クリスティン・シグルスダッテル
| クリスティン・シグルスダッテル Kristin Sigurdsdatter | |
|---|---|
| 出生 |
1125年ごろ |
| 死去 |
1178年 |
| 配偶者 | エーリング・スカッケ |
| 子女 | マグヌス5世 |
| 家名 | シュル家 |
| 父親 | シグル1世 |
| 母親 | マリムフリダ・ムスチスラヴナ |
クリスティン・シグルスダッテル（古ノルド語：Kristin Sigurðardóttir, ノルウェー語：Kristin Sigurdsdatter, 1125年ごろ - 1178年）は、ノルウェー王女で、ノルウェー王マグヌス5世の母[1]。シグルスダッテルは、姓ではなく、「シグルの娘」という意味のラストネーム。
生涯
[編集]クリスティンはノルウェー王シグル1世とマリムフリダ・ムスチスラヴナの娘である。ノルウェー貴族で、オークニー伯ラグンヴァルド・カリ・コルソンとともに行った十字軍で名声を得たエーリング・スカッケと結婚した[2][3]。2人の間には1男マグヌスが生まれた。
クリスティンはシグル1世の唯一の嫡出子であった。1130年、シグル1世は嫡出の男子なく死去し、庶子のマグヌス4世が叔父のハーラル4世とともにノルウェー王となった。ハーラル4世にはインゲ1世、エイステイン2世、シグル2世およびマグヌスの4子がおり、その全てがノルウェー王となった[4][5]。
インゲ1世が1161年に死去した後、クリスティンの息子マグヌスが8歳でノルウェー王として戴冠した（マグヌス5世・エーリングソン）。マグヌス5世は1184年に死去するまでノルウェー王として統治を行った[6]。
脚注
[編集]- ^ Helle, Knut. “Kristin Sigurdsdatter”. Store norske leksikon. Jan 28, 2023閲覧。
- ^ Claus Krag. “Malmfrid, Dronning”. Store norske leksikon. May 25, 2016閲覧。
- ^ Helle, Knut. “Erling Ormsson Skakke”. Store norske leksikon. Jan 28, 2023閲覧。
- ^ Nils Petter Thuesen. “Magnus 4 Sigurdsson Blinde, Konge”. Store norske leksikon. May 25, 2016閲覧。
- ^ Knut Peter Lyche Arstad. “Gilchrist Harald 4 Gille”. Store norske leksikon. May 25, 2016閲覧。
- ^ Helle, Knut. “Magnus 5 Erlingsson”. Store norske leksikon. Jan 28, 2023閲覧。