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クセナカンサス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
クセナカンサス
生息年代: 後期デボン紀三畳紀
生態復元図
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 軟骨魚綱 Chondrichthyes
亜綱 : 板鰓亜綱 Elasmobranchii
: クセナカンサス目 Xenacanthida
: クセナカンサス科 Xenacanthidae
: クセナカンサス属 Xenacanthus
学名
Xenacanthus
Beyrich, 1848
シノニム
下位分類(

本文参照

クセナカンサスまたはクセナカンタス学名Xenacanthus)は、先史時代のサメの属。本属の最初の種はデボン紀に出現し、約2億年前の三畳紀末まで生息した。化石は数多くの種が世界中から産出している。

記載

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X. decheni の骨格復元

クセナカンサスには現在のサメと大きく異なる数多くの特徴がある。クセナカンサスは淡水生のサメで、全長は1メートル程度である[1]背びれはリボン状で背中と尾の近くの全域に及び、そこから尾びれに繋がっている。その配置は現在のアナゴ属に類似し、クセナカンサスも同様の遊泳方法を取っていたと考えられている。頭の背側から目立つ棘が突出しており、クセナカンサスの属名の由来となっている。アカエイなどの持つ棘と同様にこの棘は有毒であると推測されており、エイとサメは近縁であるためこの仮説はもっともらしい。歯はV字型で、小型の甲殻類や装飾を持つ魚類を捕食していた可能性がある[2]

全ての化石種のサメと同様に、クセナカンサスの化石は主に歯と棘から知られている。

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  • X. atriossis
  • X. compressus
  • X. decheni模式種
  • X. denticulatus
  • X. erectus
  • X. gibbosus
  • X. gracilis
  • X. howsei
  • X. laevissimus
  • X. latus
  • X. luedernesis
  • X. moorei
  • X. ossiani
  • X. ovalis
  • X. parallelus
  • X. parvidens
  • X. ragonhai - Rio do Rasto 層(ブラジル[3]
  • X. robustus
  • X. serratus
  • X. slaughteri
  • X. taylori

出典

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  1. ^ Gaines, Richard M. (2001). Coelophysis. ABDO Publishing Company. pp. 17. ISBN 1-57765-488-9 
  2. ^ Palmer, D., ed (1999). The Marshall Illustrated Encyclopedia of Dinosaurs and Prehistoric Animals. London: Marshall Editions. p. 27. ISBN 1-84028-152-9 
  3. ^ Victor E. Pauliv; Eliseu V. Dias; Fernando A. Sedor; Ana Maria Ribeiro (2014). “A new Xenacanthiformes shark (Chondrichthyes, Elasmobranchii) from the Late Paleozoic Rio do Rasto Formation (Paraná Basin), Southern Brazil”. Anais da Academia Brasileira de Ciências 86 (1): 135–145. doi:10.1590/0001-37652014107612. http://www.scielo.br/scielo.php?script=sci_abstract&pid=S0001-37652014000100135&lng=en&nrm=iso&tlng=en.