グッロ
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グッロ Gurro | |
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イタリアン・アルプスにあるグッロ村 | |
行政 | |
国 | イタリア |
州 | ピエモンテ |
県/大都市 | ヴェルバーノ・クジオ・オッソラ |
CAP(郵便番号) | 28828 |
市外局番 | 0323 |
ISTATコード | 103036 |
識別コード | E269 |
分離集落 | |
隣接コムーネ | カヴァーリオ=スポッチャ、 クルソロ=オラッソ、 ファルメンタ、 ミアッツィーナ |
公式サイト | リンク |
人口 | |
人口 | 213 [1] 人 (2017-01-01) |
人口密度 | 16.1 人/km2 |
文化 | |
住民の呼称 | gurresi |
守護聖人 | Natività della Beata Vergine Maria |
祝祭日 | 9月8日 |
地理 | |
座標 | 北緯46度4分0秒 東経8度42分0秒 / 北緯46.06667度 東経8.70000度座標: 北緯46度4分0秒 東経8度42分0秒 / 北緯46.06667度 東経8.70000度 |
標高 | 812 (497 - 1925) [2] m |
面積 | 13.27 [3] km2 |
ポータル イタリア |
グッロ(伊: Gurro)は、イタリア共和国ピエモンテ州ヴェルバーノ・クジオ・オッソラ県にある、人口約200人の基礎自治体(コムーネ)。
近隣とは異なる特有の方言を話し、独特な苗字やタータン風の女性用伝統服を持つことなどから、イタリア戦争のパヴィアの戦い(1525年)にフランス軍の同盟軍として従軍したスコットランド兵の末裔の村ではないかという説がある[4]。村の伝説では、パヴィアの戦いから母国に帰るスコットランド兵たちがこの地で雪に阻まれ、定住したとされる[4]。スイスのチューリヒ大学の研究者が調べたところ、方言には800語もスコットランド・ゲール語系の言葉があったという[5]。また、村の言い伝えによると、兵士たちは隣村から女性を略奪し、結婚を司る教会の司祭が目覚める前に宴会を開いて妻としたことから、グッロ村では1950年代まで、結婚は披露宴をまず先に行ない、その一週間後の朝に教会で結婚式を執り行なうのが伝統だったという[4]。村の博物館には、スコットランドとのつながりを示す物品などが展示されている[4]。
脚注
[編集]- ^ 国立統計研究所(ISTAT). “Total Resident Population on 1st January 2017 by sex and marital status” (英語). 2017年12月30日閲覧。
- ^ 国立統計研究所(ISTAT). “Tavola: Popolazione residente - Verbano-Cusio-Ossola (dettaglio loc. abitate) - Censimento 2001.” (イタリア語). 2017年12月30日閲覧。
- ^ 国立統計研究所(ISTAT). “Tavola: Superficie territoriale (Kmq) - Verbano-Cusio-Ossola (dettaglio comunale) - Censimento 2001.” (イタリア語). 2017年12月30日閲覧。
- ^ a b c d The Italian highlanders who may have Scottish rootsBBC, 10 August 2017
- ^ 「イタリアの落人伝説」西日本新聞、2016/04/28夕刊