ギース・アンド・ザ・ゴースト
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『ギース・アンド・ザ・ゴースト』 | ||||
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アンソニー・フィリップス の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | プログレッシブ・ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | ヴァージン・レコード | |||
プロデュース | アンソニー・フィリップス、マイク・ラザフォード、サイモン・ヘイワース | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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アンソニー・フィリップス アルバム 年表 | ||||
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『ギース・アンド・ザ・ゴースト』[2](The Geese And The Ghost)は、アンソニー・フィリップスのファースト・アルバムである。ジェネシスのメンバーであるマイク・ラザフォードと共に作成された楽曲のあり、サウンドも初期ジェネシスの延長線にあるが、やはりアンソニーの好みを反映させた牧歌的でアコースティックな演奏が全体的に大きい位置を占めている。なお、「フィッチ・ウェイ・ザ・ウィンド・ブロウズ」と「ゴッド・イフ・アイ・ソー・ハー・ナウ」には、フィル・コリンズがリード・ボーカルとして参加している。
アルバム・ジャケットは、この作品以降しばしばアンソニーのアルバムをデザインすることになるピーター・クロスの手による。
収録曲
[編集]作曲:全曲アンソニー・フィリップス(3、5、6はフィリップスとマイク・ラザフォードの共作)
- 「ウィンド-テイルズ」 - "Wind - Tales" 1:02
- 「フィッチ・ウェイ・ザ・ウィンド・ブロウズ」 - "Which Way the Wind Blows" 5:51
- 「ヘンリー:ポートレイツ・フロム・チューダー・タイムズ」 - "Henry; Portraits From Tudor Times" 12:11
- 「ファンファーレ」 - Fanfare
- 「リュートのコーラス」 - Lutes' Chorus
- 「ミスティ・バトルメンツ」 - Misty Battlements
- 「ヘンリー・ゴーズ・トゥ・ウォー」 - Henry Goes to War
- 「デス・オヴ・ア・ナイト」 - Death of a Knight
- 「チライアンファント・リターンズ」 - Triumphant Return
- 「ゴッド・イフ・アイ・ソー・ハー・ナウ」 - "God if I Saw Her Now" 4:09
- 「チャイニーズ・マッシュルーム・クラウド」 - "Chinese Mushroom Cloud" 0:46
- 「ギース・アンド・ザ・ゴースト」 - "The Geese and the Ghost" 15:40
- 「パート1」 - Part 1
- 「パート2」 - Part 2
- 「コレクションズ」 - "Collections" 3:07
- 「スリープフォール : ザ・ギース・フライ・ウェスト」 - "Sleepfall: The Geese Fly West 4:33
ボーナス・トラック
[編集]- 1990年再発盤
- 「マスター・オヴ・タイム(デモ)」 - Master Of Time (Demo) 7:37
参加メンバー
[編集]- アンソニー・フィリップス (Anthony Phillips) – ギター(アコースティック12弦、6弦、クラシック、エレクトリック6弦、12弦)、ベース、ダルシマー、ブズーキ、シンセサイザー、メロトロン、ハルモニウム、ピアノ、オルガン、チェレステ、ピン・ピアノ、ドラム、グロッケンシュピール、ティンバレス、ベル、チャイム、ゴング、リード・ボーカル on 「コレクションズ」「マスター・オヴ・タイム(デモ)」
- マイク・ラザフォード (Mike Rutherford) – ギター(アコースティック12弦、6弦、クラシック)、ベース、オルガン、ドラム、ティンバレス、グロッケンシュピール、シンバル、ベル
- フィル・コリンズ (Phil Collins) – リード・ボーカル on 「フィッチ・ウェイ・ザ・ウィンド・ブロウズ」「ゴッド・イフ・アイ・ソー・ハー・ナウ」
- ロブ・フィリップス (Rob Phillips) – オーボエ on 「ギース・アンド・ザ・ゴースト」「スリープフォール : ザ・ギース・フライ・ウェスト」
- ラゾ・モモロヴィッチ (Lazo Momulovich) – オーボエ、コーラングレ on 「ヘンリー:ポートレイツ・フロム・チューダー・タイムズ」「ギース・アンド・ザ・ゴースト」
- ジョン・ハケット (John Hackett) – フルート on 「ゴッド・イフ・アイ・ソー・ハー・ナウ」「コレクションズ」「スリープフォール : ザ・ギース・フライ・ウェスト」
- ウィル・スリース (Wil Sleath) – フルート、バロック・フルート、リコーダー、ピッコロ on 「ヘンリー:ポートレイツ・フロム・チューダー・タイムズ」
- ジャック・ランカスター (Jack Lancaster) – フルート、リリコン on 「スリープフォール : ザ・ギース・フライ・ウェスト」
- チャーリー・マーティン (Charlie Martin) – チェロ on 「チャイニーズ・マッシュルーム・クラウド」「ギース・アンド・ザ・ゴースト」
- カーク・トレヴァー (Kirk Trevor) – チェロ on 「チャイニーズ・マッシュルーム・クラウド」「ギース・アンド・ザ・ゴースト」
- ニック・ヘイリー (Nick Hayley) (with "friend") – ヴァイオリン on 「ギース・アンド・ザ・ゴースト」
- マーティン・ウェストレイク (Martin Westlake) – ティンパニ on 「ヘンリー:ポートレイツ・フロム・チューダー・タイムズ」「チャイニーズ・マッシュルーム・クラウド」「ギース・アンド・ザ・ゴースト」
- トム・ニューマン (Tom Newman) – ヘッケルフォーン、バルク・イレーザー(オープンリールデッキ) on 「マスター・オヴ・タイム(デモ)」
- ヴィヴィアン・マコーリフ (Vivienne McAuliffe) – ボーカル on 「ゴッド・イフ・アイ・ソー・ハー・ナウ」
- センド・バーンズ・オーケストラ (Send Barns Orchestra)
- ジェレミー・ギルバート (Jeremy Gilbert) – 指揮
- バージ・ラブル (Barge Rabble) – 数人の友人の声
- ラルフ・バーンスコーン (Ralph Bernascone) – ソロイスト
- デヴィッド・トーマス (David Thomas) – クラシック・ギター on 「マスター・オヴ・タイム(デモ)」
- ロニー・ガン (Ronnie Gunn) – ハルモニウム、ピアノ on 「マスター・オヴ・タイム(デモ)」
脚注
[編集]- ^ “Anthony Phillips Chart History - Billboard 200”. Billboard. 2021年11月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月1日閲覧。
- ^ 『ザ・ギース・アンド・ザ・ゴースト』の表記もある。