ケイ・パーカー
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Kay Parker | |
プロフィール | |
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別名義 |
Jill Jackson、 Kay Taylor、 Kay Taylor Parker |
生年月日 | 1944年8月28日 |
没年月日 | 2022年10月14日 |
没年齢 | 78歳(数え79) |
出身地 | イングランド・バーミンガム |
死没地 | アメリカ合衆国・ロサンゼルス |
瞳の色 | グリーン |
毛髪の色 | ブルネット |
公称サイズ(en:Kay Parkerの時点) | |
身長 / 体重 | 168 cm / 53 kg |
BMI | 18.8 |
スリーサイズ | 97 - 61 - 91 cm |
カップサイズ | DD(米国サイズ) |
備考 | 自然の胸 |
活動 | |
デビュー | 『エクスタシー・スペシャル (V - The Hot One)』 |
ジャンル | ハードコアポルノ |
外部リンク | |
データベース | IMDb |
モデル: テンプレート - カテゴリ |
ケイ・パーカー(Kay Parker、1944年8月28日 - 2022年10月14日 )は、イギリスのニューエイジ作家・元ポルノ女優。イングランド・バーミンガム出身。
『タブーシリーズ』における近親相姦シーンの演技で最も有名である。XRCO殿堂とAVN殿堂双方のメンバー。
ポルノ映画歴
[編集]ケイ・パーカーは1970年代後半、男優ジョン・レスリーが彼の予定している映画の一つにパーカーを推挙したことが、ポルノ映画界に関わりを持ったきっかけとされる[1]。それがポルノ映画だと聞くと、パーカーは即座に申し入れを断ったと言われる。しかし、セックスシーン無しの端役を演じながら、パーカーは結局ポルノ界に徐々に取り込まれていった。彼女はポルノ監督のアンソニー・スピネリに説得されて、1977年の映画『セックス・ワールド (Sex World)』で初のセックスシーンを演じた[2]。
パーカーが初めてスクリーン上でセックスをしたのは、ポルノ男優のジョーイ・シルヴェラだった。パーカーがポルノ映画界で活躍中に受けた様々なインタビューによると、彼女とジョーイ・シルヴェラはセックスシーンで興奮のあまり我を忘れたことを明かした。それはパーカーの齒が欠けてしまうほど、精力的で手に負えないものであった。パーカーの欠けた歯は、これ以降に彼女が出演した映画ではっきりと見る事ができる。
スピネリの『セックス・ワールド』が公開されると、パーカーは業界内で評判になった。パーカーは当時最も人気のある、男優から最も共演の要望が多い女優の1人となった。彼女のお気に入りの男優はジョン・レスリー、ポール・トーマス、ハーシェル・サヴェージ、マイク・レンジャー、ジョーイ・シルヴェラ、ランディ・ウェストなどであった。
彼女は1970年代後半から1980年代全般にかけてポルノ映画に出演した。熱心なファンの多くは、大きなピンクの乳首の97cmDDカップの自然な巨乳(豊胸していない乳房)や、かなり多めに黒みがかり繁茂した陰毛と共に、成熟したポルノ女優(彼女はハードコアセックスシーンを演じ始めた頃には30代になっていた)としての彼女の演技力を賞賛した。彼女の仕事は、基本的に膣性交、オーラルセックス、コスプレ、レズビアン、バイブレータの使用から成りたっていた。
Tabooの名声
[編集]彼女の最も有名な役は、1980年のポルノ映画『タブー・セックス/恥辱 (Taboo)』と続編の内の最初の2作で演じた近親相姦を犯す母親バーバラ・スコットであった。(4作目の『タブー・セックス 4/錯乱 (Taboo IV)』の彼女の「出演」は、ストック・フッテージからのものであり、9作目と11作目においてはセックスシーン無しの出演である。)第1作目で、パーカーは彼女の息子、ポール・スコットを演じるポルノ男優、マイク・レンジャーとセックスした。2作目の『幼愛ロリータ/タブー・コア (Taboo II)』では、ポールの親友、グレゴリー・"ジュニア"・マクブライド・Jr.を演じる若い男優、ケビン・ジェームズとセックス、3作目の『TABOO SEX/恥情 (Taboo III)』では、兄のポールと間違えてその弟のジェームズ・スコット(ジェリー・バトラー)とセックスする。これらのビデオでは、その他にも兄弟と姉妹、父と娘、母と息子のセックスが描かれている。
彼女はスペシャル版DVDの解説で、10 - 12歳の年齢差にもかかわらず、自分とレンジャーは確かにお互い惹かれ合っていたと語った[1]。
一般映画
[編集]パーカーは、ドリー・パートンとバート・レイノルズ主演の1982年のミュージカル・コメディ映画『テキサス1の赤いバラ (The Best Little Whorehouse in Texas)』の冒頭でごく短い出演をしている[3]。
ポルノ引退後
[編集]パーカーは2005年の独立系映画『Dick Ho: Asian Male Porn Star』で彼女自身を演じた。架空の伝説的アジア人男性ポルノスターについて、70年代から名の知られたポルノ女優(パーカーの他にはアニー・スプリンクル、ジュリエット・アンダーソンなど)が「思い出」を語るインタビューなどを含む、モキュメンタリーである[4]。
レスラーのミック・フォーリーは自著「Foley Is Good」(ISBN 978-0007126545) で述べたとおり、パーカーが全人生における、お気に入りのポルノスターであると語った。本によればフォーリーはイングランドで開かれたレスリング・イベントの最中に彼女の名前を口にすることさえあった。
晩年、パーカーは、ニューエイジ運動の立場からメタフィジカル・カウンセラーとして働いていた。2001年、彼女は幼年期、ポルノ映画界での経歴、経験した理解しがたい体験を綴った『Taboo: Sacred, Don't Touch』(ISBN 978-0971368408) という本を執筆した[2]。
出演作の一部
[編集]- 1977年 - 『セックス・ワールド (Sex World)』
- 1978年 - 『オープン・ポルノ/Sex Oress (Health Spa)』
- 1978年 - 『コーラス・コール (Chorus Call)』
- 1980年 - 『タブー・セックス/恥辱 (Taboo)』
- 1981年 - 『エログランプリR.T.A (Vista Valley PTA)』
- 1982年 - 『ワイセツ貴婦人 (Memphis Cathouse Blues)』
- 1982年 - 『サティスファックション/連姦 (Satisfactions)』
- 1982年 - 『幼愛ロリータ/タブー・コア (Taboo II)』
- 1983年 - 『スイート・ヤング・フォクセス (Sweet Young Foxes)』
- 1983年 - 『エクスタシー・ガールズ/ザ・快楽 (Private Teacher)』
- 1983年 - 『女子大生・ブレイク・ラーゲ (Tomboy)』
- 1984年 - 『巨大なる男とエンジェル (L'amour)』
- 1984年 - 『TABOO SEX/恥情 (Taboo III)』
- 1984年 - 『スーパー・クライマックス/女たちのアクメ (Matinee Idol)』
- 1984年 - 『ファイヤーストーム/盲愛令嬢 (Firestorm)』
- 1987年 - 『ダーティ・アクトレス/生好きの女 (Careful He May Be Watching)』
受賞
[編集]- 1983年 AFAA 最優秀助演女優賞 『スイート・ヤング・フォクセス (Sweet Young Foxes)』[5]
- 1990年 XRCO殿堂顕彰[6]
- AVN殿堂顕彰[7]
- Legends of Erotica[8]
文献
[編集]- Louis Marvin: The New Goddesses (AF Press, USA 1987):彼女のために章が割かれている。(ISBN 978-0912442990)
脚注
[編集]- ^ a b "Journey Without Clothes: Kay Parker on Taboo", interview excerpts from Taboo re-release, Gram Ponante, May 11, 2007, Fleshbot. Retrieved 2007-11-05. (注:性的な表現があります。)
- ^ a b "Taboo: Sacred Don't Touch Chapter Synopses", StarSourceOnline official site. Retrieved 2007-11-15.
- ^ 『テキサス1の赤いバラ』キャスト一覧、Internet Movie Database
- ^ Dick Ho: Asian Male Porn Star - IMDb
- ^ “rame awards list” (英語) 2008年8月7日閲覧。
- ^ “XRCO殿堂入りメンバー” (英語) 2008年8月7日閲覧。
- ^ “AVN殿堂入りメンバー” (英語) 2008年8月7日閲覧。
- ^ “Legends of Erotica” (英語) 2008年8月7日閲覧。
出典
[編集]- Milner, David (1995). “Kay Parker: America's Favorite Mom”. Cult Movies 13: 87.
外部リンク
[編集]- ケイ・パーカー公式サイト
- ケイ・パーカー - IMDb
- ケイ・パーカー - インターネット・アダルト・フィルム・データベース
- ケイ・パーカー - アダルト・フィルム・データベース
- Excerpt from Kay's book Taboo: Sacred, Don't Touch
- Biography at LukeIsBack.com
- Kay Parker Movie Club