クリストフ・ウェバー
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クリストフ・ウェバー(Christophe Weber、1966年11月14日 - )は、フランス共和国出身の実業家、薬学・薬物動態学博士。グラクソ・スミスクライン バイオロジカルズ社CEO等を経て、武田薬品工業代表取締役社長CEO。
来歴
[編集]フランス共和国ストラスブールで医師の両親のもと生まれる。一族には医師や大学教授が多く、姉も心臓病専門医となった。15歳のとき一緒に登山をしていた父を雪崩事故で亡くす。その後弟も交通事故で死去[1]。1992年リヨン第1大学薬学・薬物動態学博士課程修了、博士号取得[2][3]。1993年スミスクライン・ビーチャム入社[4]。
2003年グラクソ・スミスクライン フランス会長兼CEO。2008年グラクソ・スミスクライン アジア太平洋地域担当上級副社長兼ディレクター。2012年グラクソ・スミスクライン ワクチン社長兼ゼネラルマネジャー、グラクソ・スミスクライン バイオロジカルズCEO、グラクソ・スミスクライン コーポレート エグゼクティブ チームメンバー[5]。
次期CEO含みで2014年に初の外国人社長として武田薬品工業代表取締役社長COOに就任[6]。2015年から武田薬品工業代表取締役社長CEOを務め[5]、7兆円規模のシャイアー買収を行うなどした[2]。また、年10億円を超える役員報酬を受け話題となった[7]。日本製薬工業協会副会長[8]なども歴任。
出典
[編集]- ^ 20歳まで外国を知らず 朝日新聞グローバル 2017年8月15日
- ^ a b 驚異的な会社になるクリストフ・ウェバー氏[武田薬品工業社長CEO(最高経営責任者)] 日経ビジネス 2018年5月21日号
- ^ 「異なる市場経験」武田薬品工業新社長 クリストフ・ウェバー プレジデントオンライン 2014年9月16日
- ^ 武田、47歳の外国人社長 長谷川氏は会長に 日本経済新聞 2013年11月30日
- ^ a b 4月1日付 Chief Executive Officerの異動について 武田薬品工業 2015年3月4日
- ^ 武田薬品の次期社長にグラクソのウェバー氏 初の外国人、長谷川社長は会長に 産経ニュース 2013年11月30日1時9分更新
- ^ 武田薬ウェバー社長、報酬12億1700万円 産経WEST 2018年6月29日19時13分更新
- ^ 新役員選任に関するお知らせ 日本製薬工業協会 2016年5月26日
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