クーロンズ・ホテル

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クーロンズ・ホテル
てにをは配信限定シングル
収録アルバムてにをは文庫
英語名Kowloon's HOTEL
リリース2020年12月25日
規格デジタル・ダウンロード
録音日本の旗 日本
ジャンルロック
時間3分54秒
レーベルKARENT
作詞者てにをは
作曲者てにをは
その他収録アルバム
『鏡音リン・レン 13th Anniversary』
歌唱鏡音リン
『てにをは文庫』収録曲
  1. 「鳳 恐美」
  2. クーロンズ・ホテル
  3. 「トコヨ・トキヨ」
  4. オノマトペテン師
  5. 「髄まで愛して」
  6. 「人生幽霊部員」
  7. 「魔少女賛歌」
  8. 「文系ギャング・マーケット」
  9. 「firefly」
  10. 「走れ太宰」
  11. 「はぢらひごっこ」
  12. 「あるいは酒でいっぱいの浮世」
  13. 「ガ・ルー」
  14. 「C」
  15. 「ロサンゼルス」
  16. 「鳳 151億9435万1068の翼」
てにをは 年表
  • クーロンズ・ホテル
  • (2020年)
ミュージックビデオ
「クーロンズ・ホテル」 - YouTube

クーロンズ・ホテル」(英語: Kowloon's HOTEL)は、 てにをはの楽曲。

概要[編集]

2018年10月30日コミックマーケット95で頒布された同人アルバム『てにをは文庫』の収録曲として発表された、VOCALOID鏡音リンを使用した楽曲[1]。かつて存在した妖しげなスラム街に対する郷愁とスラム街が龍になって消えたという幻想を歌った曲。オルタナティブロック的な曲調と電子的な音色のビートが特徴的である。

てにをはが手掛ける楽曲の特徴であるを踏んだ表現の多用、歌詞の言葉遊び[2]が見受けられる。例えば、「幸 不幸」「福を乞う不幸」、「机上の九龍」「架空の崑崙」と脚韻を踏んでいる。

2019年2月1日YouTubeニコニコ動画ミュージック・ビデオが投稿され[3][4]2020年12月25日には鏡音リン・レン13周年を記念した『鏡音リン・レン 13th Anniversary』の1曲目として、KARENTによって各種音楽ストリーミング・サービスにおける配信が開始された[5][6]

収録内容[編集]

デジタル・ダウンロード
#タイトル作詞・作曲・編曲時間
1.「クーロンズ・ホテル」てにをは
合計時間:

映像作品[編集]

ミュージック・ビデオのイラストはてにをは自身によるものである。香港にかつて存在した九龍城砦を想起させる建物群、狗頭のベルボーイ、飛び上がる猫、竜人の大人と子供が手を繋いでいるイラストが主に用いられており、ネオンが鮮やかなスラム街の雰囲気が表現されている[3]

楽曲提供[編集]

カバー

  • PARED - アルバム「Room Night」[7]

コンピレーション・アルバム

  • 鏡音レン歌唱。アルバム「鏡音リン・レン 13th Anniversary」[6]

脚注[編集]

  1. ^ てにをは. “『てにをは文庫』クロスフェード Album XFD”. YouTube. 2021年2月25日閲覧。
  2. ^ 小町, 碧音 (2020年7月8日). “jon-YAKITORY、てにをは、柊キライ……SNSでブレイク中の新世代ボカロPたち 癖になるサビと言葉遊びに注目”. Real Sound. 2021年2月21日閲覧。
  3. ^ a b てにをは (2019年2月1日). “クーロンズ・ホテル(Kowloon's HOTEL)/鏡音リン・てにをは”. YouTube. 2021年3月3日閲覧。
  4. ^ てにをは (2019年2月1日). “クーロンズ・ホテル / 鏡音リン”. ニコニコ動画. 2021年3月3日閲覧。
  5. ^ 鏡音リン・レン 13th Anniversary”. KARENT. 2021年3月7日閲覧。
  6. ^ a b KarenT Crypton. “[KARENT Special]鏡音リン・レン 13th Anniversary”. YouTube. 2021年2月25日閲覧。
  7. ^ 1stフルアルバム『Room Night』 2022年3月16日発売”. PARED. 2022年2月2日閲覧。

外部リンク[編集]