キントラノオ
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キントラノオ | ||||||||||||||||||||||||||||||
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キントラノオ(Galphimia gracilis)
(2024年10月 沖縄県石垣市 植栽) | ||||||||||||||||||||||||||||||
分類(APG IV) | ||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Galphimia gracilis Bartl. | ||||||||||||||||||||||||||||||
シノニム | ||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
キントラノオ | ||||||||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
slender goldshower |
キントラノオ(金虎尾、学名:Galphimia gracilis)はキントラノオ科キントラノオ属の非耐寒性常緑低木[1][2][3]。
特徴
[編集]高さ0.5–2 m。幹が直立する小さな木で、枝はよく分枝し、株立状となり、全体に白粉を帯びる。総状花序に直径1–2 cmの黄色い星型の5弁花を次々と咲かせる。花序は長さ5–15 cmほど。花期は6–11月で、開花時は樹全体が黄金色に包まれ美しい。雄しべは10本。葉は長さ2–8 cmほどで長楕円形~長卵形、対生する。花が似ているコウシュンカズラはつる植物で、葉がより幅広い点で本種と区別できる[4][5][6][7][8][1][2][9][3]。
分布と生育環境、利用
[編集]熱帯アメリカ(メキシコ~パナマ)原産。熱帯~亜熱帯で広く栽培され、沖縄県内では公園や庭園へ植栽される。生垣にも向く。過湿で立枯れを起こすことがある。開花後に剪定を行い、脇芽を出すようにすると花つきが良くなる。樹形を整えるための剪定は2–3月に行う。耐潮性はやや弱いが、病虫害の発生はほとんどみられない。繁殖は実生や挿し木による[4][5][6][7][8][1][9][3]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 池原直樹『沖縄植物野外活用図鑑 第4巻 海辺の植物とシダ』新星図書出版、1979年。 ※ 学名をThryallis glaucaとしている
- 白井祥平『沖縄園芸植物大図鑑』 4巻《熱帯花木》、沖縄教育出版、那覇市、1980年。
- 小野幹雄 著「キントラノオ」、岩槻邦男ら監修 編『朝日百科 植物の世界』 3巻、朝日新聞社、東京、1997年、311–312頁。ISBN 9784023800106。
- 海洋博記念公園管理財団『沖縄の都市緑化植物図鑑』新星出版、那覇市、1997年。ISBN 9784902193732。
- 屋比久壮実『花ごよみ 亜熱帯沖縄の花』アクアコーラル企画、2006年。ISBN 4990191730。 ※ 学名をGalphimia glaucaとしている
- 平良一男; 新里隆一・仲村康和・松田正則『沖縄 花めぐり』沖縄都市環境研究会、2009年。
- 日本インドア・グリーン協会『熱帯植物図鑑』誠文堂新光社、東京都文京区、2020年。ISBN 9784416918852。
- 沖田原耕作『おきなわの園芸図鑑 園芸植物とその名前』新星出版、那覇市、2021年。ISBN 9784909366832。 ※ 学名をGalphimia glaucaとしている
- 林将之; 名嘉初美『沖縄の身近な植物図鑑』ボーダーインク、2022年。ISBN 9784899824350。
外部リンク
[編集]- キントラノオ 植物図鑑 海洋博公園
- キントラノオ かぎけん花図鑑
- キントラノオ 林野庁 西表森林生態系保全センター
- キントラノオ 園内植物図鑑 浜名湖ガーデンパーク
- キントラノオ(金虎の尾) 植物写真鑑