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グリーンデザート

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
グリーンデザート
マクトゥーム・アール・マクトゥームの勝負服
品種 サラブレッド
性別
毛色 鹿毛
生誕 1983年
死没 2015年
Danzig
Foreign Courier
母の父 Sir Ivor
生国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生産者 Red Bull Stable
馬主 Maktoum Al Maktoum
調教師 Sir Michael R.Stouteイギリス
競走成績
生涯成績 14戦5勝
獲得賞金 219,686ポンド
30,000フラン
勝ち鞍
GI ジュライカップ 1986年
GII フライングチルダーズS 1985年
GII スプリントカップ 1986年
GIII ジュライステークス 1985年
Listed ヨーロピアンフリーハンデキャップ 1986年
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グリーンデザート (Green Desert) とは、アメリカで生産され、イギリスで調教された競走馬種牡馬である。主な勝ち鞍は1986年ジュライカップ主戦騎手ウォルター・スウィンバーン

現役時代

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1985年、2歳時にデビュー。デビュー戦は2着に敗れたが2戦目のジュライステークス(G3)で勝利し、初勝利を重賞で飾った。その後、フライングチルダーズステークス(G2)にも勝利し、2歳時は5戦2勝で終える。

1986年、前哨戦のヨーロピアンフリーハンデキャップを勝って臨んだG1・マイル初挑戦となった2000ギニーでは、ダンシングブレーヴの2着に敗れる。その後、アイリッシュ2000ギニー(G1)は6着、セントジェームズパレスステークス(G2)は2着に敗れ、マイル路線からスプリント路線に回帰する。その初戦、ジュライカップで見事に勝利しG1初制覇。その後、スプリントチャンピオンシップ(G1)3着を挟んで、スプリントカップ(G2)に勝利。そしてアベイ・ド・ロンシャン賞(G1)4着を挟んで、ブリーダーズカップ・スプリント(G1)9着を最後に引退した。

種牡馬時代

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1987年よりイギリスにあるシャドウェルスタッドで繋養される。初年度の種付け料は2万5千ポンドであった。2011年の種付けシーズン後に種牡馬を引退[1]するまで、Desert Prince、シンコウフォレストなど、主にスプリントからマイルで活躍する産駒を多数輩出した。後継種牡馬もCape CrossOasis DreamInvincible Spiritがなどが成功を収めており、ダンジグ系の中ではデインヒルに次ぐ勢いで父系を広めつつある。

2015年、老衰により安楽死措置が取られた[1]

主な産駒

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母の父としての主な産駒

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血統表

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グリーンデザート血統ダンジグ系/Nearco 4×5=9.38% Mahmoud 5×5=6.25% ) (血統表の出典)

Danzig
1977 鹿毛
父の父
Northern Dancer
1961 鹿毛
Nearctic Nearco
Lady Angela
Natalma Native Dancer
Almahmoud
父の母
Pas de Nom
1968 黒鹿毛
Admiral's Voyage Crafty Admiral
Olympia Lou
Petitioner Petition
Steady Aim

Foreign Courier
1979 鹿毛
Sir Ivor
1965 鹿毛
Sir Gaylord Turn-to
Somethingroyal
Attica Mr.Trouble
Athenia
母の母
Courtly Dee
1968 黒鹿毛
Never Bend Nasrullah
Lalun
Tulle War Admiral
Judy-Rae F-No.A4


脚注

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  1. ^ トップクラスの種牡馬の父グリーンデザート、32歳で死亡(イギリス)”. ジャパン・スタッドブック・インターナショナル (2015年9月20日). 2017年5月10日閲覧。

外部リンク

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