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クリス・パイン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
クリス・パイン
Chris Pine
Chris Pine
2018年
生年月日 (1980-08-26) 1980年8月26日(44歳)
出生地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス
身長 184 cm
職業 俳優
ジャンル 映画
活動期間 2003年 -
著名な家族 キャサリン・パイン(姉)
ロバート・パイン(父)
グウィン・ギルフォード英語版(母)
マックス・M・ギルフォード(母方の祖父)
アン・グウィン英語版(母方の祖母)
主な作品
プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング
スター・トレック』シリーズ
アンストッパブル
ガーディアンズ 伝説の勇者たち
エージェント:ライアン
モンスター上司2
イントゥ・ザ・ウッズ
最後の追跡
ワンダーウーマン』シリーズ
スパイダーマン:スパイダーバース
ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り
ウィッシュ
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クリス・パイン(Chris Pine, 1980年8月26日 - )は、アメリカ合衆国俳優カリフォルニア州ロサンゼルス生まれ。

生い立ち

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父はハリウッド俳優のロバート・パインで母はハリウッド女優のグウィン・ギルフォード英語版[1]。彼の母方の祖母はハリウッド女優のアン・グウィン英語版で、祖父はハリウッド弁護士のマックス・M・ギルフォード[2]ウェールズ及びイングランド系の家系であり、またロシア系ユダヤ人の血を引く[3]カリフォルニア大学バークレー校英文学の学士号を取得[4][5]。大学3年生では英国のリーズ大学英語を勉強する[6]。その後、サンフランシスコのアメリカン・コンサーバトリー・シアターで演技を学ぶ[2]

キャリア

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2003年、テレビドラマ『ER緊急救命室』でデビュー。同年に、『堕ちた弁護士 -ニック・フォーリン-』『CSI:マイアミ』に出演。2004年、『プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング』で映画デビューし、2005年には『Confession』『シックス・フィート・アンダー』などのドラマでゲスト出演。またショートフィルム『The Bulls』にも出演。2006年『ラッキー・ガール』、2007年『スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい』に出演。2009年2月に"Star of Tomorrow"(明日のスター賞)を受賞。同年公開の『スター・トレック』では、主演のジェームズ・T・カーク役となる。

2010年にはロサンゼルスのマーク・テイパー・フォーラムにてマーティン・マクドナー作の戯曲『ウィー・トーマス』舞台上演にパドレイク役で出演し、ロサンゼルス演劇批評家サークル賞を受賞した[7][8]

2013年『スター・トレック イントゥ・ダークネス』オーストラリアプレミアでのパイン

2018年8月10日、パラマウント・ピクチャーズとの間で行われていた、ジェームズ・T・カーク役でのスタートレック「ケルヴィン・タイムライン」シリーズ第四作への出演交渉が決裂したと報じられた[9]

私生活

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2012年よりモデルのドミニク・ピークと交際している[10]。2013年4月に破局。
2018年4月には、女優のアナベル・ウォーリスとの交際が報じられた[11]。2022年3月、破局が報じられた[12]

主な出演作品

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映画

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公開年 邦題
原題
役名 備考 吹き替え
2004 Why Germany? Chris 短編映画
プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング
The Princess Diaries 2: Royal Engagement
ニコラス・デヴロー卿 竹若拓磨
2005 Confession Luther Scott
The Bulls Jason 短編映画
2006 ラッキー・ガール
Just My Luck
ジェイク・ハーディン 日本劇場未公開 竹若拓磨
Blind Dating Danny Valdessecchi
スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい
Smokin' Aces
ダーウィン・トレモア TBA
2008 ボトル・ドリーム カリフォルニアワインの奇跡
Bottle Shock
ボー・バレット 日本劇場未公開 (吹き替え版なし)
2009 スター・トレック
Star Trek
ジェームズ・T・カーク 阪口周平
フェーズ6
Carriers
ブライアン・グリーン 藤真秀
2010 アンストッパブル
Unstoppable
ウィル・コルソン 阪口周平
2012 Black & White/ブラック & ホワイト
This Means War
FDR・フォスター 神奈延年
ピープル・ライク・アス
People Like Us
サム・ハーパー 日本劇場未公開 (吹き替え版なし)
セレステ∞ジェシー
Celeste and Jesse Forever
Rory Shenandoah カメオ出演 TBA
ガーディアンズ 伝説の勇者たち
Rise of the Guardians
ジャックフロスト 声の出演 落合佑介
2013 スター・トレック イントゥ・ダークネス
Star Trek Into Darkness
ジェームズ・T・カーク 阪口周平
2014 エージェント:ライアン
Jack Ryan: Shadow Recruit
ジャック・ライアン
クレイジー・ドライブ
Stretch
カロス 日本劇場未公開
クレジットなし
モンスター上司2
Horrible Bosses 2
レックス・ハンソン
イントゥ・ザ・ウッズ
Into the woods
シンデレラの王子 (吹き替え版なし)
2015 死の谷間
Z for Zachariah
ケイレブ 阪口周平
2016 ザ・ブリザード
The Finest Hours
バーニー・ウェバー 福田賢二
最後の追跡
Hell or High Water
トビー・ハワード 阪口周平
スター・トレック BEYOND
Star Trek Beyond
ジェームズ・T・カーク
2017 ワンダーウーマン
Wonder Woman
スティーブ・トレバー 小野大輔
2018 リンクル・イン・タイム
A Wrinkle in Time
アレックス・マリー博士 日本劇場未公開 (吹き替え版なし)
アウトロー・キング スコットランドの英雄
Outlaw King
ロバート・ザ・ブルース 阪口周平
スパイダーマン:スパイダーバース
Spider-Man: Into the Spider-Verse
ピーター・パーカー / スパイダーマン 声の出演 中村悠一
2020 ワンダーウーマン 1984
Wonder Woman 1984
スティーブ・トレバー 小野大輔
2022 ザ・コントラクター
The Contractor
ジェームス・ハーパー 兼製作総指揮 阪口周平
オールド・ナイフ 〜127便の真実〜
All the Old Knives
ヘンリー・ペラム 兼製作総指揮 田村真
Doula Doctor 兼製作
ドント・ウォーリー・ダーリン
Don't Worry Darling
フランク 三木眞一郎
2023 ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り
Dungeons & Dragons
エドガン・ダーヴィス 武内駿輔
Poolman Darren Barrenman 兼監督・共同脚本・製作
ウィッシュ
Wish
マグ二フィコ王 声の出演 福山雅治(本編)
宮内敦士(予告編)
TBA スター・トレック4(仮題)
Star Trek 4
ジェームズ・T・カーク プリプロダクション

テレビ

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放映年 邦題
原題
役名 備考 吹き替え
2003 ER緊急救命室
ER
レヴィン 第9シーズン第16話「千羽鶴」 小伏伸之
堕ちた弁護士 -ニック・フォーリン-
The Guardian
ロニー・グランディ 第3シーズン第7話「心変わり」
CSI:マイアミ
CSI: Miami
トミー・チャンドラー 第2シーズン第10話「殺しのキス」 櫻井孝宏
2005 シックス・フィート・アンダー
Six Feet Under
サム(若い頃) 第5シーズン第2話「違和」
2009, 2017 サタデー・ナイト・ライブ
Saturday Night Live
本人 / ホスト 計2話出演(2017年はホスト)
2015 ウェット・ホット・アメリカン・サマー: キャンプ1日目
Wet Hot American Summer: First Day of Camp
エリック 計5話出演 矢野正明
2017 Angie Tribeca Dr. Thomas Hornbein 計3話出演
ウェット・ホット・アメリカン・サマー: あれから10年
Wet Hot American Summer: Ten Years Later
エリック 計4話出演 矢野正明
2019 I Am the Night Jay Singletary 計6話出演
兼製作総指揮

コンピュータゲーム

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発売年 邦題
原題
役名 備考
2013 スター・トレック
Star Trek
ジェームズ・T・カーク 声の出演

日本語吹き替え

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スター・トレック』以降、大半の作品で阪口周平が担当しており、ほぼ専属になっている。

ワンダーウーマン』シリーズでは、小野大輔が担当している。

この他にも、竹若拓磨矢野正明武内駿輔なども担当している。

参照

[編集]
  1. ^ Turbiville, Tom (2010年2月7日). “Aggie connections move actor to help Bryan school”. theeagle.com. 2010年7月19日閲覧。
  2. ^ a b Martin, Denise. “10 things you didn't know about Chris Pine”. Los Angeles Times. 2010年7月19日閲覧。
  3. ^ Chris Pine — Bio”. Flixster (2009年5月4日). 2010年7月19日閲覧。
  4. ^ Smith, Krista (May 2009). “To Boldly Star”. Vanity Fair. 2010年7月19日閲覧。
  5. ^ Chris Pine Biography”. TV Guide. 2010年7月19日閲覧。
  6. ^ Chris's new role is light years from Leeds digs”. Yorkshire Post (2009年5月1日). 2010年7月19日閲覧。
  7. ^ Reiner, Jay (13 July 2010). “'The Lieutenant of Inishmore' a gruesome pleasure”. Reuters. https://www.reuters.com/article/2010/07/14/us-stage-lieutenant-idUSTRE66D06F20100714 9 May 2011閲覧。 
  8. ^ 2010 Awards”. Los Angeles Drama Critics Circle. 2018年1月5日閲覧。
  9. ^ “Pine, Hemsworth Negotiations Spell Trouble for TREK 4”. TrekCore. (2018年8月10日). http://trekcore.com/blog/2018/08/chris-pine-chris-hemsworth-negotiations-spell-trouble-for-star-trek-4/ 
  10. ^ “クリス・パイン、カンヌのレッド・カーペットで新恋人をお披露目”. シネマトゥデイ. (2012年5月27日). https://www.cinematoday.jp/news/N0042224 2013年2月3日閲覧。 
  11. ^ “イケメン俳優クリス・パイン、アナベル・ウォーリスと交際”. ハリウッド・ニュース. (2018年4月5日). http://www.hollywood-news.jp/news/gossip/84801 
  12. ^ VanHoose, Benjamin. “Chris Pine and Annabelle Wallis Break Up After 4 Years of Dating” (英語). PEOPLE.com. 2022年3月3日閲覧。

外部リンク

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