キー・ヨン・チョン
| キー・ヨン・チョン | |
|---|---|
| 生誕 |
????年??月??日  マレーシア |
| 学歴 | ブリュッセル音楽院 |
| ジャンル | クラシック音楽・現代音楽 |
| 職業 | 作曲家 |
キー・ヨン・チョンは、マレーシア出身の中国人の現代音楽作曲家。現在は世界中を渡り歩いている。
略歴
[編集]ブリュッセル音楽院を首席で卒業。ICOMS国際作曲コンクール第1位を受賞後、次々と国際コンクールを制し、現在では20以上の受賞歴がある。第2回ソウル国際作曲コンクールと第4回パヌフニク国際作曲コンクールで共にグランプリで獲得した頃から注目された。現在もブリュッセルにピアニストの妻と一人娘と住み、ヨーロッパの楽壇からの委嘱作曲に応えている。
ワルシャワの秋出品時のパンフには、「親の仕事を継ぐのに反対して音楽家になることを決意したが、ベルギーで皿洗い」をするなど苦渋の生活であったと本人からのコメントがある。日本からの委嘱や演奏もある[1]。
作曲作品と作風
[編集]中国系であることをアピールする作風で、シェンや中国式の打楽器の奏法などもふんだんに使われる。原則的には全作品を通しモノフォニックな印象が強いが、ディレィテクニックを使った「オーバード」ではポリフォニックな響きを聞かせている。活動当初は旋律に与えられる装飾も比較的おとなしかったが、2008年現在はかなり複雑化している。題名はほぼ自然からの影響を見せたものがほとんどであり、この点も中国の伝統を意識した構成になっている。「裁断された風景[2]」、「変容」などは連作化することで個人様式を深めている。
作品はVerlag Neue Musikから全作品が貸与または販売されている[3]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “この作品はJFCより委嘱され、JFC60周年に捧げる。”. www.jfcomposers.net. 日本作曲家協議会. 2022年3月6日閲覧。
- ^ “chronological-list-of-works_full”. chongkeeyongstudioc.files.wordpress.com. chongkeeyongstudioc.files.wordpress.com. 2020年10月15日閲覧。
- ^ “For more information to purchase these works, please kindly contact my publisher Verlag Neue Musik:”. chongkeeyong-studio-c.com. chongkeeyong-studio-c.com. 2023年1月16日閲覧。
外部リンク
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