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ギース・アンド・ザ・ゴースト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『ギース・アンド・ザ・ゴースト』
アンソニー・フィリップススタジオ・アルバム
リリース
ジャンル プログレッシブ・ロック
時間
レーベル ヴァージン・レコード
プロデュース アンソニー・フィリップスマイク・ラザフォード、サイモン・ヘイワース
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 191位(アメリカ[1]
  • アンソニー・フィリップス アルバム 年表
    ギース・アンド・ザ・ゴースト
    (1977年)
    ワイズ・アフター・ジ・イヴェント
    (1978年)
    テンプレートを表示

    ギース・アンド・ザ・ゴースト[2]The Geese And The Ghost)は、アンソニー・フィリップスのファースト・アルバムである。ジェネシスのメンバーであるマイク・ラザフォードと共に作成された楽曲のあり、サウンドも初期ジェネシスの延長線にあるが、やはりアンソニーの好みを反映させた牧歌的でアコースティックな演奏が全体的に大きい位置を占めている。なお、「フィッチ・ウェイ・ザ・ウィンド・ブロウズ」と「ゴッド・イフ・アイ・ソー・ハー・ナウ」には、フィル・コリンズがリード・ボーカルとして参加している。

    アルバム・ジャケットは、この作品以降しばしばアンソニーのアルバムをデザインすることになるピーター・クロスの手による。

    収録曲

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    作曲:全曲アンソニー・フィリップス(3、5、6はフィリップスとマイク・ラザフォードの共作)

    1. 「ウィンド-テイルズ」 - "Wind - Tales" 1:02
    2. 「フィッチ・ウェイ・ザ・ウィンド・ブロウズ」 - "Which Way the Wind Blows" 5:51
    3. 「ヘンリー:ポートレイツ・フロム・チューダー・タイムズ」 - "Henry; Portraits From Tudor Times" 12:11
      1. 「ファンファーレ」 - Fanfare
      2. 「リュートのコーラス」 - Lutes' Chorus
      3. 「ミスティ・バトルメンツ」 - Misty Battlements
      4. 「ヘンリー・ゴーズ・トゥ・ウォー」 - Henry Goes to War
      5. 「デス・オヴ・ア・ナイト」 - Death of a Knight
      6. 「チライアンファント・リターンズ」 - Triumphant Return
    4. 「ゴッド・イフ・アイ・ソー・ハー・ナウ」 - "God if I Saw Her Now" 4:09
    5. 「チャイニーズ・マッシュルーム・クラウド」 - "Chinese Mushroom Cloud" 0:46
    6. 「ギース・アンド・ザ・ゴースト」 - "The Geese and the Ghost" 15:40
      1. 「パート1」 - Part 1
      2. 「パート2」 - Part 2
    7. 「コレクションズ」 - "Collections" 3:07
    8. 「スリープフォール : ザ・ギース・フライ・ウェスト」 - "Sleepfall: The Geese Fly West 4:33

    ボーナス・トラック

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    1990年再発盤
    1. 「マスター・オヴ・タイム(デモ)」 - Master Of Time (Demo) 7:37

    参加メンバー

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    • アンソニー・フィリップス (Anthony Phillips) – ギター(アコースティック12弦、6弦、クラシック、エレクトリック6弦、12弦)、ベース、ダルシマー、ブズーキ、シンセサイザー、メロトロン、ハルモニウム、ピアノ、オルガン、チェレステ、ピン・ピアノ、ドラム、グロッケンシュピール、ティンバレス、ベル、チャイム、ゴング、リード・ボーカル on 「コレクションズ」「マスター・オヴ・タイム(デモ)」
    • マイク・ラザフォード (Mike Rutherford) – ギター(アコースティック12弦、6弦、クラシック)、ベース、オルガン、ドラム、ティンバレス、グロッケンシュピール、シンバル、ベル
    • フィル・コリンズ (Phil Collins) – リード・ボーカル on 「フィッチ・ウェイ・ザ・ウィンド・ブロウズ」「ゴッド・イフ・アイ・ソー・ハー・ナウ」
    • ロブ・フィリップス (Rob Phillips) – オーボエ on 「ギース・アンド・ザ・ゴースト」「スリープフォール : ザ・ギース・フライ・ウェスト」
    • ラゾ・モモロヴィッチ (Lazo Momulovich) – オーボエ、コーラングレ on 「ヘンリー:ポートレイツ・フロム・チューダー・タイムズ」「ギース・アンド・ザ・ゴースト」
    • ジョン・ハケット (John Hackett) – フルート on 「ゴッド・イフ・アイ・ソー・ハー・ナウ」「コレクションズ」「スリープフォール : ザ・ギース・フライ・ウェスト」
    • ウィル・スリース (Wil Sleath) – フルート、バロック・フルート、リコーダー、ピッコロ on 「ヘンリー:ポートレイツ・フロム・チューダー・タイムズ」
    • ジャック・ランカスター (Jack Lancaster) – フルート、リリコン on 「スリープフォール : ザ・ギース・フライ・ウェスト」
    • チャーリー・マーティン (Charlie Martin) – チェロ on 「チャイニーズ・マッシュルーム・クラウド」「ギース・アンド・ザ・ゴースト」
    • カーク・トレヴァー (Kirk Trevor) – チェロ on 「チャイニーズ・マッシュルーム・クラウド」「ギース・アンド・ザ・ゴースト」
    • ニック・ヘイリー (Nick Hayley) (with "friend") – ヴァイオリン on 「ギース・アンド・ザ・ゴースト」
    • マーティン・ウェストレイク (Martin Westlake) – ティンパニ on 「ヘンリー:ポートレイツ・フロム・チューダー・タイムズ」「チャイニーズ・マッシュルーム・クラウド」「ギース・アンド・ザ・ゴースト」
    • トム・ニューマン (Tom Newman) – ヘッケルフォーン、バルク・イレーザー(オープンリールデッキ) on 「マスター・オヴ・タイム(デモ)」
    • ヴィヴィアン・マコーリフ (Vivienne McAuliffe) – ボーカル on 「ゴッド・イフ・アイ・ソー・ハー・ナウ」
    • センド・バーンズ・オーケストラ (Send Barns Orchestra)
    • ジェレミー・ギルバート (Jeremy Gilbert) – 指揮
    • バージ・ラブル (Barge Rabble) – 数人の友人の声
    • ラルフ・バーンスコーン (Ralph Bernascone) – ソロイスト
    • デヴィッド・トーマス (David Thomas) – クラシック・ギター on 「マスター・オヴ・タイム(デモ)」
    • ロニー・ガン (Ronnie Gunn) – ハルモニウム、ピアノ on 「マスター・オヴ・タイム(デモ)」

    脚注

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    1. ^ Anthony Phillips Chart History - Billboard 200”. Billboard. 2021年11月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月1日閲覧。
    2. ^ ザ・ギース・アンド・ザ・ゴースト』の表記もある。

    外部リンク

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