ファンク、ソウル |
職業 | サックス奏者 |
担当楽器 | サクソフォーン、キーボード |
活動期間 | 1981年 - |
レーベル |
アリオラ・レコード ヘッズ・アップ |
公式サイト |
www |
キャンディ・ダルファー(Candy Dulfer、1969年9月19日 - )は、オランダ・アムステルダム生まれのサックス奏者。
略歴
[編集]父ハンス・ダルファー(ダルファー)の影響で6歳よりソプラノサックスを吹き始める。地元のブラスバンドに参加する(ここでアルトサックスに転向する)も、基本的にはほとんど独学でサックスを学んだとされる。11歳には父のバンドに参加し、初のレコーディングも果たす。14歳でオリジナル・バンド「Funky Stuff」を率いるようになると、メディアからも注目されるようになる。
マドンナやプリンスらのオランダ公演でのバックバンド・ミュージシャンとして注目を集めるようになり、プリンスのアルバムにも参加して評価を得るも、自身のリーダー作にこだわる姿勢を見せ、袂を分かつこととなる。1989年にオランダの映画『Lily Was Here』のサウンドトラック(プロデュースはユーリズミックスのデイヴ・スチュワート)に参加し、彼女が起用された同名のタイトル曲がヨーロッパのヒット・チャートで1位を獲得、世界的に人気を得る。翌年、ファースト・アルバム『サクシュアリティ』を発表。このアルバムは米・ビルボード誌のトップ・コンテンポラリージャズ・アルバム・チャートで4位を記録、ミリオンセラーのヒットとなり、グラミー賞にノミネートされた。1993年発表のアルバム『サックス・ア・ゴー・ゴー』にはメイシオ・パーカーらJ.B'sやタワー・オブ・パワー、1995年発表の『ビッグ・ガール』にはデイヴィッド・サンボーンがゲストに呼ばれている(トップ・コンテンポラリージャズ・アルバム・チャートで5位を記録)。1997年発表の『フォー・ザ・ラヴ・オブ・ユー』は、トップ・コンテンポラリージャズ・アルバム・チャートで2位を記録し、250万枚を売り上げるヒット作となり、ワールドツアーで14カ国を回る。2001年には父と共作でアルバム『Dulfer & Dulfer』を発表。2003年にはプリンスのアルバム『Xpectation』、メイシオ・パーカーのアルバム『メイド・バイ・メイシオ』にもゲスト参加している。『ライヴ・イン・アムステルダム』(2001年発表)、『ライヴ・アット・モントルー2002』(2005年発表)といったライブ・アルバムも発表している。
ディスコグラフィ
[編集]スタジオ・アルバム
[編集]- 『サクシュアリティ』 - Saxuality (1990年、Arista/Ariola/BMG)
- 『サックス・ア・ゴー・ゴー』 - Sax-a-Go-Go (1993年、Ariola/BMG)
- 『ビッグ・ガール』 - Big Girl (1995年、Ariola/BMG)
- 『フォー・ザ・ラヴ・オブ・ユー』 - For the Love of You (1997年、Ariola/BMG)
- 『ガールズ・ナイト・アウト』 - Girls Night Out (1999年、Ariola/BMG)
- What Does It Take (1999年、N-Coded Music)
- 『ダルファー!ダルファー!!』 - Dulfer Dulfer (2002年、Eagle) ※with ハンス・ダルファー
- 『ライト・イン・マイ・ソウル』 - Right in My Soul (2003年、Eagle)
- 『キャンディ・ストア』 - Candy Store (2007年、Heads Up)
- 『ファンクド・アップ』 - Funked Up (2009年、Heads Up)
- 『クレイジー』 - Crazy (2011年、In-Akustik)
- 『トゥゲザー』 - Together (2017年、In-Akustik)
ライブ・アルバム
[編集]- 『ライヴ・イン・アムステルダム』 - Live in Amsterdam (2001年、Ariola/BMG)
- 『ライヴ・アット・モントルー2002』 - Live at Montreux 2002 (2005年、Eagle)
コンピレーション・アルバム
[編集]- 『ベスト・オブ・キャンディ・ダルファー〜キャンディ・ファンキー・セレクション』 - The Best of Candy Dulfer (1998年、N2K Encoded Music)
脚注
[編集]- ^ “ライブ:キャンディ・ダルファー 熱い発泡温泉の爽快=評・川崎浩”. 毎日新聞 2014年8月13日閲覧。