キール 6000
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キール 6000 KIEL 6000 | |
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基本情報 | |
船種 | 遠隔操作型無人探査機 (ROV) |
クラス | QUEST 7 Workclass |
所有者 | ヘルムホルツ海洋研究センター・キール(GEOMAR) |
運用者 | ヘルムホルツ海洋研究センター・キール(GEOMAR) |
建造所 | シリング・ロボティクス |
母港 | ドイツ |
要目 | |
全長 | 3.500 mm (0.1378 in)[1] |
全幅 | 1.900 mm (0.0748 in)[1] |
高さ | 2,400 mm (94 in)[1] |
推進器 | SPE-380型 600 VDC電気推進機×7基[1] |
定格出力 | 10 kW (13 shp)[1] |
速力 |
前後進:3 kt(1.5 m/s) 上下左右:2 kt(1 m/s) |
潜航深度 | 6,000 m (20,000 ft)[1] |
その他 |
マニピュレーター×2基 重量:3.500 kg (7.72 lb)[1] 供給電力:3800 - 4160 VAC/460 Hz; 60 kW 認証機関:ジャーマンロイド(現:DNV) |
キール 6000(KIEL 6000)は、アメリカ合衆国、カリフォルニア州デイビスにあるテクニップFMC傘下のシリング・ロボティクスが開発し、ドイツのヘルムホルツ海洋研究センター・キール(GEOMAR、旧:ライプニッツ熱帯海洋生態系センター)が所有・運用する遠隔操作型無人探査機(ROV)。
概要
[編集]キール 6000は、最大潜航深度6,000 m(19,685 ft)までの各種作業用に設計されており、全海洋の9割に到達可能である[1]。電気推進式であり、一次、二次ケーブル合わせ全長9,200 mのアンビリカルケーブルを介し母船と接続される。また、適切な設備が設置され、運用機材を搭載することによって各種船舶での運用も可能である[1]。
ドイツのエクセレンス・イニシアティブに基づきドイツの国立大学や研究所などが参画するプログラム「フューチャー・オーシャン」のような学術的研究や、海洋観測所の設置やメンテナンスに用いられている[1]。