クアルト (ボードゲーム)
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クアルトのボードとコマ | |
デザイナー | ブレイズ・ミュラー |
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発売日 | 1991年 |
ジャンル | ボードゲーム |
プレイ人数 | 2人 |
運要素 | 無し |
クアルト(Quarto)は、スイスの数学者ブレイズ・ミュラー[1]によって1991年に考案された2人用のボードゲームである。タイトルの「Quarto」は、イタリア語やラテン語で「4」を意味する。
ゲームの概要
[編集]4×4の盤上に交互にコマを置き、共通の属性を持つコマを4つ一列に並べ[2]、「クアルト」と宣言したプレイヤーが勝者となる。
コマは以下の4つの属性を持つ。
- 色(白 / 黒)
- 高さ(高い / 低い)
- 形(丸 / 四角)
- 穴(有 / 無)
例えば「黒く、高く、四角く、穴がある」コマなどが、2×2×2×2の計16種類存在し、並んだ4つのコマが何か一つでも共通の属性を持っていれば(他の属性は違っていても良い)勝利となる。
また各プレイヤーが置くコマは対戦相手が選択する。従ってゲームの流れは以下の様になる。
- プレイヤーAがコマを選択し、プレイヤーBに渡す。
- プレイヤーBが渡されたコマを任意の場所に置く。
- プレイヤーBがコマを選択し、プレイヤーAに渡す。
- プレイヤーAが渡されたコマを任意の場所に置く。(以下繰り返し)
なお、並べた4つのコマが共通の属性を持っている場合でも、「クアルト」の宣言をしなければ勝敗の決定とはならず、ゲームはそのまま続行される。そのため対戦相手が「クアルト」の成立に気づいていない場合、対戦相手からコマを受け取った後に「クアルト」を宣言すれば宣言したプレイヤーの勝利となる。
賞
[編集]- アスドール・フランス年間ゲーム大賞受賞(1992年)
- メンサセレクト選出(1993年)
- ドイツ年間ゲーム大賞 ノミネート[3](1993年)
脚注
[編集]- ^ BoardGameGeek の紹介ページ
- ^ 四角形に並べても勝利となるバリアントも存在する。
- ^ 年間ゲーム大賞公式ページの紹介