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キングメーカー 大統領を作った男

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
キングメーカー
大統領を作った男
킹메이커
監督 ビョン・ソンヒョン
脚本 ビョン・ソンヒョン
キム・ミンス
製作 イ・ジンヒ
パク・ユンホ
出演者 ソル・ギョング
イ・ソンギュン
ユ・ジェミョン
音楽 イ・ジンヒ
キム・ホンジュン
制作会社 シードフィルム
配給 メガボックス英語版セントラルプラスM
公開 大韓民国の旗 2022年1月26日
日本の旗 2022年8月12日
上映時間 123分
製作国 大韓民国の旗 韓国
言語 朝鮮語
製作費 120億ウォン[1]
興行収入 605万ドル[2][3]
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キングメーカー 大統領を作った男』(キングメーカー だいとうりょうをつくったおとこ、: 킹메이커)は、2022年公開の大韓民国の政治映画。脚本・監督はビョン・ソンヒョンで、主な出演者はソル・ギョングイ・ソンギュンユ・ジェミョン。当初は2021年12月29日の公開が予定されていたが、新型コロナウイルス感染症流行に伴い、韓国の旧正月を控えた2022年1月26日に変更された。

作品の背景

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本作は、金大中とその選挙スタッフだった厳昌録(オム・チャンノク)の政治キャリアにまつわる逸話をベースとしている[4]。 厳昌録をモデルとするソ・チャンデは選挙での勝利を何よりも優先する政略家である一方、金大中をモデルとするキム・ウンボムは国をよくするために大統領を目指す野心を持った人物として描かれる。

ストーリー

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時は1961年。韓国で薬剤師を営むソ・チャンデは、選挙で連敗中の野党候補であるキム・ウンボムの演説に共感する。チャンデはウンボムに手紙を送り、さらに選挙事務所に押しかけてスタッフにするよう求める。事務所メンバーがいぶかしむ中、ウンボムの意向で仮採用されたチャンデはスタッフの意識をまとめることに成功し、信頼を得た。直後の選挙でウンボムは善戦はしたが再び落選する。

数年後、ウンボムが立候補した木浦での国会議員選挙では、危機感を持った与党が大統領自身の遊説に加え金品のばらまきで露骨な買収を図っていた。チャンデはスタッフに与党スタッフの上着を着せて、有権者が与党に反感を抱くように仕向けたり、与党のばらまいた品を「手違い」と言って回収し、それに自党のマークを入れてばらまいたりした。候補者同士の立会演説会で与党候補はウンボム陣営がばらまき直した品を掲げて「買収している」と指摘したが、ウンボムはそれは有志の支持者が勝手にやったものであずかり知らないとかわした。結局ウンボムは初当選を果たした。選挙後、金で寝返りを誘った与党関係者をチャンデは拒否した。

時は流れて1969年。ウンボムは所属する新民党で若手の有力政治家となっていた。一方大統領は権力を延命させるため、1971年の大統領選挙に出馬できるよう3選改憲をおこなった。ウンボムの元にある日、党ナンバー2のキム・ヨンホとナンバー3のイ・ハンサンが訪れ、自分たち若手3人で党の大統領候補指名大会に出馬しようと誘う。党のトップである総裁は穏健派で、現職大統領に勝てないと考えたためだった。3人は党の大統領候補となるべく動き出し、ヨンホは総裁を説得して大統領候補を断念させた。さらにヨンホはハンサンも辞退に追い込んで優位な立場を得る。だがチャンデはハンサングループに指名選挙で白票を投じさせる工作を仕掛けて全候補を過半数割れにさせ、決選投票でウンボムは大統領候補となる。チャンデはウンボムの有力スタッフとなったが、ウンボムはチャンデが望む国会議員候補への推薦には消極的だった。

ウンボムは、郷土予備軍が対北朝鮮防衛という本来の目的を外れ国民統制に利用されているとして廃止を大統領選の公約に掲げる。政府は、それは北朝鮮を利するだけだという雰囲気を作り、ウンボムを不利に仕向けた。チャンデは、自作自演で被害を受ける事件を起こすことも手だと述べ、ウンボムから叱責される。その後、ウンボムが訪米中の留守宅で爆発事件が起き、政府の妨害という説も流れる中、容疑者としてチャンデが拘束される。釈放された後にウンボムの元に赴いたチャンデは、自らの犯行だったと語り、二人は決別した。チャンデは政府与党のスタッフに雇われ、伯仲する選挙で現職大統領を勝たせるため、地域対立を煽るキャンペーンを仕掛ける。結果、ウンボムは敗れ去った。

再び時は流れ、1988年ソウルオリンピックが開かれているソウルで、ウンボムは偶然チャンデと再会する。ウンボムは前年の民主化運動の後に再度大統領に立候補したがまたも敗れていた。二人は会話を交わし、それが最後の対面となった。1997年の大統領選挙にウンボムは当選したが、チャンデはそれを見ることなく死去していたことが最後にテロップで紹介される。

登場人物

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キム・ウンボム
演 - ソル・ギョング[5]、日本語吹替 - 咲野俊介
本作の主人公。理想主義的な政策を掲げる野党政治家。モデルは金大中
ソ・チャンデ
演 - イ・ソンギュン[5]、日本語吹替 - 堀川仁
本作のもう一人の主人公。脱北者。ウンボムのスタッフとなり、選挙に勝つことを優先する。自ら政治家になる野心も抱いていた。
キム・ヨンホ
演 - ユ・ジェミョン[5]、日本語吹替 - 山本満太
新民党のナンバー2議員。「与党の総裁にする」という言葉でカン総裁に大統領候補を断念させた.モデルは金泳三
イ・ハンサン
演 - イ・ヘヨンフランス語版[5]、日本語吹替 - 早川毅
新民党のナンバー3。チャンデからカン総裁直筆の「覚書」を見せられて、大統領候補指名大会で白票をグループに投じさせた。モデルは李哲承
カン・インサン
演 - パク・イナン[5]、日本語吹替 - 上別府仁資
新民党の総裁。党内では与党に融和的とみられている。ヨンホから大統領候補断念を進言されたときには激怒したが、最終的に受け入れた。モデルは柳珍山
イ・ジンピョ
演 - チョ・ウジン[5]、日本語吹替 - 中村和正
与党共和党の選挙参謀。チャンデを自党陣営に誘う。
イ・ヒラン
演 - ペ・ジョンオク英語版[5]
ウンボムの妻。政治的な助言者としても振る舞う。モデルは李姫鎬
パク秘書
演 - キム・ソンオ[5]、日本語吹替 - 峰晃弘
ウンボムの秘書。当初はチャンデと対立した。
スヨン
演 - ソ・ウンス英語版[5]、日本語吹替 - 上絛千尋[6]
ウンボム陣営の選挙スタッフ。
イ補佐官
演 - チョン・ベス英語版[5]
ウンボム陣営のスタッフ。ウンボムに敬意を抱き、長く補佐する。
パク・キス
演 - キム・ジョンス英語版[5]
現職の大統領で、対立候補となったキム・ウンボムに警戒感を抱く。モデルは朴正煕
キム中央情報部長
演 - ユン・ギョンホ英語版[5]
大韓民国中央情報部の部長。目的のために手段をいとわない性格。途中で失脚する。

製作

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ソル・ギョングは監督のビョン・ソンヒョンと、2017年の犯罪スリラー映画『名もなき野良犬の輪舞』で組んだ後、2018年7月に本作に政治家役で出演することとなり、同時にイ・ソンギュンが政略家役として起用される [7]。ソル・ギョングによると、当初のシナリオでは役名に金大中の名前がそのまま使われており、負担を感じて選挙参謀の役に変わることをビョン・ソンヒョンに訴えたが通らず、結局役名は変更された[8]。2019年3月29日に、キャストの顔ぶれが決定し、脚本読み合わせの模様が写真で公開された[9]

監督のビョン・ソンヒョンは以前からのチームで本作を制作した。美術監督のハン・アルム、音楽のキム・ホンジプとイ・ジニ、照明監督のイ・ギルギュは『名もなき野良犬の輪舞』にも参加している[10]。 本作は約120億ウォンの予算が投じられた[1]

主な撮影は2019年3月25日に開始された[11]

封切り

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本作は2021年12月29日の公開が予定されていた[12]。しかし、新型コロナウイルス感染症の流行のため、ソルラルに合わせた2022年1月に延期された[13]。2022年1月26日に封切られた[14]

本作は、2022年4月22日から30日まで開催された第24回ウーディネ極東映画祭のコンペティション部門に正式に招待された[15]

評価

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興行成績

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2022年1月26日に、韓国内の1184のスクリーンで封切られた[16]韓国映画振興委員会 (Kofic)の統合コンピューターネットワークによると、本作は初日に58,956人の観客を集め韓国の興行収入で2位となった[17]。14日連続で興収2位を維持した[18]。2022年9月10日時点で、興収600万ドル・観客動員77万5583人となり、興収は2022年公開の韓国映画中第12位となっている[16][3]

批評

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韓国の雑誌『Cine21英語版』のソン・キョンウォンは、本作の物語は金大中の大統領選挙運動に見え透いた形で立脚しながら、他の政治ドラマや映画とは異なり、政治や実際の政策よりも主人公間の関係に焦点を絞っていると評した[4]。ソンはビョン・ソンヒョンの脚本と演出に「スタイリッシュなシーン、感覚に訴える撮影、俳優間の強力な化学反応など、監督としての才能が生きている」と述べた[4]。その上でソンは、チャンデがネガティブ・キャンペーンを使ってウンボムの勝利を支援したことで、「目的が手段を正当化する」ことに対する根本的な疑問を提起していると締めくくった[4]

受賞・ノミネート

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部門 候補対象 結果 Ref.
2022 第58回百想芸術大賞 映画部門作品賞 キングメーカー 大統領を作った男 ノミネート [19][20][21]
監督賞 ビョン・ソンヒョン 受賞
最優秀演技賞(男) ソル・ギョング 受賞
イ・ソンギュン ノミネート
最優秀助演賞(男) チョ・ウジン 受賞
脚本賞 ビョン・ソンヒョン、キム・ミンス ノミネート
撮影賞 ヨ・ヒュンリ ノミネート
技術賞(美術) ハン・アルム ノミネート
春史大賞映画祭2022 監督賞 ビョン・ソンヒョン ノミネート [22]
男優主演賞 ソル・ギョング ノミネート
男優助演賞 チョ・ウジン ノミネート
第31回釜日映画賞 (en) 監督賞 ビョン・ソンヒョン ノミネート [23]
男優賞 ソル・ギョング ノミネート
男優助演賞 チョ・ウジン ノミネート

脚注

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  1. ^ a b Jeong Hyung-hwa (January 26, 2022). “'해적:도깨비깃발' '킹메이커' 개봉, 설연휴 韓영화 흥행 기대↑ [종합 ['Pirates: Goblin Flag' and 'Kingmaker' release, Korean movie box office expectations for the Lunar New Year's holiday ↑ [General]]”] (朝鮮語). Star News (Naver). https://n.news.naver.com/entertain/movie/article/108/0003023898 January 26, 2022閲覧。 
  2. ^ Kingmaker”. Box Office Mojo. IMDb. 13 August 2022時点のオリジナルよりアーカイブ2022年10月10日閲覧。
  3. ^ a b KOFIC, KOBIS (Korean Box Office Information System) The Box office: Korean films of 2022”. KOFIC. July 31, 2022閲覧。
  4. ^ a b c d Song Kyung-won (January 26, 2022). “[리뷰 세상을 바꾸려면 우선 이겨야 한다 '킹메이커' [[Review] To change the world, you must first win 'Kingmaker']”] (朝鮮語). Cine21 (Naver). https://n.news.naver.com/entertain/movie/article/140/0000046462 January 26, 2022閲覧。 
  5. ^ a b c d e f g h i j k l キャスト&ディレクター - 『キングメーカー 大統領を作った男』オフィシャルサイト(2022年10月10日閲覧)
  6. ^ 上絛千尋 [@iiichiii12] (2022年12月2日). "日本語吹き替え版、スヨン役で出演させていただいてます。". X(旧Twitter)より2023年4月16日閲覧
  7. ^ Pierce Conran (30 July 2018). “SUL Kyung-gu & BYUN Sung-hyun Reunite for KINGMAKER: THE FOX OF THE ELECTION”. Korean Film Biz Zone. November 27, 2021閲覧。
  8. ^ “「キングメーカー」で金大中モデルの難役に挑戦 名優ソル・ギョング”. 朝日新聞. (2022年8月15日). https://www.asahi.com/articles/ASQ8G4WFYQ85PCVL00H.html 2022年10月13日閲覧。 
  9. ^ Photos + Cast Update First Reading Stills Added and Cast Updated for the Upcoming Korean Movie "Kingmaker"]”. HanCinema (March 29, 2019). November 27, 2021閲覧。
  10. ^ Jo Ji-young (November 18, 2021). “'불한당'→'킹메이커' 이선균 "지금껏 본 적 없는 시대극 탄생" ['Rogue' → 'Kingmaker' Lee Seon-gyun "The birth of a historical drama like you've never seen before"]” (朝鮮語). Sports Chosun (Naver). https://n.news.naver.com/entertain/article/076/0003803652 November 27, 2021閲覧。 
  11. ^ Jeong Hyung-hwa (December 10, 2021). “'킹메이커' 故김대중 대통령 실화 모티프 공식 발표..전면승부 택했다 [종합 ['Kingmaker' The late President Dae-Jung Kim's true story motif was officially released.. I chose an all-out game [Comprehensive]]”] (朝鮮語). Star News (Naver). https://n.news.naver.com/entertain/movie/article/108/0003011795 December 10, 2021閲覧。 
  12. ^ Kim Ji-won (December 7, 2021). “[공식 설경구X이선균 '킹메이커', 12월 29일 개봉 확정 [[Official] Seol Kyung-gu X Lee Seon-gyun 'Kingmaker' confirmed for release on December 29th]”] (朝鮮語). Ten Asia (Naver). https://n.news.naver.com/entertain/article/312/0000516338 December 7, 2021閲覧。 
  13. ^ Kim Na-yeon (December 17, 2021). “'킹메이커'→'비상선언' 개봉 연기..영화계 불어닥친 한파 [★NEWSing ['Kingmaker' → 'Emergency Declaration' release postponed.. Cold wave in the film industry [NEWSing]]”] (朝鮮語). Star News (Naver). https://n.news.naver.com/entertain/movie/article/108/0003013431 December 17, 2021閲覧。 
  14. ^ Jeong Hyung-hwa (December 31, 2021). “'킹메이커' 1월26일 개봉..But 영화관 영업시간 제한이 변수 ['Kingmaker' will be released on January 26th..But movie theater business hours are a variable]” (朝鮮語). Star News (Naver). https://n.news.naver.com/entertain/movie/article/108/0003017294 December 31, 2021閲覧。 
  15. ^ Kim Kyung-hee (February 23, 2022). “'킹메이커' 제24회 이탈리아 우디네 극동영화제 공식 초청!” ['Kingmaker' officially invited to the 24th Italian Far East Film Festival in Udine!] (朝鮮語). MBC Entertainment. February 23, 2022閲覧。
  16. ^ a b KOFIC, KOBIS (Korean Box Office Information System) Box office: Kingmaker (2022)”. KOFIC. February 6, 2022閲覧。
  17. ^ “일별 박스오피스 [Daily box office]” (朝鮮語). Korean Film Council (KOBIS). (February 8, 2022). https://www.kobis.or.kr/kobis/mobile/main/findDailyBoxOfficeList.do October 10, 2022閲覧。 
  18. ^ Hyung-hwa Jeong (February 5, 2022). “'해적:도깨비깃발' 10일 연속 1위..100만 눈앞 [★무비차트 ['Pirates: Goblin Flag' 1st place for 10 days in a row.. 1 million in front of [★Movie Chart]]”] (朝鮮語). Star News (Naver). https://n.news.naver.com/entertain/movie/article/108/0003026139 February 5, 2022閲覧。 
  19. ^ “제 58회 백상예술대상 [58 Nominees · Works]” (朝鮮語). Baeksang Arts Awards. (April 11, 2022). https://www.baeksangawards.co.kr/candidate April 11, 2022閲覧。 
  20. ^ Ahn Byung-gil (April 11, 2022). “58회 백상예술대상 후보 공개…영광의 주인공은?” [58th Baeksang Arts Awards nominations revealed... Who is the hero of glory?] (朝鮮語). Sports Kyunghyang. Naver. April 11, 2022閲覧。
  21. ^ Park Seo-yeon (May 6, 2022). “[제58회 백상'모가디슈' 류승완-'오겜' 대상 영예..이준호X김태리 '2관왕'(종합) [[58th Baeksang] 'Mogadishu' Ryu Seung-wan - 'Ogem' Grand Prize ... Jun-ho Lee X Tae-ri Kim 'Two Crowns' (Comprehensive)]”] (朝鮮語). Herald POP (Naver). https://n.news.naver.com/entertain/article/112/0003556501 May 6, 2022閲覧。 
  22. ^ “후보자(후보작) 리스트 [Candidate (Nominations) List]” (朝鮮語). (August 26, 2022). http://www.chunsa.or.kr/award2.html?cate=award2 August 27, 2022閲覧。 
  23. ^ Nam Yoo-jung (October 6, 2022). “2022 부일영화상, 박해일·탕웨이 ‘최고의 별’” [2022 Buil Film Awards, Park Hae-il and Tang Wei's 'Best Stars'] (朝鮮語). Busan Ilbo. October 6, 2022閲覧。

外部リンク

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