クリス・カリアソ
基本情報 | |
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本名 |
クリストファー・ヴィンセント・カリアソ (Christopher Vincent Cariaso) |
通称 | カミカゼ (Kamikaze) |
国籍 | アメリカ合衆国 |
生年月日 | 1981年5月27日(43歳)[1] |
出身地 | カリフォルニア州サンノゼ[1] |
所属 | ファイト・アンド・フィットネス |
身長 | 160cm |
体重 | 57kg |
リーチ | 164cm |
階級 |
バンタム級 →フライ級 |
バックボーン | ムエタイ、散打、ボクシング |
クリス・カリアソ(Chris Cariaso、1981年5月27日 - )は、アメリカ合衆国の男性総合格闘家。カリフォルニア州サンノゼ出身。ファイト・アンド・フィットネス所属。元ISCF世界バンタム級王者。クリス・カリアーゾとも表記される。
来歴
[編集]ブルース・リーの影響で5歳から格闘技を始め、11歳でムエタイを始めた。散打とボクシングを学び、2006年に総合格闘技デビュー[1]。
2009年10月24日、LTDで行われたISCF世界バンタム級王座決定戦でローランド・ベラスコと対戦し、パンチ連打でTKO勝ちを収め王座獲得に成功した[2]。
WEC
[編集]2010年6月20日、WEC初参戦となったWEC 49でハファエル・ヒベイロと対戦し、3-0の判定勝ちを収めた。
2010年12月16日、WEC 53でヘナン・バラオンと対戦し、チョークスリーパーで一本負けを喫した。
UFC
[編集]2011年1月22日、UFC初参戦となったUFC: Fight for the Troops 2でウィル・カンプザーノと対戦し、3-0の判定勝ちを収めた。
2011年5月28日、UFC 130でマイケル・マクドナルドと対戦し、1-2の判定負けを喫した。
2012年2月26日、UFC 144で水垣偉弥と対戦し、3-0の判定勝ち。物議を醸す判定だったため負けた水垣にも勝利ボーナスが支払われた[3]。
2012年7月11日、フライ級転向初戦となったUFC on Fuel TV 4でジョシュ・ファーガソンと対戦し、3-0の判定勝ちを収めた。
2013年5月18日、UFC on FX 8でフライ級ランキング5位のジュシー・フォルミーガと対戦し、判定負け。
2014年9月27日、UFC 178の世界フライ級タイトルマッチでデメトリアス・ジョンソンと対戦し、キムラロックで一本負けを喫し王座獲得に失敗した。
2015年3月14日、UFC 185でヘンリー・セフードと対戦し、0-3の判定負け。
2016年2月3日、ジム経営に専念するため引退を表明した[4]。
戦績
[編集]総合格闘技 戦績 | ||||||
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25 試合 | (T)KO | 一本 | 判定 | その他 | 引き分け | 無効試合 |
17 勝 | 3 | 2 | 12 | 0 | 0 | 0 |
8 敗 | 1 | 3 | 4 | 0 |
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
× | セルジオ・ペティス | 5分3R終了 判定0-3 | UFC 192: Cormier vs. Gustafsson | 2015年10月3日 |
× | ヘンリー・セフード | 5分3R終了 判定0-3 | UFC 185: Pettis vs. dos Anjos | 2015年3月14日 |
× | デメトリアス・ジョンソン | 2R 2:29 キムラロック | UFC 178: Johnson vs. Cariaso 【UFC世界フライ級タイトルマッチ】 |
2014年9月27日 |
○ | ルイス・スモルカ | 5分3R終了 判定2-1 | UFC Fight Night: Brown vs. Silva | 2014年5月10日 |
○ | ダニー・マルティネス | 5分3R終了 判定3-0 | UFC 169: Barao vs. Faber | 2014年2月1日 |
○ | イリアルデ・サントス | 2R 4:31 TKO(スタンドパンチ連打) | UFC Fight Night: Maia vs. Shields | 2013年10月9日 |
× | ジュシー・フォルミーガ | 5分3R終了 判定0-3 | UFC on FX 8: Belfort vs. Rockhold | 2013年5月18日 |
× | ジョン・モラガ | 3R 1:11 ギロチンチョーク | UFC 155: dos Santos vs. Velasquez 2 | 2012年12月29日 |
○ | ジョシュ・ファーガソン | 5分3R終了 判定3-0 | UFC on Fuel TV 4: Munoz vs. Weidman | 2012年7月11日 |
○ | 水垣偉弥 | 5分3R終了 判定3-0 | UFC 144: Edgar vs. Henderson | 2012年2月26日 |
○ | ヴァウアン・リー | 5分3R終了 判定2-1 | UFC 138: Leben vs. Munoz | 2011年11月5日 |
× | マイケル・マクドナルド | 5分3R終了 判定1-2 | UFC 130: Rampage vs. Hamill | 2011年5月28日 |
○ | ウィル・カンプザーノ | 5分3R終了 判定3-0 | UFC: Fight for the Troops 2 | 2011年1月22日 |
× | ヘナン・バラオン | 1R 3:47 チョークスリーパー | WEC 53: Henderson vs. Pettis | 2010年12月16日 |
○ | ハファエル・ヒベイロ | 5分3R終了 判定3-0 | WEC 49: Varner vs. Shalorus | 2010年6月20日 |
○ | ローランド・ベラスコ | 2R 3:17 TKO(パンチ連打) | LTD: Rumble in Richmond 【ISCF世界バンタム級王座決定戦】 |
2009年10月24日 |
○ | アルヴィン・カクダック | チョークスリーパー | WCSC: The Awakening | 2009年5月30日 |
○ | アンソニー・フィゲロア | 2R 4:34 チョークスリーパー | Strikeforce: Melendez vs. Thomson | 2008年6月27日 |
× | マーク・オーシロ | 1R 2:38 TKO(パンチ連打) | ShoXC: Elite Challenger Series | 2008年3月21日 |
○ | リック・マッコーケル | 5分3R終了 判定3-0 | ShoXC: Elite Challenger Series | 2007年10月26日 |
○ | アンソニー・フィゲロア | 3分3R終了 判定3-0 | Strikeforce: Shamrock vs. Baroni | 2007年6月22日 |
○ | デビッド・バリオス | 2R KO(キック) | CCFC: Total Elimination | 2007年5月12日 |
○ | アンドリュー・ヴァラダレス | 3分3R終了 判定3-0 | Strikeforce: Young Guns | 2007年2月10日 |
○ | ウォルト・ヒューズ | 5分3R終了 判定3-0 | Warrior Cup 1 | 2006年8月12日 |
○ | ラルフ・アルバラド | 5分3R終了 判定3-0 | ICFO 1: Stockton | 2006年5月13日 |
獲得タイトル
[編集]表彰
[編集]- ブラジリアン柔術 茶帯
脚注
[編集]- ^ a b c クリス・カリアーソ UFC公式サイト
- ^ INTERNATIONAL SPORT COMBAT FEDERATION ISCF PRO MEN'S MIXED MARTIAL ARTS RANKINGS ISCF公式サイト
- ^ 水垣偉弥「負ける要素が見当たらない」理不尽な判定負けにブーイング=UFC JAPAN スポーツナビ 2012年2月29日
- ^ Onetime UFC title challenger Chris Cariaso retires from MMA: 'It's a bittersweet decision' MMAjunkie 2016年2月3日