グリチルリチン酸 β-グルクロニダーゼ
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グリチルリチン酸 β-グルクロニダーゼ(Glycyrrhizinate beta-glucuronidase, EC 3.2.1.128)は、以下の化学反応を触媒する酵素である。
- グリチルリチン酸 + 水 1,2-β-D-グルクロノシル-D-グルクロン酸 + グリチルレチン酸
従って、この酵素の2つの基質は、グリチルリチン酸と水、一方、2つの生成物は1,2-β-D-グルクロノシル-D-グルクロン酸とグリチルレチン酸である。
この酵素は、加水分解酵素、特にO-及びS-グリコシル化合物を加水分解するグリコシダーゼに分類される。系統名は、グリチルリチン酸 グルクロノシルヒドロラーゼ(glycyrrhizinate glucuronosylhydrolase)である。
関連項目
[編集]出典
[編集]- “Purification and some properties of glycyrrhizinic acid hydrolase from Aspergillus niger GRM3”. Agric. Biol. Chem. 50 (3): 687–692. (1986). doi:10.1271/bbb1961.50.687.