クリストファー・カルザ
表示
| ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2012年世界選手権でのカルザ | ||||||||||
生誕 |
1990年7月3日(34歳) アメリカ合衆国 チュラビスタ | |||||||||
出身地 | アメリカ合衆国 サンディエゴ | |||||||||
身長 | 160 cm | |||||||||
選手情報 | ||||||||||
代表国 | フィリピン | |||||||||
開始 | 1997 | |||||||||
引退 | 2021 | |||||||||
ISUパーソナルベストスコア | ||||||||||
| ||||||||||
|
クリストファー・カルザ(英語:Christopher Caluza、1990年7月3日 - )は、アメリカ合衆国・チュラビスタ出身、フィリピンの元フィギュアスケート選手(男子シングル)。2012年ババリアンオープン3位。
2021年に競技を引退した。
経歴
[編集]7歳の時にスケートを始める。クリス・クニエリムの母の勧めでスケートのレッスンを受けるようになる。2011年には全米選手権のシニアクラスに初出場し19位。
2011-2012シーズンより、所属をフィリピンに移す。ババリアンオープンは自身初の国際大会にして3位に入りメダルを獲得。
2012-2013シーズン、四大陸選手権では本人からも「今まで最高の出来」という演技を行い、前年より順位を下げたものの14位。フィリピンの世界選手権の代表選考がかかっており、フィリピンの選手で最上位だったために代表に選出された[1]。世界選手権ではSPでコンビネーションを2回跳ぶというルール違反をしたため、点数が伸び悩み、FSに進出することはできなかった[2]。
2013-2014シーズンを最後に競技から退いていたが、2018-2019ソーズンより復帰した[3]。
2015年ごろにカミングアウトしたオープンリーゲイである[4]。
主な戦績
[編集]- 2010-2011シーズンまではアメリカ代表。
- 2011-2012シーズンからはフィリピン代表。
大会/年 | 2009 -10 |
2010 -11 |
2011 -12 |
2012 -13 |
2013 -14 |
2018 -19 |
2019 -20 |
2021 -22 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
世界選手権 | 21 | 34 | 19 | |||||
四大陸選手権 | 12 | 14 | 12 | 18 | ||||
フィリピン選手権 | 1 | 1 | 1 | 2 | ||||
全米選手権 | 8 J | 19 | ||||||
CSオータムクラシック | 8 | |||||||
CSフィンランディア杯 | 10 | 25 | ||||||
CSネーベルホルン杯 | 7 | |||||||
クランベリー杯 | 10 | |||||||
エデュスポーツ杯 | 1 | |||||||
ロンバルディア杯 | 2 | 8 | ||||||
USクラシック | 6 | 5 | 10 | |||||
アイスチャレンジ | 5 | |||||||
ババリアンオープン | 3 |
詳細
[編集]2013-2014 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2014年3月24日 - 30日 | 2014年世界フィギュアスケート選手権(さいたま) | 18 64.69 |
19 128.54 |
19 193.23 |
2014年1月20日 - 25日 | 2014年四大陸フィギュアスケート選手権(台北) | 11 67.84 |
13 123.37 |
12 191.21 |
2013年9月19日 - 22日 | 2013年ロンバルディアトロフィー(セスト・サン・ジョヴァンニ) | 2 68.66 |
2 132.91 |
2 201.57 |
2013年9月11日 - 15日 | 2013年USインターナショナルクラシック(ソルトレイクシティ) | 6 61.79 |
5 123.54 |
5 185.33 |
2012-2013 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2013年3月10日 - 17日 | 2013年世界フィギュアスケート選手権(ロンドン) | 34 49.15 |
- | 34 |
2013年2月6日 - 11日 | 2013年四大陸フィギュアスケート選手権(大阪) | 16 58.53 |
12 128.26 |
14 186.79 |
2012年11月5日 - 10日 | 2012年アイスチャレンジ(グラーツ) | 3 64.38 |
6 117.69 |
5 182.07 |
2012年9月12日 - 16日 | 2012年USインターナショナルクラシック(ソルトレイクシティ) | 9 57.88 |
6 124.07 |
6 181.95 |
2011-2012 シーズン | |||||
開催日 | 大会名 | 予選 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|---|
2012年3月26日-4月1日 | 2012年世界フィギュアスケート選手権(ニース) | 8 112.08 |
20 61.87 |
20 122.23 |
21 184.10 |
2012年2月9日-12日 | 2012年四大陸フィギュアスケート選手権(コロラドスプリングス) | - | 14 58.02 |
12 114.58 |
12 172.60 |
2012年2月2日-5日 | 2012年ババリアンオープン(オーベルストドルフ) | - | 2 61.63 |
3 121.98 |
3 183.61 |
2010-2011 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2011年1月22日 - 30日 | 全米フィギュアスケート選手権(グリーンズボロ) | 15 59.28 |
20 98.44 |
19 157.72 |
2009-2010 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2010年1月14日 - 24日 | 全米フィギュアスケート選手権 ジュニアクラス(スポケーン) | 9 54.12 |
9 99.75 |
8 153.87 |
プログラム使用曲
[編集]シーズン | SP | FS |
---|---|---|
2019-2020 | 月の光 作曲:クロード・ドビュッシー |
La terre vue du ciel 作曲:アルマンド・アマール |
2013-2014[1] | 2つのアラベスク 第1番 作曲:クロード・ドビュッシー ジャンピンジャック 曲:ビッグ・バッド・ブードゥー・ダディ |
ピアノ協奏曲イ短調作品16 作曲:エドヴァルド・グリーグ |
2012-2013 | 映画『アリス・イン・ワンダーランド』サウンドトラックより 作曲:ダニー・エルフマン |
ケベックの協奏曲 作曲:アンドレ・マテュー |
2011-2012 | アサシンズタンゴ 映画『Mr.&Mrs. スミス』より 作曲:ジョン・パウエル |
ピアノ協奏曲イ短調作品16 作曲:エドヴァルド・グリーグ |
2010-2011 | ナイトメア 作曲:ブレインバグ |
ワルソー・コンチェルト 作曲:リチャード・アディンセル |
脚注
[編集]- ^ a b Caluza endeavors to blaze trail for Filipino skaters
- ^ 2013年世界フィギュアスケート選手権 男子フリースケーティング・ジャッジングスコア
- ^ 2019-2020シーズン バイオグラフィー特記欄より
- ^ Caluza, Christopher (2021年6月30日). “For champion skater, coming out as gay a worthwhile journey” (英語). Outsports. 2023年7月5日閲覧。
参考文献
[編集]- 国際スケート連盟によるクリストファー・カルザのバイオグラフィー
- クリストファー・カルザ (@chriscaluza) - X(旧Twitter)