キン肉マンII世 正義超人への道
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ジャンル |
プロレスゲーム 2D対戦型格闘ゲーム |
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対応機種 | ゲームボーイアドバンス |
開発元 | シャンダー |
発売元 | バンプレスト |
プロデューサー | 三浦慎太郎 |
ディレクター | 増田雅人 |
デザイナー | 増田雅人 |
プログラマー | 深堀勝之 |
音楽 | 甲賀崇 |
美術 |
山下利治 石丸恵 |
シリーズ | キン肉マンシリーズ |
人数 | 1 - 2人(対戦プレイ) |
メディア | ロムカセット |
発売日 |
2002年12月6日 2003年6月 |
売上本数 | 約3万1000本[1] |
その他 |
型式: AGB-AK2J-JPN AGB-AK2E-USA |
『キン肉マンII世 正義超人への道』は、2002年12月6日にバンプレストから発売されたゲームボーイアドバンス用プロレス格闘アクションである。漫画『キン肉マンII世』(1997年 - 2011年)を題材としている。
概要
[編集]漫画『キン肉マンII世』に登場する超人達によるプロレスゲーム。試合中、正義・残虐に分かれる技をどれだけ使ったかにより正義・残虐の属性ゲージが蓄積され、超人を育成することが出来る。
ゲーム内容
[編集]- 正義超人への道
- 主人公・キン肉万太郎を操作して闘って行くストーリーモード。
- 超人リーグ戦
- 超人を1人選び、自分以外の相手の22戦を勝ち抜いていくモード。
- 3on3チームバトル
- 特定のチーム(team-AHO、悪行超人、新世代超人2期生、ノーリスペクト、伝説超人、最強超人)を選び、自分以外のチームを3VS3の勝ち抜き戦を行うモード。
- エキシビジョンマッチ
- VSコンピュータ
- 通信対戦
- トレーニング
- 万太郎を操作して、ラーメンマンから操作方法を学ぶモード。初級編と上級編に分かれる。
- 超人図鑑
- 超人のデータを閲覧出来る。超人の成長をリセットできる。
- オプション
- ゲームのレベル設定、実況の有無の切り替えができる。
各モードをクリアする事により全盛期の伝説超人が使用可能になる。
設定
[編集]リング
[編集]- 白地リング
- 通常のリング。
- コンクリートリング、シーサーリング
- 投げ技の威力が20%上昇。関節技の威力が10%上昇。
- 畳リング
- 投げ技の威力が10%上昇。関節技の威力が20%上昇。
- d.M.pリング
- 残虐パワーを選択したキャラクターの攻撃力が5%上昇。
- ヘラクレス・ファクトリーリング
- 友情パワーを選択したキャラクターの攻撃力が5%上昇。
- キン肉星リング
- キン肉族(キン肉万太郎、キン肉スグル、キン肉アタル)の攻撃力が5%上昇。
会場
[編集]()内は選べるリング。
- 日本武道館(白地、コンクリート、d.M.p)
- 網走(赤地)
- 関西ドーム(白地・チェス、d.M.p)
- ヘラクレスファクトリー(白地)
- キン肉星(kinマーク)
- 網走(練習用)(赤地)
- 網走(赤地)
- 沖縄(シーサー)
- 河原(コンクリート)
- 千葉マッスルメッセ駐車場(白地)
- 東京湾(白地)
登場キャラクター
[編集]- 一部の場合を除きミート(声:吉田小南美)がセコンドにつく。
- 必殺技
- キン肉ドライバー(組み中にRボタン)
- キン肉バスター(組み中にR+←or→)
- マッスルミレニアム(立ち中にR+AorBボタン)
- アピール 相手に向かっておなら
- 声 - 森川智之
- 必殺技
- ハイボルテージボム(組み中にRボタン)
- カーフ・ブランディング(立ち中にR+AorBボタン)
- スピニング・トゥホールド(相手ダウン中にA)
- アピール ピーナッツを吹く
- 声 - 増谷康紀
- 必殺技
- サバンナヒート(組み中にRボタン)
- アントラーフィスト(立ち中にR+AorBボタン)
- アピール 鏡を見てウットリ
- 声 - 山崎たくみ
- 必殺技
- 海象滝登り(組み中にRボタン)
- アイスロックドライバー(立ち中にR+AorBボタン)
- アピール シャケを投げる
- 声 - 野島健児
- 必殺技
- ビーフケーク・ハマー(組み中にRボタン)
- ベルリンの赤い雨(立ち中にR+AorBボタン)
- アピール ソーセージを食べる
- デッド・シグナル
- 声 - 稲田徹
- 必殺技
- NASTY DROP(組み中にRボタン)
- トリプル丸鋸(組み中にR+Bボタン)
- 死の踏切(立ち中にR+Aボタン)
- アピール 信号点滅
- クリオネマン
- 声 - 高崎拓郎
- 必殺技
- x・y・zクラッシュ(組み中にRボタン)
- 水母落とし(組み中にR+←or→)
- イカ変身(立ち中にR+AorBボタン)
- アピール 体をゴムの様に伸ばす
- 声 - 置鮎龍太郎
- 必殺技
- タワーブリッジ(組み中にRボタン)
- ビッグベン・エッジ(組み中にR+←or→)
- ロープワークタワーブリッジ(立ち中にR+AorBボタン)
- アピール 腕組みポーズ
- テルテルボーイ
- 声 - 西村朋紘
- 必殺技
- 断刀アンテナ(組み中にRボタン)
- トラウマボイス・ダイアル(バッファローマン)(立ち中にR+Bボタン)
- トラウマボイス・ダイアル(ラーメンマン)(立ち中にR+Aボタン)
- アピール ボタンが点滅
- MAXマン
- 声 - 稲田徹
- 必殺技
- ビッグブーツ・インパクト(組み中にRボタン)
- MAXシュート(立ち中にR+AorBボタン)
- アピール 体を磨く
- レックス・キング
- 声 - 太田真一郎
- 必殺技
- スケルトン・ブラッシュ・ジョー(組み中にRボタン)
- ジュラシックハンド(立ち中にR+AorBボタン)
- アピール 右腕を突き上げ口パク
- 声 - 遠近孝一
- 必殺技
- 馬式誉れ落とし(組み中にRボタン)
- ルーク・スカイツイスター(組み中にR+←or→)
- ケンタウロスの黒い嘶き(立ち中にR+AorBボタン)
- アピール チェス盤を取り出しチェス
- 声 - 乃村健次
- 必殺技
- アルティメット・スカー・バスター(組み中にRボタン)
- バッファロー・ブランディング(立ち中にR+AorBボタン)
- アピール リンゴをつぶす
- 声 - 森川智之
- 必殺技
- 串刺し昆虫採集(組み中にRボタン)
- スリーウェイ・ダンス・インパクト(組み中にR+←or→)
- ディザスター・タンク(立ち中にR+AorBボタン)
- アピール 日の丸弁当を食べる
- 声 - 中井和哉
- 必殺技
- 釣鐘割り(組み中にRボタン)
- 兜蟹変化・カブトガニセントーン(組み中にR+←or→)
- 撥雲風車・牛馬断体車(立ち中にR+AorBボタン)
- アピール 妖腕刀を舌なめずり
- 声 - 檜山修之
- 必殺技
- リバースパワーボム(組み中にRボタン)
- デスバレーボム(組み中にR+←or→)
- シューティング・アロー(立ち中にR+Bボタン)
- ナスティ・ギムレット(立ち中にR+Aボタン)
- アピール 手配書を取りだす
- キン肉スグル(現在)
- 声 - 古川登志夫
- 必殺技
- キン肉ドライバー(自爆)(組み中にRボタン)
- キン肉バスター(自爆)(組み中にR+←or→)
- アーチェリーストレッチ(立ち中にR+AorBボタン)
- アピール 相手に向かっておなら
- ラーメンマン(現在)
- 声 - 小野健一
- 必殺技
- 九龍城落地(組み中にRボタン)
- 回転龍尾脚(立ち中にR+AorBボタン)
- アピール クンフーの構えをする
- バッファローマン(現在)
- 声 - 乃村健次
- 必殺技
- ハリケーン・ミキサー(空中)(組み中にRボタン)
- ハリケーン・ヒート(組み中にR+←or→)
- ハリケーン・ミキサー(地上)(立ち中にR+AorBボタン)
- アピール 足を後ろへと蹴りあげる
- キン肉スグル(全盛期)
- 声 - 古川登志夫
- 必殺技
- キン肉ドライバー(組み中にRボタン)
- キン肉バスター(組み中にR+←or→)
- サンマッスル(立ち中にR+AorBボタン)
- アピール 牛丼を食べる
- ラーメンマン(全盛期)
- 声 - 小野健一
- 必殺技
- 九龍城落地(組み中にRボタン)
- 回転龍尾脚(立ち中にR+AorBボタン)
- アピール ラーメンを食べる
- バッファローマン(全盛期)
- 声 - 乃村健次
- 必殺技
- ハリケーン・ミキサー(空中)(組み中にRボタン)
- ハリケーン・ヒート(組み中にR+←or→)
- ハリケーン・ミキサー(地上)(立ち中にR+AorBボタン)
- アピール ロングホーンをヤスリで磨く
- 声 - 稲田徹
- 必殺技
- ナパームストレッチ(組み中にRボタン)
- マッスル・スパーク(組み中にR+←or→)
- 連続ドラゴンスープレックス(立ち中にR+AorBボタン)
- アピール バズーカ発射
スタッフ
[編集]- 企画、ディレクター:増田雅人
- メインプログラム:深堀勝之
- プログラム:佐藤琢哉、松川朋昭
- インフォメーショングラフィック:山下利治、石丸恵
- リンググラフィック:山下利治
- キャラクター・グラフィック:石黒誠一郎、西健介、AME、岡本晃靖、初谷諭、松田淳、田中童、日下部敏行、太田佳子、小林高志
- イベントグラフィック:佐野征司、佐藤由貴江、譲原由利香、高橋克也
- 音楽:甲賀崇
- 効果音:高野朋之、富樫由起子
- テストプレイ:ポールトゥウィン
- スペシャルサンクス:半澤大輔、くまくま団
- プロデューサー:三浦慎太郎
評価
[編集]評価 | ||||||||||||||||
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ゲーム誌『ファミ通』の「クロスレビュー」では、8・6・7・5の合計27点(満40点)となっている[3][4]。レビュアーの意見としては「原作らしさも十分再現」、「試合展開を組み立てる緻密さには欠ける」、「後半がキツい」、「必殺技を出さないと試合に勝てないシステムはいいかも」などと評されている[3]。
関連書籍
[編集]- Vジャンプブックスゲームシリーズ ゲームボーイアドバンス版 キン肉マンII世 正義超人への道 オール超人必勝ロード 完全ガイド - 集英社、2002年12月13日、ISBN 4-08-779209-9
脚注
[編集]- ^ 山森尚 編「ゲームボーイアドバンス」『広技苑 2007年春版』毎日コミュニケーションズ、2007年4月5日、86頁。ISBN 978-4-8399-2353-2。
- ^ a b c d e “Ultimate Muscle: The Kinnikuman Legacy - The Path of the Superhero for Game Boy Advance (2002) - Moby Games”. Blue Flame Labs. 2018年2月12日閲覧。
- ^ a b c 松本秀寿(編)「新作ゲームクロスレビュー」『週刊ファミ通』2002年12月13日号、エンターブレイン、2003年12月13日、35頁。
- ^ a b “キン肉マンII世 正義超人への道 まとめ [GBA] / ファミ通.com” (日本語). KADOKAWA CORPORATION. 2018年2月12日閲覧。