クシシュトフ・ヴウォダルチク
2011年8月 | |
基本情報 | |
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本名 | クシシュトフ・ヴウォダルチク |
通称 | Diablo(ディアブロ、悪魔) |
階級 | クルーザー級 |
身長 | 186cm |
リーチ | 191cm |
国籍 | ポーランド |
誕生日 | 1981年9月19日(43歳) |
出身地 | ポーランド ワルシャワ |
スタイル | オーソドックス |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 60 |
勝ち | 55 |
KO勝ち | 38 |
敗け | 4 |
引き分け | 1 |
クシシュトフ・ヴウォダルチク(Krzysztof Włodarczyk、ポーランド語発音: [ˈkʃɨʃtɔf vwɔˈdart͡ʃɨk]、1981年9月19日 - )は、ポーランドのプロボクサー。ワルシャワ出身。元IBF世界クルーザー級王者。元WBC世界クルーザー級王者。
来歴
[編集]2000年6月10日、ポーランドでプロデビュー。
ポーランドを主な活動拠点として、無敗のまま2001年12月7日に空位のIBFインターコンチネンタルクルーザー級王座を獲得。
同王座を2度防衛したあと、2003年4月26日に空位のWBAインターコンチネンタルクルーザー級王座に挑戦するが5回負傷判定で敗れ、初黒星を喫した。
2003年6月28日、ポーランドインターナショナルクルーザー級王座を獲得。
2004年6月5日にWBF世界クルーザー級王座、12月13日にWBC世界クルーザー級ユース王座を獲得。
その後も全勝を続け、2005年4月16日には空位だったEBUヨーロッパ連合(EBU-EU)クルーザー級王座を獲得。
2006年3月25日、IBC世界クルーザー級王座を獲得。その勢いのまま同年11月25日にはメジャータイトルへの初挑戦が実現する。スティーブ・カニンガムと空位のIBF世界クルーザー級王座決定戦を行い、2-1の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。
2007年5月26日、スティーブ・カニンガムと1年2ヵ月ぶりに再戦し、0-2の判定負けを喫し初防衛に失敗、王座から陥落した[1]。
2009年5月16日、WBC世界クルーザー級王者のジャコーベ・フラゴメーニに挑戦し、9回にダウンを奪ったものの1-1の判定で引き分けた為、王座獲得に失敗した。
2010年5月15日、ジャコーベ・フラゴメーニとWBC世界クルーザー級王座決定戦を行い、8回TKO勝ちを収め再戦を制し王座獲得に成功した[2]。
2010年9月25日、ジェイソン・ロビンソンの挑戦を受け、3-0の判定勝ちを収め初防衛に成功した。
2011年4月2日、フランシスコ・パラシオスの挑戦を受け、2-1(116-113、118-112、113-115)の判定勝ちを収め2度目の防衛に成功した。
2011年11月30日、元WBC世界スーパーミドル級暫定王者で元WBA世界ライトヘビー級王者のダニー・グリーンの挑戦を受け、5回2分15秒TKO勝ちを収め3度目の防衛に成功した[3]。
2012年9月22日、ヴロツワフでフランシスコ・パラシオスと再戦し、3-0(2者が116-112、117-112)の判定勝ちを収め4度目の防衛に成功した。
2013年6月21日、モスクワのダイナモ・スポーツ・パレスで北京オリンピックヘビー級金メダリストのラキム・チャキエフの挑戦を受け、8回TKO勝ちを収め、5度目の防衛に成功した[4]。
2013年12月6日、イリノイ州シカゴのクレジット・ユニオン・1・アリーナでジャコーベ・フラゴメーニと指名試合となる3度目の対戦を行い、4回にダウンを奪うと、フラゴメーニが6回終了時左目を有効打でカットした傷が悪化したためドクターストップがかかり棄権し、6度目の防衛に成功と因縁対決の完全決着を付けた。
2014年9月27日、モスクワのダイナモ・スポーツ・パレスでWBC世界クルーザー級4位のグリゴリー・ドロストと対戦するが、12回0-3(109-118、2者が108-119)の判定負けを喫し7度目の防衛に失敗、王座から陥落した[5]。
2015年5月13日、同月22日にモスクワでWBC世界クルーザー級王者のグリゴリー・ドロストと8ヵ月ぶりに再戦する予定だったが、ヴウォダルチクが感染症にかかり試合は中止となった[6][7][8]。
2015年12月18日、ラスベガスのパームス内ザ・パールでWBA世界クルーザー級暫定王者ベイブット・シュメノフと対戦しIBF、WBCに続くクルーザー級3冠を目指す予定だったがシュメノフが負傷したため延期になった[9]。
2016年5月28日、ソスノヴィエツでカイ・クルザワとIBFインターコンチネンタル王座決定戦を行い、4回TKO勝ちを収め王座獲得に成功した[10]。
2016年12月10日、ヴロツワフでレオン・ハースと対戦し、12回3-0(2者が116-112、115-113)の判定勝ちを収め初防衛に成功した[11]。
2017年5月20日、ポズナンのハラ・アリーナでIBF世界クルーザー級3位のノエル・ゲボールとIBF世界クルーザー級挑戦者決定戦を行い、12回2-1(116-112、115-114、113-115)の判定勝ちを収めムラト・ガシエフへの挑戦権獲得に成功した[12]。
2017年10月21日、ニュージャージー州ニューアークのプルデンシャル・センターにてWorld Boxing Super Seriesクルーザー級準々決勝でIBF世界クルーザー級王者ムラト・ガシエフと対戦し、3回1分57秒KO負けを喫し10年振りとなる王座返り咲きとはならず、WBSSの準決勝進出を逃した[13][14]。
獲得タイトル
[編集]- IBFインターコンチネンタルクルーザー級王座
- ポーランドインターナショナルクルーザー級王座
- WBF世界クルーザー級王座
- WBC世界クルーザー級ユース王座
- EBUヨーロッパ連合クルーザー級王座
- IBC世界クルーザー級王座
- IBF世界クルーザー級王座(防衛0)
- WBC世界クルーザー級王座(防衛6)
脚注
[編集]- ^ カニンガム、ウロダルチェクに雪辱 IBFクルーザー級戦[リンク切れ] ボクシング総合ポータル「Box-on!」 2007年5月29日
- ^ ウロダルチェク空位のWBC王座獲得 ボクシングニュース「Box-on!」 2010年5月16日
- ^ ウロダルチェク、フック、ヌジカムの3王者防衛 ボクシングニュース「Box-on!」 2011年4月3日
- ^ ウロダルチェク、ダウン挽回 逆転TKO防衛 ボクシングニュース「Box-on!」 2013年6月22日
- ^ 35歳ドロズド、WBCクルーザー級新王者に Boxing News(ボクシングニュース) 2014年9月28日
- ^ Drozd Seeks New Foe For 5/22 As Wlodarczyk Falls Ill Boxing Scene.com 2015年5月13日
- ^ “Ill Krzysztof Wlodarczyk withdraws from rematch with Grigory Drozd”. ESPN.com (2015年5月13日). 2015年5月17日閲覧。
- ^ ポベトキンvsペレス モスクワでH級挑戦者決定戦 Boxing News(ボクシングニュース) 2015年5月22日
- ^ ヒューリーが凱旋帰国、ゾウが1.30復帰戦 Boxing News(ボクシングニュース) 2015年12月1日
- ^ Krzysztof Wlodarczyk Beats Down Kai Kurzawa For TKO Win Boxing Scene.com 2016年5月28日
- ^ Krzysztof Wlodarczyk Continues Comeback, Decisions Leon Harth Boxing Scene.com 2016年12月11日
- ^ Wlodarczyk Edges Noel Gevor With Split Nod in Final IBF Eliminator Boxing Scene.com 2017年5月20日
- ^ WBSS: Gassiev destroys Wlodarczyk in three Fightnews.com 2017年10月21日
- ^ ガシエフが3回KO勝ち IBFクルーザー級兼WBSS Boxing News(ボクシングニュース) 2017年10月22日
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]空位 前タイトル保持者 オニール・ベル |
IBF世界クルーザー級王者 2006年11月25日 - 2007年5月26日 |
次王者 スティーブ・カニンガム |
空位 前タイトル保持者 ゾルト・エルデイ |
WBC世界クルーザー級王者 2010年5月15日 - 2014年9月27日 |
次王者 グリゴリー・ドロスト |