グレイシャア亜紀
基本情報 | |
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階級 | フライ級 |
身長 | 155cm |
国籍 | 日本 |
誕生日 | 1978年12月8日(45歳) |
出身地 | 茨城県 |
グレイシャア亜紀(グレイシャアあき、1978年12月8日 - )は、日本の女子キックボクサー。茨城県出身。フォルティス渋谷ジム所属。J-GIRLSフライ級王者。キャリア初期にはリングネームをAki、グレイシャアAkiとしていたこともある。グレイシャア(Gracyer)は grace からの造語[1]。
来歴
[編集]2002年5月、ダイエット目的で彰考舘ジムに入門[1]。同年12月1日にリングネームAkiとしてJ-NETWORKでプロデビュー。
2003年5月22日、「女子格闘技Gals」で同興行唯一のキックボクシングルール試合で渡辺亜矢子にKO勝ち。この試合よりリングネームをグレイシャア亜紀に変更した[2]。
2003年9月7日、「Girls SHOCK II」のメインイベントでリー・ガップソン(李甲善)と対戦し、KO勝ち。当初は渡邊久江と対戦予定であったが、渡邊のコンディション不良により対戦相手が変更された[3]
2003年11月11日、「Girls SHOCK III」のメインイベントで渡邊久江と対戦し、判定勝ち[4]。この試合よりリングネームをグレイシャアAkiに変更したが、1試合行ったあと、再度グレイシャア亜紀に戻した。
2004年12月に彰考舘ジムを離れ、2005年6月にソーチタラダ渋谷ジムへ移籍(2008年末で閉鎖、フォルティス渋谷ジムに統合)。
2006年6月2日、マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟興行でUKF世界女子フライ級王者早千予に挑戦するも、KO負け。
2006年10月1日、J-GIRLSでウェンディー・ミランダとWMCインターコンチネンタル女子スーパーフライ級王座決定戦で対戦し、判定勝ち。王座を獲得した。
2007年3月31日、J-GIRLS認定初代フライ級王座決定トーナメント準決勝で林田昌子に判定勝ち。5月20日の決勝では田中佑季に判定勝ちし、初代王座を獲得した。
2008年3月2日、J-GIRLS World Queen Tournament 2008 1回戦でバネッサ・エアリングに判定勝ち。5月25日の準決勝でジェシカ・トルハーストに判定勝ちするも、決勝でシルビア・ラノットに判定負けし、準優勝となった。
2008年9月7日、J-GIRLSフライ級王座の初防衛戦で4年4か月ぶりの対戦となった杉貴美子に判定負けし、王座から陥落した。
2009年7月26日、王者杉貴美子とタイトルマッチで再戦し、判定勝ち。王座を奪回した。
2009年11月8日、M-1ムエタイチャレンジ興行で行われたWPMF世界女子フライ級タイトルマッチで王者サーサ・ソーアリーと対戦し、判定負け。
2009年12月20日、J-GIRLS World Queen Tournament 2009 1回戦で前年の決勝で敗れたシルビア・ラノットと再戦するも、再び判定負け。
2010年10月17日、J-GIRLSフライ級タイトルマッチで林田昌子と対戦し、2-0の判定勝ちで初防衛に成功した[5]。
2010年12月12日、「J-GIRLS 女祭り 2010 〜戦う女は美しい〜」で行なわれた「田嶋はる引退記念スペシャルエキシビションマッチ」に出場し、1Rの対戦相手を務めた[6]。
戦績
[編集]キックボクシング 戦績 | ||||||
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30 試合 | (T)KO | 判定 | その他 | 引き分け | 無効試合 | |
22 勝 | 4 | 18 | 0 | 2 | 0 | |
6 敗 | 1 | 5 | 0 |
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
○ | 林田昌子 | 2分5R終了 判定2-0 | J-NETWORK「J-GIRLS Catch The stone〜11」 【J-GIRLSフライ級タイトルマッチ】 |
2010年10月17日 |
○ | NANA☆SE | 2R 0:46 TKO(ドクターストップ:鼻骨骨折の疑い) | J-NETWORK「J-GIRLS Catch The stone〜7」 | 2010年4月18日 |
× | シルビア・ラノット | 2分2R終了 判定0-3 | J-NETWORK「J-GIRLS Final Stage 2009」 【J-GIRLS World Queen Tournament 2009 1回戦】 |
2009年12月20日 |
× | サーサ・ソーアリー | 2分5R終了 判定0-3 | M-1 FAIRTEX SINGHA BEER ムエタイチャレンジ 2009 Yod Nak Suu vol.4 【WPMF世界女子フライ級タイトルマッチ】 |
2009年11月8日 |
○ | 杉貴美子 | 2分5R終了 判定3-0 | J-NETWORK「J-GIRLS Champion Festival 2009」 【J-GIRLSフライ級タイトルマッチ】 |
2009年7月26日 |
○ | 古谷あさみ | 2分3R+延長R終了 判定2-1 | J-NETWORK「J-GIRLS Catch The stone〜2」 【J-GIRLSフライ級次期王座挑戦者決定トーナメント 決勝】 |
2009年4月5日 |
○ | 田中佑季 | 2分3R終了 判定3-0 | J-NETWORK「J-FIGHT 23 & J-GIRLS」 【J-GIRLSフライ級次期王座挑戦者決定トーナメント 準決勝】 |
2009年2月15日 |
× | 杉貴美子 | 2分5R終了 判定0-3 | J-NETWORK「J-GIRLS Hurricane Battle」 【J-GIRLSフライ級タイトルマッチ】 |
2008年9月7日 |
× | シルビア・ラノット | 2分3R+延長R終了 判定1-2 | J-NETWORK「J-GIRLS 菖蒲祭り」 【J-GIRLS World Queen Tournament 2008 決勝】 |
2008年5月25日 |
○ | ジェシカ・トルハースト | 2分3R終了 判定3-0 | J-NETWORK「J-GIRLS 菖蒲祭り」 【J-GIRLS World Queen Tournament 2008 準決勝】 |
2008年5月25日 |
○ | バネッサ・エアリング | 2分3R終了 判定3-0 | J-NETWORK「J-GIRLS ひな祭り」 【J-GIRLS World Queen Tournament 2008 1回戦】 |
2008年3月2日 |
○ | エイミー・デイビス | 2分3R終了 判定3-0 | J-NETWORK「風花祭り」 | 2007年11月4日 |
○ | 田中佑季 | 2分3R終了 判定3-0 | J-NETWORK「J-GIRLS 女祭り Final round」 【J-GIRLS認定初代フライ級王座決定トーナメント 決勝】 |
2007年5月20日 |
○ | 林田昌子 | 2分3R終了 判定2-0 | J-NETWORK「J-GIRLS 女祭り 2nd round」 【J-GIRLS認定初代フライ級王座決定トーナメント 準決勝】 |
2007年3月31日 |
○ | ウェンディー・ミランダ | 2分5R終了 判定3-0 | J-NETWORK「J-GIRLS 女祭り 2nd round」 【WMCインターコンチネンタル女子スーパーフライ級王座決定戦】 |
2006年10月1日 |
○ | 山田純琴 | 2分3R終了 判定2-0 | J-NETWORK「J-FIGHT 11」 | 2006年8月20日 |
× | 早千予 | 4R 0:50 KO(バックスピンキック) | マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟 「SURPRISING 4th 〜梶原一騎20回忌追悼記念 第9回梶原一騎杯 キックガッツ2006〜」 【UKF世界女子フライ級タイトルマッチ】 |
2006年6月2日 |
○ | 四十内としえ | 2分3R終了 判定3-0 | J-NETWORK「GO! GO! J-NET '05 〜STAYING ALIVE〜」 | 2005年11月6日 |
○ | 田中佑季 | 2分3R終了 判定3-0 | J-NETWORK「GO! GO! J-NET '05 〜SKY HIGH〜」 | 2005年9月21日 |
○ | 星野久子 | 3分3R終了 判定3-0 | J-NETWORK「GO! GO! J-NET '05 〜MACH 55 決勝〜」 | 2005年7月31日 |
△ | シルヴィア・バリシェリ | 2分5R終了 判定 | WPKC認定キックボクシング大会 | 2004年11月27日 |
× | ヌアシアン・チョー・インスワン | 2分4R終了 判定0-3 | タイ王妃生誕記念女子ムエタイ大会 | 2004年8月11日 |
○ | カロリン・フブレクツ | 2分5R終了 判定3-0 | Girls SHOCK V | 2004年6月27日 |
○ | 杉貴美子 | 2分5R終了 判定3-0 | 黄金筋肉 女子総合格闘技 最強女王決定トーナメント 【キックボクシングルール】 |
2004年5月7日 |
○ | ヂョン・ヨンシル | 3R 0:51 KO(バックブロー) | GIRLS STANDING FIGHT - Girls SHOCK IV | 2004年3月7日 |
○ | 渡邊久江 | 2分5R終了 判定2-1 | 全日本キックボクシング連盟「GIRLS STANDING FIGHT - Girls SHOCK III」 | 2003年11月11日 |
○ | リー・ガップソン(李甲善) | 1R 0:40 KO | 全日本キックボクシング連盟「GIRLS STANDING FIGHT - Girls SHOCK II」 | 2003年9月7日 |
○ | 渡辺亜矢子 | 2R 1:03 KO(パンチ連打) | 女子格闘技Gals【Girls SHOCK! 協力試合】 | 2003年5月22日 |
○ | ASAMI | 3分3R終了 判定2-0 | J-NETWORK「Make the spark」 | 2003年4月20日 |
△ | きらら | 3分2R終了 判定0-0 | J-NETWORK「The Magnificient 5」 【フレッシュマンファイト】 |
2002年12月1日 |
獲得タイトル
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c グレイシャア亜紀 インタビュー J-GIRLS 公式サイト 2009年8月18日
- ^ [女子格闘技Gals] 5.22 北沢:吉住、10ヶ月ぶりの総合で一本勝ち BoutReview 2003年6月13日
- ^ [全日本キック] 9.7 北沢:渡邊久江が欠場。韓国無敗のパンチャーが代役参戦 BoutReview 2003年8月31日
- ^ [Girls SHOCK] 11.11 北沢:渡邊久江、移籍初戦は僅差の黒星 BoutReview 2003年11月12日
- ^ 【J-GIRLS】グレイシャア亜紀、林田を退け初防衛!今年の日本女王の座は杉貴美子 格闘技ウェブマガジンGBR 2010年10月17日
- ^ 【J-GIRLS】トーナメントは陣内、アトム級は山田!女子高生王者が2人誕生 格闘技ウェブマガジンGBR 2010年12月12日
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- グレイシャア亜紀 オフィシャルサイト
- グレ8☆にっき - 公式ブログ
- J-GIRLS 選手データ