クラフィン
クラフィン | |
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ミスターホームズ・ベイクハウスのクラフィン | |
別名 | クロフィン |
種類 | ペイストリー |
発祥地 | オーストラリア |
考案者 | ケイト・レイド |
クラフィン(英語: cruffin)またはクロフィン(英語: croffin)は、クロワッサンとマフィンが合わさってできたペイストリーである。このお菓子は、積層化された生地をマフィン型に入れ、発酵させてから焼き上げることで作られる。クラフィンの中には様々なクリーム、ジャム、カスタードやフルーツカードが詰め込まれ、飾り付けられる。
2013年、オーストラリア・メルボルンの「ルーン・クロワッサンテリー(英語: Lune Croissanterie)」という店のケイト・レイド(英語: Kate Reid)がクラフィンを初めて作ったことが知られている[1][2][3]。クラフィンはその後、サンフランシスコにあるミスターホームズ・ベイクハウス(英語: Mr. Holmes Bakehouse)が普及させ、商標登録した。それ以来、世界各地で様々なバリエーションのクラフィンが作られている[4]。
歴史
[編集]1984年8月下旬、カナダ・バンクーバーで開催された移動遊園地のパシフィック・ナショナル・エキシビジョンにおいて、クラフィンを模したトレーラーの屋台でクラフィンが販売された。クラフィンは香ばしいものから甘いものまで様々な種類のものがあった。[要出典]
現在のクラフィンは、2013年7月に「ルーン・クロワッサンテリー」がメルボルンのエブリデイ・コーヒーのために作ったのが始まりである[1]。
アメリカ合衆国
[編集]2014年11月にオーストラリアのパティシエであるライ・スティーブン(英語: Ry Stephen)と、「ミスターホームズ・ベイクハウス」の共同経営者であるアーロン・カデル(英語: Aaron Caddel)がクラフィンをサンフランシスコで広めた[5][6]。
スティーブンは、2015年3月に店に侵入され、クラフィンのレシピを収めたレシピバインダーと、その他230のレシピが盗まれたと主張している。お金や製菓道具、iPadやコンピュータなどの他のものは残されていたため、起訴された者はいなかった[7]。
関連項目
[編集]出典
[編集]- ^ a b “The Vision Eclectic” (英語). Broadsheet Sydney. 2023年3月13日閲覧。
- ^ “Lune Croissanterie” (英語). Broadsheet Melbourne. 2023年3月13日閲覧。
- ^ “Everyday Coffee on Instagram: "Croissant Pastry + Muffin Tin = Cruffin. We have 6. We have the only 6. There's Nutella in them. This is not a joke. #dontsleep #snoozelose…"”. Instagram. 2023年3月13日閲覧。
- ^ 「バージョンアップし続ける熟練シェフ 「再出発」のベーカリー/be-blé」『朝日新聞』2022年11月15日。2023年3月13日閲覧。
- ^ “Instagram-Famous Mr. Holmes Bakehouse Drawing Crazy Crowds” (英語). Sf.eater.com (2015年2月3日). 2013年3月13日閲覧。
- ^ “サンフランシスコで大人気の「クラフィン」とは?”. CNN (2015年4月7日). 2023年3月13日閲覧。
- ^ Pogash, Carol (2015年3月6日). “During Bakery Break-In, Only Recipes Are Taken” (英語). ニューヨーク・タイムズ 2023年3月13日閲覧。