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ケアンズ伯爵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ケアンズ伯爵

紋章記述

Arms:Gules three Martlets Argent within a Bordure of the second charged with three Trefoils slipped Vert Crest:A Martlet Argent charged on the breast with a Trefoil slipped Vert Supporters:On either side a Hawk wings expanded proper collared belled and chained Or, holding in its beak a Trefoil slipped Vert
創設時期1878年9月27日
創設者ヴィクトリア
貴族連合王国貴族
初代初代伯ヒュー・ケアンズ
現所有者6代伯サイモン・ケアンズ英語版
相続人ガーモイル子爵ヒュー・ケアンズ
付随称号ガーモイル子爵
ケアンズ男爵
現況存続
邸宅ボレイド・マナー英語版
モットーEffloresco(I flourish)

ケアンズ伯爵英語: Earl Cairns)はイギリス伯爵位。連合王国貴族

ヴィクトリア朝期の保守党の政治家ヒュー・ケアンズ1878年に叙されたのに始まる。

歴史

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保守党の庶民院議員ヒュー・ケアンズ(1819–1885)は、1867年2月27日連合王国貴族爵位「アントリム県ガーモイルのケアンズ男爵(Baron Cairns, of Garmoyle in the County of Antrim)」に叙せられて貴族院議員に転じ、第1次ディズレーリ内閣第2次ディズレーリ内閣大法官(貴族院議長)を務めた[1][2]。そして1878年9月27日には「アントリム県ガーモイルのガーモイル子爵(Viscount Garmoyle, of Garmoyle in the County of Antrim)」と「ケアンズ伯爵(Earl Cairns)」に叙せられた[3]

これらの爵位はその男系男子によって現在まで継承されている。現在の当主は、6代ケアンズ伯爵サイモン・ダラス・ケアンズ英語版(1939-)である。

一族の本邸はウォルトシャーチッペナム英語版ボレイド・マナー英語版である。

現当主の保有爵位

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現当主である第6代ケアンズ伯爵サイモン・ケアンズ英語版は、以下の爵位を有する[2]

  • 第6代ケアンズ伯爵(6th Earl Cairns)
    (1878年9月27日の勅許状による連合王国貴族爵位)
  • 第6代アントリム県ガーモイルのガーモイル子爵(6th Viscount Garmoyle, of Garmoyle in the County of Antrim)
    (1878年9月27日の勅許状による連合王国貴族爵位)
  • 第6代アントリム県ガーモイルのケアンズ男爵(6th Baron Cairns, of Garmoyle in the County of Antrim)
    (1867年2月27日の勅許状による連合王国貴族爵位)

ケアンズ伯爵 (1878年)

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法定推定相続人は現当主の息子ガーモイル子爵(儀礼称号)ヒュー・フレデリック・ケアンズ (1965-)

出典

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  1. ^ ブレイク 1993, p. 570/630.
  2. ^ a b Cairns, Earl (UK, 1878)”. www.cracroftspeerage.co.uk. 2020年7月22日閲覧。
  3. ^ Lundy, Darryl. “Hugh MacCalmont Cairns, 1st Earl Cairns” (英語). thepeerage.com. 2015年8月10日閲覧。

参考文献

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  • ブレイク, ロバート 著、谷福丸 訳、灘尾弘吉監修 編『ディズレイリ』大蔵省印刷局、1993年(平成5年)。ISBN 978-4172820000