クニガミサンショウヅル
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クニガミサンショウヅル | |||||||||||||||||||||||||||
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分類(APG III) | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Elatostema suzukii Yamazaki | |||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||
クニガミサンショウヅル |
クニガミサンショウヅル(国頭山椒蔓、Elatostema suzukii)は、イラクサ科ウワバミソウ属の多年草。
概要
[編集]沖縄県沖縄島固有種。沖縄島北部森林地帯(やんばる)の河川沿いや湿気の多い場所に生育する。
多年草で、茎は直立し、長さ6〜12cm、基部は匍匐する。葉は互生で、長さ3〜3.5cmで、長楕円形、葉縁に鈍鋸歯をもち、裏面は白身を帯びる。単性花で、直径4〜6mm、色は白色。また、雄花は頭状花序、雌花は集散花序である。
ダム等の建設や森林伐採により生育環境が減少している。
保護上の位置づけ
[編集]準絶滅危惧(NT)(環境省レッドリスト)
生育地である下記の地方公共団体が作成したレッドデータブックにも掲載されている。
- 沖縄県:準絶滅危惧
参考文献
[編集]- 沖縄県文化環境部自然保護課編 『改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(菌類編・植物編)-レッドデータおきなわ-』、2006年。
- 環境省自然環境局野生生物課編 『改訂・日本の絶滅のおそれのある野生生物植物I』 財団法人自然環境研究センター、2000年。
- 多和田真淳監修・池原直樹著 『沖縄植物野外活用図鑑 第6巻 山地の植物』 新星図書出版、1979年。
外部リンク
[編集]- J-IBIS絶滅危惧種情報 - 環境省版RDBでのクニガミサンショウヅルの解説
- 上州花狂いの植物散歩 [リンク切れ] -クニガミサンショウヅルの葉の写真
- 山散歩 花散歩 徒然想 -クニガミサンショウヅルの花の写真