グロリアスハーツ
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グロリアスハーツ | |
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ジャンル | ファンタジー |
小説 | |
著者 | 淡路帆希 |
イラスト | 文倉十 |
出版社 | 富士見書房 |
レーベル | ファンタジア文庫 |
刊行期間 | 2012年3月17日 - 7月20日 |
巻数 | 全2巻 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | ライトノベル |
『グロリアスハーツ』(Glorious Hearts)は著者・淡路帆希のイラスト・文倉十のライトノベル。単行本は富士見書房より発売されている。
あらすじ
[編集]第四クレイドルで目覚めたアルトゥールは、ユズカとメリッサに出会った。そこにシローフォノの贋人(ギニョル)が現れ、贋人の存在を知ることになる。そして、2人を守りたいと思った時、炎の剣炎龍(ヴィーヴル)がアルトゥールの手に出現した。それを見ていた2人と共に、2人を人間にして自分が人間に戻る方法を探す旅に出る。
登場人物
[編集]主要人物
[編集]- アルトゥール・ドーク
- 17歳の少年。子供のころに両親をなくして孤児院にいたが、ある日第四クレイドルに連れて来られ、そこでユズカとメリッサに出会う。贋人(ギニョル)である2人を人間にするための方法を求め、3人でディニタ・イングリスを探す旅をしている。人間であるにも関わらず、なぜか贋人(ギニョル)と同じような能力が使える。
- ユズカ
- 16歳の大人しい少女。氷姫(グラス・レーヌ)の贋人(ギニョル)で、冷気と氷を操ることができる。彼女の能力で、ブリザード特急便は成り立っている。胸の大きさを気にしており、その話題に触れると周囲に冷気が振りまかれる。一年前にメリッサからプレゼントされた着物を改造して着ている。
- メリッサ
- 18歳の明るい少女。木霊(ドリユアス)の贋人(ギニョル)で、植物を操ることができる。1年前に贋人狩りに遭い、ジャッロ・コリーナの丘にアルトゥールに埋められた。彼女のマテリエは半分に割れ、アルトゥールとユズカが片方ずつ持っている。
- ディニタ・イングリス
- 第四クレイドルの研究者。第四クレイドル焼失時に、行方をくらました。贋人(ギニョル)を人間にする方法を知っている可能性がある人物。
- ミヌー
- アルトゥールにスリを仕掛けた少女。スリは副業で本業は情報屋。
- ロドリク
- ユズカに一目惚れし、ストーカーをしていた贋人(ギニョル)の少年。アルトゥールを情夫(ヒモ)呼ばわりし、雷鷹(ワンキャン)の能力を使って襲ったが、現れたユズカに迎撃されて勝手に幻滅する。
用語
[編集]- 贋人(ギニョル)
- 人間の形をした怪異(ファンタズマ)に対抗するために作られた生物兵器。感情を持たず、戦闘向きの能力を持つ贋人は一等星(オリンピア)。同じく感情を持たず、戦闘向きでない能力を持つ贋人を二等星(スケアクロウ)。感情を持つ贋人は三等星(ペトローシュカ)と呼ばれる。
- シローフォノ軍
- 贋人(ギニョル)をクレイドルと呼ばれる研究室で作り出す国家軍隊。
- 怪異(ファンタズマ)
- 怪異の能力を持った生物。死潮(グラニカ)を越えてやってくる。