クプヤンシク
クプヤンシク Куп'янськ (Kupiansk) | |||
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座標:座標: 北緯49度43分 東経37度35分 / 北緯49.717度 東経37.583度 | |||
Country | ウクライナ | ||
州 | ハルキウ州 | ||
ラヨン(地区) | クプヤンシク地区 | ||
市 | クプヤンシク | ||
成立 | 1655年 | ||
面積 | |||
• 合計 | 33.34 km2 | ||
人口 (2021) | |||
• 合計 | 27,169人 | ||
• 密度 | 810人/km2 | ||
等時帯 | UTC+2 (東ヨーロッパ時間) | ||
• 夏時間 | UTC+3 (東ヨーロッパ夏時間) | ||
郵便番号 |
63700-63709 | ||
ウェブサイト | http://kupyansk.osp-ua.info/ |
クプヤンシク (ウクライナ語: Куп'янськ, 発音 [ˈkupjɐnʲsʲk] ( 音声ファイル)、クピヤンシク; ロシア語: Купянск, Kupyansk 発音 [ˈkupʲɪnsk], クピャンスク) は、ウクライナ北東ハルキウ州の市で、クプヤンシク地区の行政の中心である。 州の重要な鉄道の分岐点でもある。クプヤンシクは、ウクライナのフロマーダの一つである、クプヤンシク都市型フロマーダの行政の中心も務めている[1]。2020年7月18日まで、クプヤンシクは州重要都市であり、旧クプヤンシク・フロマーダ[注釈 1]の中心自治体だった。フロマーダはハルキウ州の地区のラヨン数を7つに減らした2020年7月のウクライナの行政改革の一環として廃止された。クプヤンシクの地域は旧クプヤンシク・フロマーダからクプヤンシク地区へ編入された[2][3]。
概要
[編集]クプヤンシクはオスコル川の河岸に位置しており、クプヤンシク (街の中心部)、クプヤンシク=ヴズロヴィー (鉄道駅が位置している)、そしてキウシャリウカとして知られている3つの下位区分に分かれている。
クプヤンシクはハルキウから約2時間半である。電車とバスが接続している。
歴史
[編集]クプヤンシクは、第二次世界大戦中の1942年7月24日から1943年7月24日の間ナチス・ドイツに占領された。
クプヤンシクは、2022年2月27日からロシア軍によって占領されていた[4]。 敵軍の進撃を遅らすためウクライナ軍が鉄道橋を破壊したにもかかわらず、3日後当市市長で「野党プラットフォーム ― 一生」のHennadiy Matsehoraは、武力で奪うとの脅しに対し、和平と引き換えにロシア陸軍に市を明け渡した。その結果、翌日ウクライナ政府はMatsehoraを反逆罪で起訴した[5][6]。 2月28日、Matsehoraはウクライナ当局に逮捕された[7]。
ドンバス地域侵攻の拠点であったイジュームへの物資が鉄道や道路で集まるクプヤンシクに対して、ウクライナ軍は9月初旬の反転攻勢で進撃し、オスコル川の橋を破壊してクプヤンシク市街を孤立させた。9月10日、ウクライナ軍が市議会を奪還。[8]
気候
[編集]クプヤンシク (1981–2010)の気候 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
平均最高気温 °C (°F) | −1.7 (28.9) |
−1.1 (30) |
5.1 (41.2) |
15.3 (59.5) |
22.3 (72.1) |
26.0 (78.8) |
28.1 (82.6) |
27.4 (81.3) |
20.9 (69.6) |
13.0 (55.4) |
4.4 (39.9) |
−0.6 (30.9) |
13.3 (55.9) |
日平均気温 °C (°F) | −4.5 (23.9) |
−4.6 (23.7) |
0.8 (33.4) |
9.5 (49.1) |
15.9 (60.6) |
19.7 (67.5) |
21.7 (71.1) |
20.4 (68.7) |
14.5 (58.1) |
8.0 (46.4) |
1.2 (34.2) |
−3.4 (25.9) |
8.3 (46.9) |
平均最低気温 °C (°F) | −7.3 (18.9) |
−7.8 (18) |
−2.8 (27) |
4.1 (39.4) |
9.5 (49.1) |
13.7 (56.7) |
15.5 (59.9) |
13.8 (56.8) |
8.8 (47.8) |
3.6 (38.5) |
−1.6 (29.1) |
−6.1 (21) |
3.6 (38.5) |
降水量 mm (inch) | 42.9 (1.689) |
41.4 (1.63) |
38.7 (1.524) |
34.7 (1.366) |
48.6 (1.913) |
73.6 (2.898) |
61.5 (2.421) |
39.7 (1.563) |
47.0 (1.85) |
43.8 (1.724) |
45.9 (1.807) |
45.0 (1.772) |
562.8 (22.157) |
平均降水日数 (≥1.0 mm) | 9.5 | 8.6 | 8.1 | 6.3 | 7.1 | 8.8 | 7.0 | 5.3 | 7.0 | 6.3 | 7.1 | 8.5 | 89.6 |
% 湿度 | 83.8 | 81.2 | 76.6 | 65.4 | 61.3 | 65.2 | 64.5 | 64.4 | 70.8 | 77.1 | 84.1 | 85.2 | 73.3 |
出典:World Meteorological Organization[9] |
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 2020年7月以降の新生クプヤンシク都市型フロマーダとは別。
出典
[編集]- ^ “Купянская городская громада” (ロシア語). Портал об'єднаних громад України.
- ^ “Про утворення та ліквідацію районів. Постанова Верховної Ради України № 807-ІХ.” (ウクライナ語). (2020年7月18日) 2020年10月3日閲覧。
- ^ “Нові райони: карти + склад” (Ukrainian). Міністерство розвитку громад та територій України.
- ^ “In Kharkiv region, mayor admits to handing over city to occupiers”. Pravda (February 27, 2022). February 28, 2022閲覧。
- ^ “Mayor of Kupiansk who surrendered his city to invaders indicted for treason” (英語). Ukrayinska Pravda. 2022年3月22日閲覧。
- ^ “In Kharkiv region, mayor admits to handing over city to occupiers” (英語). Ukrayinska Pravda. 2022年3月22日閲覧。
- ^ “Мера Куп'янська, який здав місто окупантам, затримано – джерело” [Mayor of Kupyansk, who surrendered the city to the occupiers, has been detained - source] (ウクライナ語). LIGA (2022年2月28日). 2022年3月22日閲覧。
- ^ https://twitter.com/Militarylandnet/status/1568486134056947712?t=3L9qOso8vC2CHhEAxqqzfg&s=19
- ^ “World Meteorological Organization Climate Normals for 1981–2010”. World Meteorological Organization. 17 July 2021時点のオリジナルよりアーカイブ。18 July 2021閲覧。