ギャラリーαM
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ギャラリーαM(gallery αM)は、東京都新宿区にある、日本の美術展示スペース。
沿革
[編集]1988年に武蔵野市吉祥寺に開設されたが、2002年3月に閉廊[1]。現代美術分野の新人を主な利用者としていた[1]。
2002年以降、武蔵野美術大学学芸術文化学科の学生が主体となって運営する「αMプロジェクト」として、特定のスペースを持たずに展覧会活動を行い、2009年に馬喰町に開設した「gallery αM」でも、誕生当時の活動主旨を引き継ぎ、展覧会活動を継続した[1]。
2023年に武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス内に移転[2][3]。
運営委員会が選定するゲスト・キュレーター制度を設けている。
企画
[編集]- αMプロジェクト1988-1989 谷新
- αMプロジェクト1990-1991 赤津侃
- αMプロジェクト1992-1993 高木修
- αMプロジェクト1994-1995 高島直之
- αMプロジェクト1996-1997 倉林靖
- αMプロジェクト1998-1999 藤枝晃雄
- αMプロジェクト2000-2001 高島直之、林卓行、松本透
- αMプロジェクト2002『媒介者たち』
- αMプロジェクト2003『風景の奪還』
- αMプロジェクト2004 児島やよい
- αMプロジェクト2005『未来のニュアンス―スペースダイアローグ』(キュレーション、岡部あおみ)
- αMプロジェクト2006『生命の部屋』(キュレーション、加藤義夫)
- αMプロジェクト2007『ON THE TRAIL』(キュレーション、鷹見明彦)
- αMプロジェクト2008『現れの空間』(キュレーション、住友文彦)
- αMプロジェクト2009『変成態―リアルな現代の物質性』(キュレーション、天野一夫)
- αMプロジェクト2010『複合回路』
- αMプロジェクト2011『成層圏』
- αMプロジェクト2012『絵画、それを愛と呼ぶことにしよう』(キュレーション、保坂健二朗)
- αMプロジェクト2013『楽園創造(パラダイス) —芸術と日常の新地平—』(キュレーション、中井康之)
- 「パランプセスト 重ね書きされた記憶/記憶の重ね書き」(キュレーション、北澤憲昭、和田浩一(宮城県美術館総括研究員))
- 「資本空間 —スリー・ディメンショナル・ロジカル・ピクチャーの彼岸」(キュレーション、山本和弘)
- 「トランス/リアル — 非実体的美術の可能性」(キュレーション、梅津元)
- 「鏡と穴―彫刻と写真の界面」(キュレーション、光田由里)
- 「絵と、」(キュレーション、蔵屋美香)
- 「東京計画2019」(キュレーション、藪前知子)
- 「約束の凝集」(キュレーション、長谷川新)
- 「判断の尺度」(キュレーション、千葉真智子)
- 「開発の再開発」(キュレーション、石川卓磨)[4]
脚注
[編集]- ^ a b c “ABOUT – gallery αM”. 2024年2月23日閲覧。
- ^ gallery αM - 武蔵野美術大学
- ^ “gallery αM|Tokyo Art Beat”. Tokyo Art Beat. 2024年2月23日閲覧。
- ^ “HISTORY – gallery αM”. 2024年2月23日閲覧。