キング・ビスケット・ライヴ (ELPのアルバム)
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(キング・ビスケット・ライブから転送)
『キング・ビスケット・ライヴ』 | ||||
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エマーソン・レイク&パーマー の ライブ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
1977年 1974年 | |||
ジャンル | プログレッシブ・ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | King Biscuit Flower Hour Records | |||
プロデュース | Steve Ship, Lee Handler (Executive Producers) | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
エマーソン・レイク&パーマー アルバム 年表 | ||||
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キング・ビスケット・ライヴ(King Biscuit Flower Hour: Greatest Hits Live)は、エマーソン・レイク・アンド・パーマー(ELP)のライブ・アルバム。アメリカのラジオ番組「キング・ビスケット・フラワー・アワー」が1970年代に収録した音源を1997年にCDで発表したものである[注釈 1]。
内容
[編集]ディスク1の#1から#10までは、『作品第二番』の発表に合わせて1977年10月に始まった北アメリカ・ツアー[1]からのもので、同年11月12日のウェスト・バージニア州ホイーリングでのコンサートで収録された。「ピアノ・インプロヴィゼイション」は『ELP四部作』の「ピアノ協奏曲第1番・第1楽章」のピアノ独奏である。「海賊」は『ELP四部作』でオーケストラとの共演によって発表された曲だが、本作ではELPだけで演奏されている[注釈 2]。
#11以降とディスク2の「悪の教典#9」は、『恐怖の頭脳改革』の発表に合わせて1973年11月に始まったワールド・ツアーからのもので、1974年3月7日のオクラホマ州タルサでのコンサートで収録された。
ディスク2の「CDエクストラ」は、1992年のELP再結成に合わせて発表された「ウェルカム・バック」など、既に発表されていたビデオ・ソフトの抜粋である。
収録曲
[編集]- ディスク1
- ピーター・ガン – Peter Gunn (Henry Mancini)
- 孤独なタイガー – Tiger in a Spotlight (Emerson, Lake, Palmer, Peter Sinfield)
- セ・ラ・ヴィ – C'est la Vie (Lake, Sinfield)
- ピアノ・インプロヴィゼイション – Piano Improvisation (Emerson)
- メイプル・リーフ・ラグ – Maple Leaf Rag (Scott Joplin)
- ドラム・ソロ – Drum Solo (Palmer)
- 邪悪の神,そして悪の精の踊り – The Enemy God, Dances with the Black Spirits (Sergei Prokofiev)
- 君をみつめて – Watching Over You (Lake, Sinfield)
- 海賊 – Pirates (Emerson, Lake, Sinfield)
- 庶民のファンファーレ – Fanfare for the Common Man (Aaron Copland)
- ホウダウン – Hoedown (Copland)
- スティル…ユー・ターン・ミー・オン – Still...You Turn Me On (Lake)
- ラッキー・マン – Lucky Man (Lake)
- ピアノ・インプロヴィゼイション – Piano Improvisation (Emerson)
- ディスク2
- 悪の教典#9 – Karn Evil #9 (Emerson, Lake, Sinfield)
- ディスク2(CDエクストラ)
- CDエクストラ式画像
参加ミュージシャン
[編集]- Emerson, Lake and Palmer
- Keith Emerson – キーボード
- Greg Lake – ボーカル、ベース・ギター、ギター
- Carl Palmer – ドラムス、パーカッション
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ アメリカのラジオ番組「キング・ビスケット・フラワー・アワー」が収録した音源をCD化したシリーズの一環。ELPの他にもグレッグ・レイクのソロやルネッサンス、GTR等のアーティストやバンドのライブがCD化されている。
- ^ 『ELP四部作』の発表に合わせて1977年5月に開始された北アメリカ・ツアーは、当初はオーケストラと合唱隊とが参加しており、「ピアノ協奏曲第1番:第一楽章・第三楽章」と「海賊」はオリジナルと同様にオーケストラとの共演で披露されていた。しかし、この大所帯のツアーは最初の三週間で採算の見込みが立たなくなってしまった。そこで残りの六週間は、7月7日、8日、9日のマディソン・スクエア・ガーデンでのコンサートと8月26日のモントリオールのオリンピック・スタジアムでのコンサートを除いて、ELPだけで行われた。このツアーは続編『作品第二番』の発表に合わせて同年10月にELPだけで再開されて、1978年2月まで続いた。
出典
[編集]- ^ Macan (2006), p. 403.
引用文献
[編集]- Macan, Edward (2006). Endless Enigma: A Musical Biography of Emerson, Lake and Palmer. Chicago and La Salle: Open Court. ISBN 978-0-8126-9596-0