グローイング・アップ (映画)
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『グローイング・アップ』(原題:Eskimo Limon, 英題:Lemon popsicle, Growing up)は、1978年に公開されたイスラエル映画である。
ジョージ・ルーカスの「アメリカン・グラフィティ」に触発されて作られた、オールディーズをふんだんに使った青春映画のシリーズであり、プロデューサーはハリウッドでもお馴染みのメナヘム・ゴーラン。お色気も取り入れたという点では「ポーキーズ」や「ザ・カンニング IQ=0」等が最も近い。これらは人気が出てシリーズ化される。世界的なイスラエル製のお色気青春モノはこの映画位である。
なお番外編には、アメリカで製作した「グローイング・アップ/ラスト・バージン」がある。第1作のリメイク作品であるが、時代設定は1980年代に変更し、主人公ベンジーを含むシリーズお馴染みの三人組役名とヒロイン役名も変更されている。
あらすじ
[編集]この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
1950年代のテルアビブが舞台。主人公のベンジー、軟派でイケメンのボビー、デブのヒューイの3人はナンパに余念がなく、とにかく女の子大好き! 特にベンジーはシリーズを通して女の子と結ばれるが……。そんなベンジーらの恋をオールディーズが盛り上げる。
キャスト
[編集]役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
---|---|---|
東京12ch版 | ||
ベンジー | イフタク・カツール | 鹿沼政仁 |
ボビー | ジョナサン・サガール | 志垣太郎 |
ヒューイ | ツァッチ・ノイ | 安西正弘 |
ニキ | アナト・アツモン | 横沢啓子 |
ステラ | オフェリア・シュトレル | 此島愛子 |
不明 その他 |
上田敏也 千葉順二 鈴木れい子 沢木郁也 広瀬正志 | |
演出 | 春日正伸 | |
翻訳 | 宇津木道子 | |
効果 | 赤塚不二夫 | |
調整 | 中里勝範 | |
制作 | テレキスジャパン | |
解説 | 深沢哲也 | |
初回放送 | 1980年10月9日 『木曜洋画劇場』 |
スタッフ
[編集]- 監督・脚本:ボアズ・デヴィッドソン
- 製作:ヨーラム・グローバス、メナヘム・ゴーラン
- 脚本:エリー・テイヴァー
- 撮影:アダム・グリーンバーグ
- 音楽:ジャック・フィッシュマン
シリーズ
[編集]- グローイング・アップ2/ゴーイング・ステディ(1979年)
- グローイング・アップ3/恋のチューインガム(1981年)
- グローイング・アップ4/渚でデート(1983年)
- グローイング・アップ5/ベイビー・ラブ(1984年)
- グローイング・アップ6/恋のネイビーブルー(1984年)
- グローイング・アップ7/恋の卒業パーティ(1986年)
- グローイング・アップ8/サマータイム・ブルース(1988年)
- 番外篇
- グローイング・アップ/ラスト・バージン(1982年)