グロッソテリウム
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グロッソテリウム属 | |||||||||||||||||||||||||||
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アメリカ自然史博物館の骨格標本
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分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Glossotherium Owen, 1840 | |||||||||||||||||||||||||||
種 | |||||||||||||||||||||||||||
グロッソテリウム (Glossotherium) は、新生代新第三紀鮮新世から第四紀完新世にかけて南アメリカ大陸に生息していた陸上棲ナマケモノ(ground sloth)の属である[1]。
概要
[編集]近縁属にミロドン、パラミロドン(Paramylodon)、スケリドテリウム、レストドン(Lestodon)などが存在する。
体長は4メートルに達し、北米大陸に到達したナマケモノ類ではエレモテリウムに次いで大型だった。糞の化石から、グロッソテリウムは砂漠地帯の低木も食料としていたと考えられている[2]。
南米大陸から北米大陸に広く分布し、アルゼンチンからメキシコ・アメリカ合衆国に至る範囲で化石が発掘されており、中でもラ・ブレア・タールピットから保存状態のよい出土記録がある[2]。
一万年前に南米、アメリカ、メキシコ等に移住した人の狩りで姿を消した。
脚注
[編集]- ^ Alberto Boscaini、Néstor Toledo、Leandro M. Pérez、Matías L. Taglioretti、Robert K. Mcafee (2022-11-01). New well-preserved materials of Glossotherium chapadmalense (Xenarthra, Mylodontidae) from the Pliocene of Argentina shed light on the origin and evolution of the genus. 42. テイラーアンドフランシス 2024年12月10日閲覧。.
- ^ a b Emily Green (2014年10月15日). “Glossotherium”. Prehistoric-Wildlife. 2024年12月10日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
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