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クォンタム・ギター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『クォンタム・ギター』
スティーヴ・ハウスタジオ・アルバム
リリース
録音 デヴォン ラングレー・スタジオ[2]
ジャンル プログレッシブ・ロックインストゥルメンタル
時間
レーベル ヴォイスプリント/リサージェンス
プロデュース スティーヴ・ハウ
専門評論家によるレビュー
スティーヴ・ハウ アルバム 年表
Homebrew
(1996年)
クォンタム・ギター
(1998年)
ライヴ・イン・アメリカ〜プリング・ストリングス
(1999年)
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クォンタム・ギター』(Quantum Guitar)は、イギリスギタリストスティーヴ・ハウ1998年に発表したスタジオ・アルバム

解説

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息子のディラン・ハウ英語版と2人だけによる演奏で[3]、イギリス盤CD (RES130CD)の英文ブックレットには、ハウがレコーディングで使用した弦楽器(ギター、ベース、マンドリン他)34本をメーカー別に分けたリストが記載されている。ハウによれば、すべてのリード・パートでスティール・ギターを使用した「ザ・コレクター」を録音したことが、本作の構想につながったという[4]。「ウォーク・ドント・ラン」は、ジョニー・スミスが作曲したスタンダード・ナンバーのカヴァーで、ハウ自身は「それほど即興は加えていないけど、ちょっとした特質は加味されている」とコメントしている[4]

ゲイリー・ヒルはオールミュージックにおいて5点満点中3点を付け「アコースティック・ギター・ソロ、プログレッシブ・ロック的な曲、カントリー色を帯びた曲、その他様々な音楽を聴き手に贈っている」と評している[3]。また、『CDジャーナル』のミニ・レビューでは「エレクトリックからアコースティックに至るまで多彩な音色が、素朴な曲を演出」と評されている[1]

収録曲

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特記なき楽曲はスティーヴ・ハウ作曲。

  1. ウォーク・ドント・ラン - "Walk Don't Run" (Johnny Smith) - 3:03
  2. ザ・コレクター - "The Collector" - 3:02
  3. ライト・ウォールズ - "Light Walls" (Steve Howe, Keith West) - 3:45
  4. モザイク - "Mosaic" - 2:03
  5. サドゥンリー - "Suddenly" - 10:11
  6. カントリー・ヴァイパー - "Country Viper" - 1:41
  7. メインランド - "Mainland" - 3:30
  8. ナイツ・オブ・カルミライト - "Knights of Carmelite" - 3:02
  9. パラドックス - "Paradox" - 4:55
  10. モメンタ - "Momenta" - 2:57
  11. スリープ・ウォーク - "Sleep Walk" (Santo Farina, Johnny Farina, Ann Farina) - 3:13
  12. ソヴリンズ - "Sovereigns" - 2:13
  13. トータリティ - "Totality" - 2:24
  14. ソリッド・グラウンド - "Solid Ground" - 5:27
  15. ザ・グレイト・シージュ - "The Great Siege" - 2:17
  16. カクティ・ガーデン - "Cacti Garden" - 2:25
  17. サザン・アクセント - "Southern Accent" - 4:13

参加ミュージシャン

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脚注

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  1. ^ a b スティーヴ・ハウ/クォンタム・ギター”. CDJournal. 音楽出版社. 2020年2月21日閲覧。
  2. ^ CD英文ブックレット内クレジット
  3. ^ a b Hill, Gary. “Quantum Guitar - Steve Howe”. AllMusic. 2020年2月21日閲覧。
  4. ^ a b Gottlieb, Glenn (2015年3月28日). “Steve Howe's Anthology: A Solo Career Retrospective”. Steve Howe :: Guitar Rondo. 2020年2月21日閲覧。